FC2ブログ

セリノビル 竹の子菜の花 コーヒー豆・・・

季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

年越しの北横岳(1)

「新年を山小屋で迎えよう」


自宅発6:40 - 10:17 ピラタスロープウェイ山麓駅 10:50 ー 山頂駅 11:16 - 12:14 北横岳ヒュッテ 13:31 - 北横岳南峰・北峰・七ツ池散策 - 14:50 北横岳ヒュッテヒュッテ

前フリはコチラ
初日の出編はコチラ
 

フトした想い付きから発したセリフが現実のものとなるのにはたいして時間はかかりませんでした(笑)。近場の鍋割山あたりも候補にあがったけど、やはりこの時期、雪景色も欲しいなぁ、ということで、ほぼ速攻で北横岳に決定。アクセスが容易なこともあるけれど、一人/布団一枚の計算での定員以上はとらない、というあたりも決め手の一つでした。

ところが年末が近づくにつれて不安材料が・・・、そう天気のこと。
日本海側を中心に大荒れの年末年始、という放送を何度聞いたことか。登山計画書には、「ロープウェイが運行中止になるほどの悪天候の場合は山行き中止」と書いたほど。

そうして迎えた12/31朝、自宅を出た6時半過ぎには予想外の青空がひろがっていました。東名の大井松田インター手前では、見事な富士山が!
20110101-01.jpg

こんな光景を目にしたら否が応でも盛り上がってくるってもんです。
この青空が八ヶ岳まで続いてますように、と祈りながら車を走らせます。


視界のよい青空は中央道へ乗り入れた後も続き、勝沼インターを過ぎて正面に南アルプスの山容が目の前に展開されると、河口湖を過ぎてからずっと悩ませていた眠気もどこかへ吹っ飛んでくれた(苦笑)。そしてヒト休憩した八ヶ岳PAからはご覧の通りの眺めが。
20110101-02.jpg
左:甲斐駒の雄姿はいつみても圧倒されますねぇ。
中:目指す八ヶ岳もくっきり。蓼科山も山頂まで晴れ渡ってます。
右:遠くには金峰山も。
どこにいこうか、迷っちゃうくらい(笑)。

茅野方面は昨日まで雪がちらついていたようで、途中でチェーン着用は必至の様子。インターを降りてビーナスラインを北上していき、最初に現れたチェーン装着上では既に数台の車がチェーン装着している。そこは素通りしてさらに進むと、シャリシャリと金属音を立てながら下ってくる車が数台。日陰にあたる個所では所々雪が残っている処も目立ち始め、そろそろつけどきかと。次に現れた装着上でつけようと思って目にしたそこは、なんと急坂の脇、おまけに路面には雪がびっしり。こんな危ないところじゃチェーン装着も無理だよ・・・。

結局、蓼科湖の手前2kmほどの処で、ひろい場所を見つけてチェーン装着。7,8年ぶりかな。

山麓駅の駐車場に着く頃もまだ青空が広がっており、駐車場からの眺めも抜群。白い雪と青空のコントラストが眩しい!
20110101-03.jpg

ロープウェイで山頂にあがるとそこは一面の銀世界。
さすがに標高2000mを超える世界だと、雲もすぐ近くまで迫ってきている。時折雲が切れて晴れ間のさすこともあるけれど、全般的には曇り模様。それでも当初の大荒れ予報と異なり嬉しい方向に外れたことに感謝しつつ、準備を整え11時過ぎにいざ出発~!

この時刻、山頂駅付近での気温はマイナス13℃との報告。さすがに二桁いくと寒さが身にしみてくるけれど、微風、曇り、そして上り坂がほとんどなので、厚手のフリース一枚のみ羽織って歩き始めた。夏場ならばむき出しの溶岩に覆われて黒っぽい世界の坪庭も、今は雪で覆われたモノトーンの世界。遊歩道脇に建てられたポールについた「エビのしっぽ」や、樹木にたっぷりとくっついて、モンスター一歩手前の樹林の様子を楽しみながら、極寒の白銀世界の散歩を楽しむ(と、そう思っていないと寒くて凍えそう・・・)

こんな感じで、枝にも先端の葉にもたっぷりと雪がついてます。幹の根元を蹴っ飛ばすと、雪のシャワーが楽しめま~す。
20110101-04.jpg

登山道もこんな感じの幻想的な世界。
20110101-05.jpg
下はしっかりと踏み固められていて、とりあえずアイゼンもスノーシューも不要。
行きはお試しとばかりに、あえて何も装着せず、冬用ブーツのみであがっていきます。

道端のしゃくなげもこんな感じで雪の衣装をまとってます。
これが雪が溶けてから5,6月になると綺麗な花を咲かせるんですからね。いまは身を縮めてじっと我慢しているようです。
20110101-06.jpg
こんな寒さの中を過ごす秘訣を聞いてみたい、と何かの漫画で読んだような・・・・・(笑)。

ちょっと見づらいですが、ざっくにつけた温度計は、マイナス17℃をさしてました。
歩いていると平気ですが、立ち止まって写真を撮ったりしていると、いっぺんに冷えてきます。
足や手の指先もたえず動かしていないとすぐに冷たさが襲ってきます。恐るべし-17℃!

20110101-07.jpg

雪のオブジェを楽しみながら一時間あまりの歩行で、本日の宿である北横岳ヒュッテに到着。
ここも二度目になります。
20110101-08.jpg
左に写っているのがワタクシ。
ちなみに、この時の装備(服装)は、
インナーにミズノのブレスサーモ、その上にNorceFaceの厚手の長そでポロシャツ、一番上に厚手のフリース。
下は、ミズノのスパッツと3シーズン用の登山パンツ(冬用じゃないです)。
足元は、靴下2枚に冬用の登山靴のみ。

上り坂を歩いている時はこれでもOKですけど、平坦な所だとちと寒さが・・・。
風がなかったのでこんな格好でも大丈夫でしたけど、やっぱり冬用のズボンも欲しいなぁ、と。アウターのハードシェルジャケットの威力を痛感したのはこのあと、でした・・・。

このあたりは標高2400m弱、雲の流れはさらに早くなっていて、そのおかげで時折望める青空が、雪に覆われた樹林を一層まぶしく照らし出してくれます。やっぱり御似合いですね、白と青って。
20110101-09.jpg

とりあえずヒュッテにチェックイン。
荷物を置いて、コーヒーを入れて少々休憩後、周辺の散歩に出かけます。
相棒は使い勝手のテストのために、持参した12本爪アイゼンを装着し、手にはピッケルを。
オイラは先日手に入れたマウンテンジャケットを着て、足元は夏用の雨具を風よけ代わりに(これで下は三枚履いてます)、足元はそのままでピッケルだけ持って、まずは北横岳山頂へ。
20110101-10.jpg

吹きっさらし、さえぎるものが何もない山頂に出ると、そこは確実に5度は低いんじゃないか?と思えた。360℃パノラマの大展望とはいかないけれど、時折雲が切れて周囲が見渡せる。3月におとずれた時には、ここでコーヒーでものんびりと飲みながら・・・・、なんて考えたけど、この日はとてもそんな余裕ありゃしない。じっとしているのもツライので、北峰へ向かう。

これが2010年最後のエントリーとなった記事に添付した携帯で写真を撮ったところ。
20110101-11.jpg

すっかり葉を落とした枝もご覧のとおりに。
20110101-12.jpg

2011年最初の雪だるまを、と思ったけれど、それもままならず。
寒いからではない、あまりにもサラサラ過ぎて固まらないのである。パウダースノーとはまさにこのこと。

気がつけば、妙に背中が冷たい。そう、ザックを背負っていない分、背中がガラ空きなのだ。
明日来る時はザックを背負ってこよう・・・(じゃなくて、もう少し着込んで、が正解)

北横岳からの下り道、ここに十分ん雪があると、登山靴での「靴スキー」が楽しめるちょうどよい斜度になる。
相棒はアイゼンを効かせながら快適に、しかも安全に降りて行く。がコチラはずるずると滑りながら、ちょっと危なっかしいけど、そのぶん楽しさ倍増。暗くて少しわかりにくいかもしれないけれど、靴で滑ったシュプールが二本描かれているがわかります?
20110101-13.jpg

ヒュッテまで降りてきたら、今度は3月には行くことを忘れていた七ツ池方面へ。
もっとも池は凍り、雪で覆われているだろうから、池といってもピンとこないかもしれないが、はたしてその通り、樹林帯の間にぽっかりとあいた空間が広がっているだけだった。
20110101-14.jpg

これ、いったいどこからが池なんだろうね、と疑問に思い、おそるおそる足を進めながらピッケルで雪面を突き刺していくと、途中からピッケルが20cmほど突き刺したところで固い地面に突きあたるのが感じられた。もしや?と思ってそこにある雪を手で払って見ると、やっぱり。そこはカチカチに凍った池の上でした。
20110101-15.jpg

このあとヒュッテに戻ってストーブの周りで他のお客さんと談笑。
あぁ、ストーブの火の暖かいこと。


これは雪のオブジェの一つ。なづけて「白い花梨塔」(漢字はまったくの当て字ですので)。
元は直径3mm程度の細い枝なんですよね。雪がサラサラで、細かい結晶のまま枝にまどわりつくので、こんなにフワフワした感じのまま成長するようです。
20110101-16.jpg

夕食時に今宵は特別、とばかりにだされた一升瓶の日本酒を飲んでいい気分になって、2010年も残すところあと3時間余り。外に出てみると宿の明かりに照らされた樹林が控え目に輝きを放っていました。上を見上げるとどんよりと雲に覆われています。山の上ですから天気は変わりやすいでしょうが、前日からの予報とも相まって、そこの時には翌朝の好天などこれっぽっちも期待してなかったんですけどね。
20110101-17.jpg

つづく・・・
スポンサーサイト



  1. 2011/01/03(月) 14:52:21|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
<<年越しの北横岳(2) | ホーム | 晴れ間に感謝>>

コメント

予想外に天気が良かったので気分はルンルン♪
ていうBKさんの気持ちが伝わってくる日記でした(^^)

マイナス17度はジャンプでも経験してるから平気かなって思うけどせいぜい数分なので・・
きっとずっといたら凍えるほど寒いんでしょうね~

ただ雪をまとっている木が美しい~~
白のかりんとう・・・可愛い(^^)
  1. 2011/01/04(火) 13:24:07 |
  2. URL |
  3. white bird #-
  4. [ 編集]

white birdさん:
えへへ、「雪山に青空」があればもう何もいりませんって。冬の山行きの醍醐味の一つですからね。

マイナス17℃・・・、ジャンプで-25℃を経験済みとはいっても、それは一瞬のことですからね。地に足のついた状態でのその気温は全く別物でしたよ。

上下は沢山着込めばなんとかなるけれど、足先や指先、鼻など、抹消にあたる部分はもう大変。絶えず動かしていないとすぐに冷たくなって痛くなってきます。中でも足先かな、ここだけは動かしても限度がありますし。

白のかりんとう、これ、かじると美味しいんです。
とっても歯触りが柔らかくって。

いや、ホントの話。
結晶の状態を保ったまま、わずかな重なりだけで幾重にも結晶が重なっているので、すごくふんわりとしているんですよ。
おまけにキンキンに冷えてますし^^
  1. 2011/01/04(火) 22:23:12 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://okbk2007.blog115.fc2.com/tb.php/630-b7a5dfaf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BK

Author:BK
セリ、ノビルが好物のBKでございます。
あれこれ雑多な話題について気ままに綴ってます。

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最近の記事

最近のコメント

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

counter

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

BKへメール

メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

RSSフィード