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ヨセミテ国立公園周辺 旅行

ロシアトンネルキャンプ-その2

というわけで、トンネルのより効果的な利用方法について自分なりに思ったことを綴ってみようと思う。

ロシアトンネルキャンプ-その1はコチラ

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ウインドトンネル、もうどのくらいの時間入ったかなぁ・・。
初めて入ったのが2001年、フロリダ・オーランドの施設で、秋田で開催されたワールドゲームスにJ-Blade DPのカメラマンとして合宿に行った時。その後、2003年の世界選手権前(カメラマンとして)の合宿、2005,2006年のShootingStarでのエルシノア合宿でペリスのトンネルへ。マレーシアに行ったのはあれ、2004年だったけな?(苦笑)。そして昨年のシンガポールと続き、今回のロシアで6回目か。これだけ入っててもまだまだ足りないことだらけだなぁ、と思うのはやはり練習の仕方・取り組み方に問題があったからと思わずにはいられない。

思うにああいった施設の最も効果的な利用方法は?というと、やはり「基礎の反復と習得」に尽きるのではないかと。通常のフリーフォールよりも長い時間体験出来ること(1セッションが90秒だったり120秒だったり、とそれはマチマチだけれど)、短い間隔で反復練習が出来ること(ジャンプなら最低でも30分は空いてしまうからね)、目の前で体の使い方を矯正してもらえること等々。

中に入るとあれこれいろんなことをやりたくなってくるのは人の常。はやく誰かと一緒に入ってまニューバーをやりたいな、とか、3wayや4wayもやってみたいな、と思うのは仕方のないこと。が、上手な人たちがやっているように自分が出来るようになるためには、表面的な部分だけでなくその基礎をしっかりとマスターすることが一番大事なこと、まさに「急がば廻れ」なのだ。

たとえば、ターン一つとってみても、ブレずに廻る、正確に停止する、ブレずにビタっと止まる、左右同じように廻る等、課題を挙げれば多々あるわけで、こういったことが出来るようになるにはまず正しい体の使い方をマスターするのが重要。そのためには徹底した反復練習が最も効果的なのだ。

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少々手前味噌になるけれど、今回のキャンプで自身の課題として挙げてみたのが「アップダウン」。最終的には4wayでのバーティカルの動きをもっとスムーズにしたいという目標があって、じゃあその為の基礎を徹底的に見直してみようか、と思い至ったわけ。1クール90分を8人程でシェアするけれど、2クール分はとにかくアップダウンだけを徹底的にやってみようと思った。

身体全体を使ってより速く、一部だけを使って効果的に、そんなことを思い描きながらアップダウンを繰り返していると、ここでもう一つ、トンネルの最大のメリットの一つである「目前でのコーチ」を享受することになったのである。そう、無くて七癖、漠然とだがいっぱいあるんだろうな、という想いを抱いていた悪い癖をコーチがズバリと指摘してくれたのだ。

すぅっと中に入ってきて、人差し指を一本たてて左右に振る、「チッチッ、足を伸ばすんだよ、Upの時は」。そんな仕草に従ってやってみるとおぉ!! さっきよりもずっと速くアップするのが体で感じられる。さらに「もうちょいね、膝を外側に開いてガニ股みたいにしてごらん、こんな風に」とのアドバイス。ふむふむ、こうね・・・、ありゃ違うなぁ(ヘルメットの奥で苦笑)。苦戦してるとコーチも一緒にフライングしてくれてすぐ横で見本を見せてくれる。うまくいくと、ほぉぉぉ! 目からウロコとはまさにこのこと。さらに、「両手はね。体軸の延長になるように伸ばさなきゃ。アタマより下にいっちゃダメよ。で、両肩をややすぼめるような感じで丸くなってごらん」→ おぉぉぉぉぉ! 

都合3点ばかりの指摘だったけれど、この三つがうまくハマった時には気持ちいいくらいのスピードと軽快さでアップすることができたのだった。もちろんたった数回のセッションでマスターできるわけではなく、二つできると一つが疎かになり、というようなことが続いた。このあたりを矯正するのが、「徹底的な反復」練習なのである。いわゆるマッスルメモリーというやつ。とにかく一通り出来たかな、と思ってもそこで止めずに、完全に自分のものにすべくとにかく反復を繰り返すことだ。

トンネルに入ったコーチも心得ているもので、コイツはあれを練習していたんだな、というのをだいたい覚えていてくれている。だからこそ反復練習が役に立つのだ。フリーフライメンバーと一緒に入っているとつい自分もバックフライもやってみたいなぁ、という誘惑に何度か駆られたけれど、そこはぐっと我慢。とにかく初心に返ってバカの一つ覚えみたいにアップダウンを繰り返していた。

そんな風にして迎えた2クール目。別のコーチがダウンの時の異なる体の使い方を教えてくれた。今までは手足をたたんで体を反るだけだったけれど、もっと積極的にダウンする方法があったのだ。それは、膝をぐいっとお腹の方に引き寄せる方法。横からみたら、小さなお皿の様相から、鋭いVの字の形状にもっていくことになる。これは両足でも片足もいいけれど、片足の場合は膝を入れていないもう片方の足をピント延ばして反ることがポイント。さらに顎をあげて状態を反ることも忘れないように。ダウンの時には得てして真下に視線が行きがちで、そうなるとつまり顔が下向き=抵抗になってしまう。初めのうちはバランスをとるのに苦心したけれど、これがハマるといやぁ、速いの何の! 

うまくできるようになるとコーチも面白がってきたようで、一緒に中に入ってきてコントローラに何やら指示を送ると周囲の雑音が大きくなり始めた。そう、風速をあげたのだ。通常は185km/h位で飛んでいたのがどんどんあがってついんは220km/hあたりにまで到達。この状態でコーチと一緒にチャンバーの上部までアップし、そこから膝を入れて一気にダウン! これがうまく行くとまぁ気持ちのいいこと! 。おそらく手足をたたむだけの方法だとダウンさせるのも一苦労する速度だったと思う。この技を使えばノードローグのタンデムにもついていけるかも!?

そんな練習を2クール分繰り返してかなりアップダウンのコツが染み込んできたかな、という感触を得ることが出来たその後、2wayでのサイドボディ→バーティカルで逆サイドボディの動きがとてもスムーズに行くようになったのを実感することが出来た。まだ数回に一度は失敗することもあるし、完璧にマスターしたとは言えないけれど、その基礎的な体の使い方についてみっちりと練習したことは大きな財産になった、とはっきりと実感できたのだ。

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トンネルで練習した成果を早くリアルエアーで試してみたいなぁ、と思うのは皆同じ。
が、ちょっと待って。かっこいいとこ見せようとか、成果を披露しよう、なんてことは頭から取り除いた方がいいです。周りからも「おーし、ほんじゃトンネルの成果を見せてもらおうか」なんて言われることも多いと思うけれど、それらのセリフはやんわりとスルーしましょう(自分もかつて言ったことあったっけなぁ・・・・)。トンネルとリアルでの最大の違い、それは自分自身が落下して風の抵抗を作り出していること。最初の一本は「あれ、こんなに風がゆるいんだ」と戸惑うこともあるかもしれない。そう、リアルのジャンプは本当に風が緩いんです。そんななかでトンネルで飛んでいたように手足をエイや!とばかりに動かしてもウンともスンとも動きゃぁしない。あれだけアップがスムーズに出来るようになったのにビローから復帰できないなんて・・・、ということもあるかもしれない。

そう、その風の違いを念頭において、トンネル後のリアルジャンプは『とにかく丁寧に』飛んで欲しい。フリーフォールの感触をしっかりと確かめて、最初はゆっくり、抑え気味に飛ぶことをお薦めしたい。ここで焦ってバタバタすると、せっかくトンネルで身につけたものが台無しになってしまう危険も孕んでいるのだ、といっても過言ではない。トンネルに慣れるまで少し時間がかかったように、リアルのフリーフォールに慣れるまでも多少時間はかかるものだ、と思っていてほしい。

成果なんてものは知らず知らずのうちに身についているもの。なんたってあれだけの時間を短期間のうちに練習に費やしたんだから。何本目かのジャンプの後にきっと「おぉ、上手になったねぇ」と言われることがきっとあると思いますよ。

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  1. 2013/02/23(土) 13:29:09|
  2. スカイダイビング
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