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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

鳳凰三山-その1

11月の月始め、鳳凰三山に行ってきました。
去年、紅葉を狙っての山行きを計画していたんですが、あいにくドンピシャリで出張が入ってしまい中止に。
今年は10月末に狙っていたものの今度は雨予報のため延期。一週間延期したこの日・月も、月曜がどうも怪しい天気・・・。縁がないのかなぁ、と思っていたけれど、モブログでアップしたように結果的にはバチが当たるんじゃないか、って位の好天に恵まれました。

20121104-01.jpg

この写真は、車中泊した韮崎の道の駅から、日曜日の朝撮ったもの。今回のメインである地蔵岳のオベリスクまでくっきりと! 久しぶりの車中泊ゆえの寝不足もなんのその、一気にテンション上がってきたのです。

鳳凰三山-その1はコレ
鳳凰三山-その2はコチラ
鳳凰三山-その3はコチラ

冒頭の写真の右端のあたりを拡大してみたのがこの写真。突き出た岩が見えますが、これが地蔵岳山頂のオベリスク。
20121104-02.jpg
このオベリスク、麓からもしっかりと見えますし、中央高速を走っていてもわかるんです。が、山に興味がなかった頃は、そんなものがあるとは露知らず。

さらには、このあたり、1990~1992年頃はしょっちゅう来ていた場所。そうジャンプを始めた韮崎のDZのすぐ傍なんです。しかもこのあたりの山域は、キャラバンで上昇中にしょっちゅう眺めていた場所。興味がないものにはなかなか目が向かないとはいえ、あの頃、山に興味があったなら、「あのオベリスクの麓にランディングしたら楽しいだろうなぁ・・・」なんてことを考えていたに違いない・・・・、そんな空想についふけってしまう、自分にとっては想い出深い場所なのです。

とまぁ、いつもの山行記よりも前置きが長くなりましたが(苦笑)、今度はこちら。これも道の駅から撮ったもの。
今回歩いた場所がほぼ見渡せるんです。
20121104-03.jpg

その歩いたコースを描いてみるとこんな感じに。
20121104-03-02.jpg
水色の丸印がおおよそのスタート地点で、ぐるり一周するようなコース。ただし、登りはほとんど沢沿いなので、実際に歩いたコースは麓から見えてません。

スタート地点は青木鉱泉。
実はここに到達する林道の入口が地図を見てもよく分からず、まぁナビで入れれば表示されるだろ、とタカをくくっていたら、なんとうちのナビ(10年前のものなんで・・・)、「案内不可」と出てしまいました。よく見ると途中の林道の表示がない・・・・。ガイドブックに添付の地図を見ておおよその当たりをつけ、あとは標識が出てるだろ、との根拠のない判断で向かうと、無事標識発見。

所々悪路の林道、所々妙にきれいな舗装路を走ること40分あまり、無事駐車場に到着。
なんとか予定通りの8時には出発です。

この日はドンドコ沢沿いの道を上がって鳳凰小屋まで、のおよそ5~6時間、標高差1500m程の行程。
途中はほとんど展望ナシ、見所といえば麓あたりに広がっている紅葉くらい。それでも新鮮な落ち葉(っていう表現もちょっと変ですけど)を踏みしめながらの山道歩きもなかなかオツなもんです。

見上げれば日に照らされた紅葉の葉が見事。急登の疲れを癒してくれます。
20121104-04.jpg

こんなえぐれた所をじぐざぐに登っていくことも。これ、写真で見るとたいしたことないように見えますが、実際には相当の斜度があるんです。
20121104-05.jpg

これは南精進の滝。このコース沿いには落差が10m以上ある大きな滝が計4つ。鳳凰の滝だけはコースからやや外れているのでパズ。あとの三つはコース沿いといってもいい感じなので、是非立ち寄ってみるといいでしょう。夏場だったら水遊びがてらの休憩もいいかもしれません。
20121104-06.jpg

もう枯れる寸前。ナナカマドかと思いきや違いましたね。
20121104-07.jpg

途中、いくつも沢を通過。どでかい岩が鎮座してます。
どの位の大きさ??
20121104-08.jpg

このくらーい、です(笑)。
20121104-09.jpg

標高も2000mを過ぎると周辺の木々もやや少なくなって、周囲を見渡せる位になってきます。
ふと後ろを振り返ってみると、稜線の向こうにはくっきりと富士山が! やっぱり山登りに富士山は欠かせません。
20121104-10.jpg

五色の滝を過ぎてしばらく歩くと、急坂も終わり。やや視界が開けた沢に出ると、前方には地蔵岳の勇姿が飛び込んできました。
20121104-11.jpg

ここからは緩やかな道が続き、20分ほどで本日の宿である鳳凰小屋に到着。
小屋も今日・明日で常時営業は終わり。最後の週末を過ごそうと、昨晩は40人ほどの宿泊者で賑わったそうです。
20121104-12.jpg
休憩込みで青木鉱泉から5時間半で到着。まぁまぁのペースだったかな。

木屋締めのため(かつ冬季に入るため)、小屋の前にある水汲み場はクローズしていたので、そこに水を引いている沢に水汲みへ。朝晩は氷点下になるため、ご覧のとおり氷がついていましたね。
20121104-13.jpg

小屋の入口脇に「御座石方面へ5分ほど歩くと富士山が見えますよ」の看板があったので、どれどれ、とばかりに行ってみることに。この5分の時間はほぼ正確。そこには裾野までくっきりと見える富士の姿があったのです。
20121104-14.jpg
もうちょっと早く気がついていれば、持参のお絵かきセットを持ってここでコーヒーを飲みながらサラサラっとペンを走らせることが出来たのになぁ・・・。ま、それは次の機会に(笑)。

そろそろ日没も近くなった頃、明日行くであろう地蔵岳のオベリスクを眺めつつ、「あーした天気にしておくれ~」と祈らずにはおれませんでした。
20121104-15.jpg
午前中はなんとか持ちそうだけど、午後からは崩れるかも、という予報。
晴れならば、朝の陽を浴びたオベリスクが輝く様子を基部から眺めてみたいなぁ、などと思ったりするけれど、そのためには日の出1時間以上前に起きなければならない。今回は諦めざるを得ないな・・・・。

結果的には、小屋での朝食を抜いてでも早立ちして見る価値があったろうなぁ、と思える天気に恵まれたのは皮肉なモンです。

つづく。

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  1. 2012/11/09(金) 22:29:09|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:3
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コメント

何枚かの写真には、「お~!懐かしい!!」(^^)
それにしてもお天気が良くてよかったですね~!!

奥様が「なかなか大変コースだった」と言ってたのですが、確かにこの周回コースはキツそうですね(^^;
夜叉神からは距離は遠いけれど、スキップ出来るような楽チン道でした~南御室小屋も部屋が個室っぽいのと料理がお勧めです(*^^*)

あと、中央高速から見たオベリスクと、ランディング・・云々の所、全く同感です(笑)
  1. 2012/11/10(土) 12:44:44 |
  2. URL |
  3. whitebird #-
  4. [ 編集]

お決まりの「このくらーい」ありがとうございます・笑

クオリティーの高いお絵かきも次回期待してます(^^)/

落ち葉を踏んで歩く時の音が、冬が来るな~って実感をさせてくれますね。
  1. 2012/11/11(日) 17:41:22 |
  2. URL |
  3. タカコ #-
  4. [ 編集]

whitebirdさん:
リベンジは代わりに果たしておきましたよ^^

二日目は1800mの標高差を一気に降りなければならないので、そこが一番キツイかな。

タカコさん:
今回はお絵かきは「無し」・・・・。
理由は「寒いから」(笑)

暖かい時じゃないとお絵かきは無理だ、ということに今更ながら気がついた次第^^、次回作はきっと春~。

  1. 2012/11/11(日) 20:20:52 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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