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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

ヨセミテ2012夏ーその7

6/27(水)
今日は、マウントホフマンへ登ります。

20120627-01.jpg


Mt.ホフマン、
タイオガロード(120号線)に近いメイレイクを経由して、トレイルヘッドから2時間程度でアクセスできる、標高3300m余りの山。広大なヨセミテ国立公園のほぼ中央、いわば”へそ”に位置する・・・
山頂からは360度の広大なパノラマが楽しめるが、バレー付近からは見ることが出来ない北側の山並みも一望できるのが特徴・・・

こんな紹介文を見たら一度はいってみたくなるというもの。
それに、タイオガロード周辺はまだまだ未開拓の場所が沢山のこっている。そんな中でも、ここホフマンは眺望の良さに憧れていた場所の一つである。

ヨセミテ2012夏ーその1(出発)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその2(空港~ヨセミテ入り)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその3(SnowCreekトレイル)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその4(Panoramaトレイル)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその5(ヨセミテの夜空)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその6(自転車でヨセミテ)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその7(Mt.ホフマン)はコレ。
ヨセミテ2012夏ーその8(Mt.デイナ)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその9(またね、ヨセミテ)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその10(SFダウンタウン)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその11(おまけ)はコチラ
ヨセミテ2012夏ーその12(おまけのオマケ)はコチラ

120号線を東ゲートから入り、オルムステッドポイントを過ぎて2マイルほど走ると、メイレイクへ向かう道がある。あまり舗装状態のよくない道路らしいが、ここを通ってトレイルヘッドの駐車場までいけば、あとは40分程でメイレイク。メイレイクからは目測だが2マイルもないであろう距離。この日は往復でも5~6マイル程度の軽いハイク、鼻歌交じりでのんびりいけばいいか、などとのんきに構えていた。

実は昨日、バレーを出てリーバイニングに向かった時に、メイレイクへ行く道の分岐を通っているのだ。その時に工事用のパイロンが置いてあり、車が入れないような措置が取られていたのを目にしているはずなのだが、その時はなんとも思わなかったのだから、不思議というか、大ボケというか・・。おそらく眠気と必
死に戦ってハンドルを握っていたんだと思うが。

いくら短めのハイクとはいえ、やはり早出早立ちが鉄則の山登り。天候の具合からも雷雨の発生はまず心配なかったのだが、それでも早めの出発で、120号線からの分岐には7:40分頃に到着。はやけりゃ午前中には戻ってきちゃうかもな、と、この時点では撮らぬ狸のなんとやら。

昨日も見た同様の光景、分岐点にはロードコーン、その間に渡された紙テープ。一目見て「進入禁止」とわかる作りが目の前に展開されている。しかし何故かその内側に置かれた数台の車、あきらかにハイカーのものだ。

つまり、なんらかの工事が行われていて、これ以上車では入れない、ということなのだ。幸いなことに200mほど手前には車が10台ほど止められる駐車スペースがあったので、とりあえずそこに止めて、あとは歩くことにした。120号線の分岐から入るはずだったTHまではおよそ2マイル(3.2km)。今日もおまけの往復4マイルがめでたく(?)加算された、というわけです。

下の地図で言うと、左下の紫のマル印が120号線からの分岐点。中央のマルがメイレイクへのトレイルヘッド駐車場。この分だけがオマケです。
20120627-00map.jpg

分岐点にいた見張り(?)のおっちゃんに聞いてみると、工事はTHの駐車場で行なっているとのこと。金曜日には終わるよ、と教えてくれたけどね。

その通行止になっていた林道を歩いていくと、下の写真に写っているような工事用のジープがいったい何往復してたことか・・・・。荷を運んでいるでもなし、なんだか暇つぶしに遊んでいるとしか思えないような感じだったけれど、「乗っていくかい?」の一言はついに発せられることはなかった・・・。
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道端にはこんな風に緑濃いバイケソウも見られる。左側には小さなクリークが流れているのだ。
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ここが工事中のTH(トレイルヘッド)駐車場。メイレイクの湖畔にはキャンプサイトもあるため、この駐車場はかなり大きかった。
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トイレを済ませて、メイレイクへのトレイルを行く。湖の手前でやや急な上りはあるものの、概ね緩やかな上りの、比較的楽なトレイルだ。周囲には結構花が咲いている。ここにも去年、イーグルピークに行った時にみかけた「ヨセミテコマクサ」(名前はウソです^^)が沢山咲いていた。
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らたらと目立つ、この二つのピーク、これがホフマンでないことは先刻承知だが、つい被写体にしてしまう。それくらい存在感のあるピークなのだ。白い岩肌と青空の対比がとても美しい。
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途中でみかけた花です。
黄色が多いのはここでも偶然か・・・?
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その手前の小高い丘を超える時、向こうにハーフドームの姿が見えてきた。
どこにいても、ハーフドームの姿が見えると嬉しいもんです。
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あっちこっちで写真撮りながら歩いていたけれど、距離は1.2マイルほど。40分でメイレイクに到着。
先ほどの双子ピークが湖面にくっきり。何枚写真撮ったかな?(笑)。ただ、少し藻が浮いていたのが残念。
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ここからは湖を正面に見て、左手に伸びているトレイルを進んでいく。
岩がすぐそこまで迫ってきていて、急に別世界に足を踏み入れたかのような錯覚に陥る。
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と思ったけれど、意外と緑が多いんだ・・・。後で判明したけれど、この木々の下にはクリークが流れているのだ。水の力って偉大、と改めて思う。
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ヨセミテ歩きの鉄則、「5分歩いたら振り返る」、さすれば絶景そこにあり。
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帰路には同じ景色をおがめるけれど、正面に継続的に見る時と、振り返った時に見るのとでは、受ける印象がまるで違う。こんなのも、ヨセミテならでは、の楽しみなのだ。

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クリークを流れる水のおかげで、こんな可愛らしい花も咲いていた。チングルマそっくりです。
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やや平坦な所に出ると、そこには湿原が広がっていた。そこに流れの源である湧水発見。こんな風に湧き出ているところがいくつもあった。
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目指すピークのホフマンじゃないけれど、だいぶ近づいてきた感じ。空の青さも益々濃さを増してきた様だ。この青さ、これもヨセミテならでは、のもの。
20120627-16.jpg

このあたりにも松ぼっくりはあったけれど、小さいものばかり・・・。
このぐらい・・・、しかない。
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中間部のなだらかな所をトラバースするように抜けると、正面に例の2つピークが見えて来る。これから真正面に見ながら、この斜面を上がっていくのだ。木が途切れているあたりから左方向に向かうと、陰に隠れているホフマンのピークが見えてくるらしい。
20120627-18.jpg
トレイルは所々不明瞭だが、よぉく見ると人が多く歩いた跡がわかる。いちおう、そのあとをたどって歩いたほうが歩きやすい。

こんなカラッカラの岩肌にも健気に花が咲いてるんですね。見るとどれも乾燥に強そうに見えるから不思議だ。
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そろそろ火あり方向へのトラバース地点。あの向こうに何が見えるのか、とってもワクワク~。
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振り返ると、ハーフドームはもう随分下に見える。
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ん? 稜線の向こうに何か岩峰群が見えてきた、あれか・・・・?
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少し歩くと広い緩斜面に出た。左手にずっと広がっているが、ガスにまかれたら間違えて踏み込んでしまいそうだ。植生保護の為が、間違って入り込まないようにする為か、は分からないが、AreaClosedのサインが立っている。
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その緩斜面の先にアンテナの立っている頂きを発見!
あれが目指すマウント・ホフマンの山頂だ。
(拡大してみると、正面の岩のてっぺんに、細いアンテナが見えます)
すぐ近くに見えるけれども、これも錯覚か、5分位で到達すると思ったが、実際には15分以上かかったと思う。
20120627-24.jpg

その山頂から連なる”馬の背”には、ごらんのような奇岩がずらり。
長年の風化による自然のいたづらは、なかなか面白い形に岩を削り取っている。
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最後の頂の麓からアンテナのある山頂までは50m弱の岩登り。近くでみるとずいぶんごっつい岩だ。このあたり、ハーフドームやクラウズレストの山頂で見たような、テーブル上の平べったい岩を積み上げたような作りをしている。見た目よりもずっと登りやすいが、稀に段差の大きい処があり、そこを乗り越える時だけ少々緊張した。というのも、こういう大きな段差を越える時に足が攣りやすいから(苦笑)。
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ルート選択があまりよくなかったのか、やや段差の大きな所に遭遇。
一応大事をとって、ザックをデポしカメラだけ持って山頂へ向かう。

地図を見ればわかる通り、ホフマンの北側はスパっと切れ落ちた断崖になっている。山頂のアンテナ付近を断崖のヘリから撮るとこんな感じ。その落差、ゆうに500m以上ありそうだ。
20120627-27.jpg

11時35分、山頂に到着。
山頂は、幅が5~7m位あり、北から南に向かってなだらかに傾斜していて、下から見上げた時に感じたよりもずっと広い。これなら頑張ってザックを持って(=コーヒーセットと共に・・)上がってくればよかったな、と少し後悔。

話に聞いていた通り360°の大展望が広がっていた。
ハーフドームの山頂と違って、ここは一番高い部分は6畳ほどのスペースしかない。なので、その”ぐるり大展望”感の迫力は、これまで登ったどの頂よりも満足度の高いものだった。

ではその山頂からの眺めをどうぞ。
ドームを中心とする南側。
20120627-28.jpg

右上に延びるトレイルが見えます?
西側のキレ落ちた断崖絶壁。
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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ほぼ中央に見える最も高い山(やや茶色がかっている)が、明日登る予定のマウント・デイナ、です。

これは馬の背にある奇岩群のひとつ。
何かの動物の顔にみえますね。
20120627-30.jpg

こちらは、ETそっくりじゃありません?
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動物というよりは、太古の昔にヨセミテに降り立った宇宙人か!?(笑)。
なんてことを考えてしまうけれど、人工的な物音が一切聞こえない、静寂そのものの空間に身を置いた時にこんな不思議なものを見てしまうと、想像力が掻き立てられるのかもしれない・・・。

表面の風化具合や割れ方を見ていると、モニュメントバレーの尖塔群を思い出す。あちらは海底の堆積物が地上に隆起して、長い年月を経て風化したものだが、これらももしかすると、溶岩の上の堆積物の名残なのかもしれない。

ちなみにこの”ET”岩、かなり目立って突起していて、麓からでも判別が出来るほど。

標高が高いせいか、吹き溜まりと思しき個所にはまだ雪が残っていた。これを見て相棒が喜ばないわけない。今年の雪の少なさでまず無理だろうと諦めていたけれど、ミッション敢行、とばかりにヨセミテでの雪だるま第一号の製作。
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この為、山頂直下でのランチ&コーヒータイム後、早々に降りて行った相棒、一方の私はしばしその場に留まって、ぼんやりと廻りの景色を眺めていた。ずっとみていても飽きない景色が周囲をぐるりと囲んでいる。こんなところでキャンプして夜を明かしたら、もう社会復帰出来ないかも(笑)。

こんなところに餌があるのか?と思うけど、マーモットも随分多いようだ。
20120627-33.jpg

名残惜しいけれども、下山の時刻が迫ってきた。
途中の緩斜面を何度も振り返りながらその度に写真を撮る。フィルムの無駄使いとからかわれようがそんなことはお構いなしだ(笑)。

ホフマンのピークが見えなくなると、目の前には双子ピークの斜面が現れる。改めてみると、なかなかの斜度だ。こんな所をスキーで滑って降りたらさぞかし気持ちいいだろうなぁ。
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この斜面のとりつきあたりで、ふた組の家族連れとすれ違った。挨拶すると「山頂までどの位ある?」と聞かれたので、だいたい一時間半位かな、と答える。時刻は2時前、子供連れでのんびり上がっても往復で4時間弱とすれば6時過ぎ、メイレイクでキャンプしているだろうから、まだまだ明るい、余裕の時間だ。

メイレイクが見えるクリークの脇まで降りてきた。湖の青も一層濃さが増しているように見える。
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湖畔で小休止して、トレイルヘッドへ向かう。
この花、朝のうちは茎が寝ていて地面にペタっと張り付いているのだが、太陽が昇って日中になると、こうやってむくっと起き上がっている、という不思議な花。去年同じようなのをセンチネルドームのTHパーキング付近で見かけたなぁ(その時の写真はこの記事の最後の方にあります)。
20120627-36.jpg

THに近づくと工事車両の音が響いてきた。もう工事も終盤に差し掛かっているのは事実の様で、確かにこの週末には再オープンしているかもしれない。

さて、残りはおまけの林道歩き。総じて下り道だけれど、まぁこれが長く感じること! 行きは初めて通る道なので、周りの景色も珍しさもあって気が紛れたけど、帰りとなるとあまり見向きもしなくなっていた。

その途中で後ろを振り返ると、林道の正面にホフマンが見えていたではないか!
画面ほぼ中央に、奇岩「ET」が見えていた。これは肉眼でもはっきりと認識出来た(拡大するとよくわかります)。が、さすがに山頂にあるアンテナまでは見えませんが・・。
20120627-37.jpg

7:00宿出発

7:55 120号線分岐 ー 9:00 メイレイクTH 9:04 ー 9:44 メイレイク 9:55 ー 11:40 Mt.ホフマン 13:15 ー 14:15 メイレイク ー 14:50 メイレイクTH ー 15:27 120号線分岐

歩行距離:10マイル(約16km)
歩数:28700歩

おまけ
最初に載せた地図で、右にもう一つマル印があります。ここはオルムステッドポイントとテナヤレイクの中間の、とあるトレイルヘッド(小さいけど駐車スペースあり)。そこからメイレイクのトレイルヘッド(中央のマル印)まで点線がつけられている。そう、これはトレイルのサイン。僕らが歩いた林道よりもずっと
近道。これ、宿に帰ってから発見・・・・。
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  1. 2012/07/14(土) 22:29:09|
  2. ヨセミテ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

おまけ…(笑)
でも長く歩いた分、景色をたくさん楽しめましたよね(*^^*)
  1. 2012/07/15(日) 10:07:08 |
  2. URL |
  3. whitebird #-
  4. [ 編集]

メイレイクの青さがとってもキレイです。

ここから離れるのが名残惜しいのは何だか分かる気がします。

ヨセミテコマクサ・・・笑
  1. 2012/07/15(日) 21:41:49 |
  2. URL |
  3. タカコ #-
  4. [ 編集]

whitbirdさん:
景色楽しめるのは片道だけ^^
帰りはもう「120号線まだかな?」とばかり言ってましたもん。

おnタカコさん:
湖の青さ、空の青さ、どれも日本ではなかなかお目にかかれない色なんですよね。少しでもその雰囲気が伝えられたらいいなぁ。

知らない花の名前、全部「ヨセミテ○○」ってつけてました(笑)。
  1. 2012/07/15(日) 22:42:38 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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