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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

立山・剱-その2

では、その2、剣岳登頂編です。

立山・剣-その1(室堂~剣山荘)はコチラ
立山・剣-その2(剣岳)はこれ
立山・剣-その3(別山~真砂岳~富士の折立~大汝山~雄山~室堂) はコチラ
立山・剣-その4(室堂散策)はコチラ
立山・剣-その5(星空編)はコチラ

午前4時起床、湯を沸かし、お茶を入れ、前夜に受け取った朝食のお弁当の一部を腹に入れ、日ノ出前の5時に出発。はやい人たちはもう4時には宿を出発しているようだけれど、ガレた岩場をヘッドライトで登りたくないし、第一落石なんて憂き目にあいたくないですから(自分が引き起こす可能性も高いですし・・)

ちょうど一服剣の手前で御来光に遭遇。雲の合間からオレンジ色に染まった太陽が、その輪郭をくっきりと浮かび上がらせて周囲の空を染めながら、恍惚とした輝きを伴って少しずつ姿を現してきました。中央に見える頂は鹿島槍?
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5:05 剣山荘発 - 5:35 一服剱 - 6:25 前剣 - 6:56 平蔵の頭手前 7:07 - 8:05 剣岳山頂 9:05 - 10:05 平蔵の頭過ぎ 10:20 - 11:35 一服剱 - 11:54 剣山荘 13:30 - 14:00 剱沢小屋
前方に見える一服剱。岩場をトラバースして稜線の南側を進みます。ガスってたらほんと道わからなさそう。
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その一服剱を超えると目の前に立ちはだかる剣岳!
じゃなくて、まだこれは前剱。この時まだこれが剣岳だと思っていた私(苦笑)。
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前剣へのアクセスにいったん100mほど下りますが、コルの稜線上にはトリカブトの群生が怪しい紫色を花って咲き誇っていました。
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前剣のガレ場を登っている途中で振り返ると、一服剱が朝の太陽を浴びて輝きを放っています。
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前剣のガレ場をガシガシ登っていきます。このあたりも浮石多く、落石を起こさないように慎重に。
先頭はサブザックで身軽になった相棒。昨日とは同一人物とは思えないほどの身軽さで、岩場をするすると登っていきます。まるでサルのよう・・・・(笑)。見栄張ってデカザックに不要なものを持ったままのワタクシは、しばし離されること数回。
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大岩の横を抜けます。なんとなく稜線も近いかな、と思ったけど大間違い(苦笑)。
今日は空気が妙に澄んでいるようで、このあたりまでくると見上げた先の青空の濃さがまるでヨセミテで見たそれとそっくりでした。紺碧の青に灰色の岩場のコントラストが気分を盛り上げてくれます。
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落ちてきたら嫌だなぁ、と思える槍岩(勝手に名付けました)。
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西方面の眺望が開けた所で、おや? あれは「影剱」でしょうか。
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ようやく前剣の稜線が見えてきました(まだこの時はコイツが前剣にすぎない、ってことに気がついてません・・・)。
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ようやく稜線に立ち、「あと少しだぁ」と思っていた時に目に入った光景。この時になってやっとここが前剣だってことに気が付きました。なんだか一服剱を越えた時に見えた光景と似ているので、一瞬「すごろく現象(スタートに戻る)」にやられたかと思った位。
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時計をみたら出発してまだ一時間余り、そんなに早くつくわけないよなぁ・・・・(苦笑)。

雲海に浮かぶ山々が幻想的です。
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前剣の門? 小さな梯子を渡って鎖に沿ってトラバースして岩を廻り込みます(クリックして拡大すると、草来にとりついている人が見えます)。
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剣岳本体が迫ってきました。もうあと少しです。まだこのあたりは植物の緑が目につきますね。写真左からの稜線の南側(右側)を歩いていきますが、ここらも結構おっかない場所があります。
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平蔵の頭の手前に大きなケルンのある、少し開けた場所で小休止+腹ごしらえ。残っていた朝食弁当+熱いお茶で一息つきます。この間にツアー登山でしょうか、おばさんの団体(5人x2グループ)に追い越されました。
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この休憩場所から少し歩くと、平蔵の頭を超える鎖場が見えましたが、さっき追い越された団体さん達、この鎖場を越える際に、カラビナ&ロープで鎖に確保しながら、だったので結構渋滞してました。まぁ安全確保のためなので、時間がかかるのはしょうがないんでしょうけど、一番下のセクションの鎖にカラビナひっかけてどうすんの?って素朴な疑問がわいたのも事実。鎖に通せばOKってもんでもないでしょうに。
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もう一枚。これは同じ場所ですが、青いジャケットを着た人が左下にいますが、その人のすぐ上に鎖が延びています。こちらは下りルートの鎖です。
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ここを過ぎた所で、安全のため自身のカメラはザックに格納・・・、少々無念ですが。
ということで、以降山頂での写真までは全て相棒のコンデジによる写真です。

ここが上の写真の鎖の取りつき個所。足場用に杭が打ち込んであるので見た目ほど登るのは難しくはありません。
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で、ついにやってきましたよ、「カニのたてばい」へ。クリックして拡大してみると、中央やや右付近に数人人が貼りついて登っているのが見えると思います。まぁ、よくこんなところに鎖場通したモンです。
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ここに着いた時に、先行していた先ほどの二組の団体さんから、道を譲られました。ですので、カメラを取り出してじっくり撮影するヒマありませんでした。さすがにあの団体さんのうしろを登っていくのは勘弁でしたから。

ここでも身軽な相棒が意外な才能を発揮。このカニのタテバイも難なく通り抜け、たっぷりと間隔をあけて登っていたワタクシをパチリ、とする余裕を見せてましたね。こんな感じで何枚か恥ずかしい写真を撮られっぱなしの恭一日でした・・・・。
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ガイドブックだと、このカニのタテナバイを越えたらほどなくして山頂、と、わずか数秒で到着できるかのうような錯覚を与えてくれますけど、実際にはそこからガレ場を登ること10分位でしょうか。意外にまだ標高差があったりします。そしてようやく山頂に到着、Myカメラ、再び出番です。
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まさに360°の大展望、雲ひとつない快晴に恵まれました。室堂も見えるんですね。
「この中に百名山はいくつ写っているでしょう?」ってのはお決まりだそうで(これ、某お方のBlogからパクらせて頂きました^^)
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これもお決まり(らしい・・・)のズームアップ。はい、槍です。
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ここらですと「あ、槍だ!」が合言葉のようで。ウチラにとっての「あ、富士山!」っていうのと同じなんでしょうね。目を凝らして見てみましたけど、この日は富士山はちょっと見えませんでした。

少しカメラを東方面に振って・・・・、うーん、同定が全く出来ません・・・、北アルプス初心者なモンで(苦笑)
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あれ、これはどっちの方角だったっけ?
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八ツ峰のギザギザも荒々しいですね。北東の五竜・唐松方面かな?
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山頂ではもちろんコーヒーを。山専ボトルの保温力に脱帽。
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これだけ天気がいいとやっぱり降りるのが名残惜しくなってきますね。せっかく本も持ってきたんですけど(笑)。とはいえ、降りないわけにもいきませんし、小一時間の山頂滞在後、重い腰を上げて山頂を後にしました、再びカメラをザックにしまって。

カニのヨコバイ通過中。ここ、最初に垂直に足を下ろすんですが、この第一歩目だけがちょっと危なっかしいんですね。小柄な女性でも十分脚が届くほどの距離に足をおける隙間があるんですが、上から見るとそれが目視しにくいんです。なので、降りるときには、誰か先行者がいるといい目印になるかもしれません。
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カニのヨコバイを越えると、あの長い垂直の鉄ばしごがあります。このハシゴも両足をかけて降りる体制を整えるのが少々難儀。なぜかというと、先端にも、両脇の長いポールの"渡し”が付いているんです。あれ、明らかに余計なんですけどね。

ヨコバイこえて、鉄ばしご降りてしばらく歩いていると、なんだか脚に違和感が・・・。とうとうきたか、「攣り」が・・・。そう、こういった上下動の大きな動きを伴う場所だと、足が攣ることが多いんです。えいやー、って体を引き揚げた瞬間なんて特に危ない。なので、極力脚や付け根に力が入らないように気をつけてたんですけど。 ちょうとそれが平蔵の頭を越える鎖場で出ちゃいまして、このあたりで少々時間ロス。鎖場通過中に立ち止まること2,3回・・・・。後続の方、ほんとに失礼しました・・・・。

行きに腹ごしらえしたケルン広場で帰路も小休止。バックの青空がほんとに濃い色をしていて、ずっと見ていても飽きない位でした。
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ここからはもうひたすら下るのみ。でもこの下りが曲者で、ちょっと油断するとずるっ~ときて、バラバラバラ・・・、と石を落としそうになります。時差しに、1mほど崩しちゃった時があって、ヒヤっとしました。数メートル先に一人先行者がいたんですが、音で振り返ったほど。幸いにガラガラと落ちていくようなことにはなりませんでしたが、びくつきながら降りていたので、思った以上に大腿筋に負荷がかかっていたようでした(翌日少々筋肉痛になったのなんていつ以来?)

前剣を越えたあたりから、時折ガスが上がってくるようになりました。やっぱり昼近くになってくると雲が湧いてくるようです。一服剱を越えて振り返るともう前剣は雲の中。下山時に前剣のガレ場を下りている途中ですれ違ったソロの女性がいましたが、彼女は頂での天候に恵まれたのかどうか・・・・。
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これが剣山荘でいただいた朝食のお弁当。
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剣山荘に到着し、一休みして荷物を整理して、今宵の宿である剱沢小屋に向かいました。
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「今日は生ビール飲もうか?」なんて話を下山時に話していたんですが、剣山荘に着いた時に、「とりあえず剱沢小屋に着いてからにしよう」ということで、なにはともあれ剱沢小屋に向かったのです。が、剣山荘にあった生ビールは、剱沢小屋には無し。まぁ、私は久しぶりのコーラで十分でしたけどね。

剱沢小屋からみた剣岳。ガスで覆われたり、時折山頂が望めたり。でも天候が悪化することはなかったようです。
ここからみる剱岳って、また違った表情なんですね。前剣の方が態度大きいですし(笑)。
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寄る8時前、星空撮影のために表に出てみると、外にいた数人が山の方向に指をさして何やら話していました。その方向を見ると、山腹に光が二つ。登っているのか降りているのか初めはよくわからなかったんですが、どうやら下山者二名のようでした。見ていると歩みは順調で、やがて剣山荘の灯りの中に吸い込まれていき、見ていた僕らも一安心。あのガレ場をライトだけで上り下りするのはちょっと勘弁ですね。
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  1. 2011/09/05(月) 01:00:58|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:5
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コメント

思ってた以上に険しい山ですね~。
しかし、いいお天気でよかったですね~。
ちなみに雨だったらアタックしてましたか?
  1. 2011/09/05(月) 21:46:18 |
  2. URL |
  3. あか #mQop/nM.
  4. [ 編集]

ほんと

いい天気でヨカッタ。

険しい山だけれど、ルートがきちんとつけられているから、ゆっくり安全に配慮して登れば大丈夫。

雨だったら・・・。
ウチらだけだったら迷わず様子見。もし天候が悪ければ、三日目の雄山行きの予定をあてるつもりだったし。

ただ、当夜剣山荘には80人余りが宿泊していたから、きっと決行する人たちも多かっただろうね。その雰囲気につられて、とりあえず一服剱まで、じゃあ前剣まで、ってな感じで、途中までは行ってたかも。

でも、雨の日に行くトコじゃあないですな、あそこは。
自分の身も危ないけど、他人に危害を与えてしまう可能性も一気に高くなるしね。

「迷う位なら止め」って位に思ってた方がいいと思うよ。
  1. 2011/09/05(月) 22:19:49 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます。
  1. 2011/09/06(火) 13:03:35 |
  2. URL |
  3. あか #mQop/nM.
  4. [ 編集]

この日は29日ですか?
もしそうなら・・同じ日に私は宝剣岳(木曽駒)登ってました~
剣よりは短いけどカニの横ばいみたいな所もありました、
一緒に行った友人は私より背が小さくてしかも鎖場は初めてなのに
スルスル~っと登って「楽しい!」とはしゃいでました!
私は楽しかったけど・・ドキドキ!の気持ちの方が大きかった(^^;;

BKさん夫婦が歩いたコースは、家にある「夏山」雑誌に同じコースが載っていました。
もしかして?何年か先に剣に行くとしたら
歩いててずっと見えているのは「前剣」
そして、剣山荘にある生ビールは剱沢小屋にはない
という事を覚えておきます!(^^)
  1. 2011/09/06(火) 13:32:08 |
  2. URL |
  3. white+bird #-
  4. [ 編集]

white+birdさん:
はい、29日です。その日だったんですね、木曽駒は。

僕らが歩いたコースは最もメジャーなコースでしょうね。このコースが載っていない雑誌はないでしょう、ってなくらい。

white+birdさんが行く頃には、もしかして剱沢小屋にも生ビールが用意されているかもしれませんよ^^

ちなみに、剣山荘から剱沢小屋間もかなりの岩場なので、生ビールで一服した後に移動する際には十分気をつけて下さいね^^
  1. 2011/09/06(火) 19:57:16 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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