今日はヨセミテをあとにして、かつて長期滞在していたPleasantonへの移動。欲張ればこの日も短いハイクくらいは出来ないことないんだけれど、あれもこれもと詰め込む日程も嫌だったし、到着が遅くなりすぎるとPLeasantonでの夕食の楽しみがなくなってしまうのが怖くって(笑)。
ここ、ヨセミテの東ゲート(ツヲルムンメドウ側)を過ぎてモノレイクへ行く途中の渓谷の眺め。いつ崩れてもおかしくないような断崖に道が付けられているんだけど、雪解けが済んだ直後は怖くてとても走れないところ。
「ヨセミテ2014夏-その1(初日) ぐるりバレー巡り」は
こちら「ヨセミテ2014夏-その2(二日目) 巨木の森」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その3(三日目) ドーム遥か手前で」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その4(四日目) 自転車でバレー巡り」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その5(五日目) モノパス」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その6(六日目) Lundyキャニオン」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その7(七日目) Pleasantonへ」はコレ
「ヨセミテ2014夏-その8(八日目) サンフランシスコ」は
コチラ「ヨセミテ2014夏-その9 おまけ」はコチラ
宿の脇にあるカフェでコーヒーとベーグルでの朝食を済ませて出発したのは9時半過ぎ。
この宿があるモノレイク湖畔のLeeViningという街は陸の孤島のようなところ。メインストリートである395号沿いに街があるけれど、それもせいぜい1kmくらいか? 宿で無線LANが使えるようになったのも今年からだけど、なんでも衛星回線をつかっているそうな。あまりに辺鄙なところなので有線でのインフラ整備がおいついていない、と宿の説明書にあったのにはちょっとびっくり。
東ゲートから最後の入園、「今日がラスト~」といいながらゲートの係員に入場証を見せて通過する。そう、先週の土曜日に入園料を払ったので、今日、金曜日まで有効なのだ。
昨年登ったMt.Dane、昨日あるいたモノパス、このあたりを通過し、とりあえずオルムステッドポイントに到着。
今日は火事の影響は少ないようで、ここからみるドームも割とくっきりと輪郭がはっきりしていた。が、空模様はやっぱり霞んでいる。

そのオルムステッドポイントには、火事の様子を伝える看板が出ていて、ボランティアのレンジャーが観光客にいろいろと説明をしていた。

気の利いた質問が英語で出来ないので、じっと横で耳をそばだてていただけだったけどね。
タイオガロード沿いの眺めを堪能しながら、ゆっくりと車を走らせていく。
これは一昨年に登ったMt.ホフマン。正面のメイレイクからみえるのは右側のピークだけれど、山頂そのものは左側の方。「地球の歩き方2012」では間違った説明がされてたので投書してやろうかと思っていたら、2014年版ではホフマンの写真そのものがなくなっていた。

途中の片側通行も三日前と同じように実施されていた。二箇所でトータル10分ほどの待ちで通過して120号のジャンクションであるクレーンフラットに着いた。このまま右折して公園を出るのもちょっと寂しい気がしたので、片側通行の手前にあるハーフドームのビューポイントまで行くことにした。
ここは、山肌のワインディング路の途中にあって、大きな左コーナーを過ぎるといきなり現れる、インパクト十分なポイントだ。ヨセミテに初めて来た時に、いきなり眼の前に現れたエルキャピタンとハーフドームの眺めに、ハンドルを握っていることも忘れそうになったほど。

ここも一昨年から整備が始まって、こんな立派なものが出来上がっていた
トンネルビューにあったものと同タイプのものだ。

名残惜しい気もしたけれど、留まっていたらキリがないので、「じゃ、またな」といつもの挨拶をして帰路につく。
ここからは相棒がハンドルを握ることになった。
助手席に座りながら、道路沿いの松の木を注視しつつ、松ぼっくりの生育状況を確認する。そう、あのパインツリーが群生していて車からでも視認できるほど、バナナが2本連なってなる様に、枝の先端から垂れ下がっている。そいつを走行中の車から激写すべく、撮った枚数50枚くらい(笑)。半分くらいは手ブレで削除の羽目になったけど。

これでだいたい25cmモノくらいだと思う。まだ小さいと色が白っぽいからすぐわかる。これが緑から徐々に茶色がかかってくるとポロっと木からおちるらしい。にしても、こんなのが道路脇で、しかも頭上近い所に延びた枝から生えているわけだ。車の上に落ちてきたら、多分屋根がちょっと凹むんじゃないか、と思う。もっとも、落ちた松ぼっくりもうっかり踏んづけたらハンドル取られるかもしれない・・・。
公園北西ゲートに到着。ここには150年を祝う記念の旗が大きく飾られていた。

ゲートを過ぎたところでいったん車を停めて写真撮影。ついでに松ぼっくりも撮影^^

一路Pleasantonへ。ちゃんと道も覚えてた(笑)。
マンテカの手前の長~い直線路と脇のナッツ畑。見渡す限り延々と続いていている。

このあたりは、ナッツとビスタチオの木が多い。夜中にこっそり下に落ちているやつだけ拾っても、お土産には十分すぎるほど収穫(?)できそうだな、とは思うけど、まだ一度も実践したことはない^^;
一つ手前のICで降りてWalMartで買い物をして、いつものBestWesternにチェックイン。
二年連続で同じフロント係りにあたったけれど、彼はその日は居なかったようだが、この日担当したフロントににーちゃんもやはり日本に行ったことがあるらしい。で、同じような質問をされた。「日本のどこから?」と。
こちらも同じように「カワガワからだけど、知ってる?」とあえて聞いてみたら、「おー、知ってるよ、おれ、ヨコスカにいたからさ」。どうやら彼も軍人経験者だったようだ。
「おまけ」のところでも触れる予定だけれど、今回の旅の中で、いろいろ「コストダウン」してるのか?という場面に遭遇したんだけれど、ここBestWesternに関してはそれが当てはまらなかった。ベッド・ベッドカバーを始め、室内の調度品も一新されていて、少しグレードアップしたような雰囲気を出していた。テーブルも頼りないグラグラ4本足のものから、しっかりとした作りの”デスク”に変わっていた。

最終日までヨセミテ園内にぎりぎりまで居ることにこだわらなかった理由の一つがこれ。
はい、ベトナム料理のPho(フォー)。

Pleasantonのダウンタウンにあって、こっちで仕事をしていた時は週に一度は行っていた店で、あの独特の癖のあるスープと、タイバジル、パクチーの香りが絶妙なのだ。せっかくこっちに来たからには、これを食さずには帰れない、というほどのもの。西海岸(サンフランシスコに居て、もっとも印象に残っている食べ物がベトナム料理ってのも笑えるけどね。
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- 2014/10/05(日) 17:16:48|
- ヨセミテ
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