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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

ヨセミテ(2010夏)-その5(クラウズレスト)

いよいよ、今回の旅行のメインイベントともいうべきクラウズレストへのハイク、です。
はじめていくピーク、ということもあるけれど、それ以上に、ハーフドームを凌ぐであろうトップからの眺めの素晴らしさの予感が、否が応でも期待を膨らませてくれるのだ。

そんな期待を100%、いやそれ以上に満たしてくれたのであります。
20100901-000.jpg

関連記事はコチラ。
ヨセミテ(2010夏)-前フリ
ヨセミテ(2010夏)-その1
ヨセミテ(2010夏)-その2(ノースドーム)
ヨセミテ(2010夏)-その3(ハーフドーム)
ヨセミテ(2010夏)-その4(バレー散策)
ヨセミテ(2010夏)-その5(クラウズレスト)
ヨセミテ(2010夏)-その6(バレーの星空)
ヨセミテ(2010夏)-その7(バレーの日の出)
ヨセミテ(2010夏)-その8(またねヨセミテ)
ヨセミテ(2010夏)-その9(Plesanton滞在、サンフランシスコ)
ヨセミテ(2010夏)-その10(おまけ)

本日の行程
6:05 宿出発
7:30 サンライズTH到着、7:40
9:14 サンライズレイクジャンクション 9:24
10:24 マーセドレイクジャンクション 10:30
11:30 クラウズレスト山頂
12:55 山頂発
13:40 マーセドレイクジャンクション
14:37 サンライズレイクジャンクション 14:44
15:50 サンライズTH着

本日の歩行距離:14.4マイル(約23km)
本日の歩数 : 32160歩と少々

トレイルも、眺めも、そして天気も、何もかも素晴らしかった!

20100901-01.jpg 6時過ぎに宿を出発し、サンライズのトレイルヘッドに到着したのが7時半、走行距離はおよそ60マイル近く。喩えて言うなら、東京に宿をとって、富士山の麓まで走ってきたようなもの。まぁ結構のんびり走ったせいもあるけれど。駐車場には既に20台以上の車が止まっていたが、そのほとんどは周辺のキャンプ場に遊びに行っている人たちのものだ、ということを知ったのは帰路の途中だった。日帰りでどこかに行くよりも、二泊以上のキャンパーが多いのがこのあたりの特徴のようだ。
準備もそこそこに歩き始める。最初はなだらかなトレイルなのでまぁそれが準備運動のようなもの。歩き始めて15分ほどで本日の目的地であるクラウズレストが見通せる場所に来た。そこから見る頂のまぁ遠いこと! 左の写真を拡大してみてほしい。相棒の右に日本の木がたっているが、その間に見えるピークがクラウズレストなのだ。とりあえず左に伸びている稜線にむかって進むことになる。今日も青空が眩しい。とてもいい気分の状態で林の中を進んでいった。


20100901-02.jpgところで、このハイカントリー周辺にはいたるところにMeadow(湿原)が広がっている。クラウズレストへのトレイルの途中にもそこかしこに小さな湿原が登場するのにはちょっとびっくりだった。バレー周辺のトレイルと違って、その変化がとってもおもしろく、歩いていて全く飽きが来ないのだ。今は水は少ないか、ほとんど流れていない状態だけれど、水の流れる周辺は一目してわかるように植生ががらっと変わっている。最盛期は過ぎたけれど、まだまだ白や黄色、紫といった花が目を楽しませてくれる。6月~7月の雪解けの最盛期の頃だと、足元がぐちゃぐちゃかもしれないけど。


20100901-03.jpgいくつかの湿原を超えると目の前にでーんと壁のような丘が前方をさえぎっている。ここから約1000ftあまりの登りが続くが、これがまぁ前半戦の関門の一つか。足元は花崗岩のむき出しの岩、そして見上げると一面パインの林の中をぐんぐんと登っていく。たかが1000ftの登りと侮るなかれ、これが結構きつかった。


20100901-04.jpgそんなきついトレイルも、ちょっと後ろを振り返ればご覧のような素晴らしい眺めが目の前に広がっている。ホフマンをはじめとするピークのいくつかが一望できる。疲れを感じてもこんな眺めが目に飛び込んでくれば元気百倍(笑)だね。


極力見ないようにしていても、やっぱり気になって頭を上げてしまう・・・・。そんなことを何度か繰り返しているうちに、ようやく終点が見えてきたような光景が。どうやらその先に見えるのが稜線のようだ。
20100901-05.jpg

とりあえずサンライズレイクジャンクション(2.5マイル地点)に到着。ここまで一時間45分なのでまぁまぁのペースかな。ここで初めてザックをおろして小休止。持参のおにぎりでエネルギー補給する。
20100901-06.jpg

ここからはいったん下りになる。せっかく登ったのに・・・、と思う位、下り坂がけっこう続いていた。ここを下っている最中に、単独の外国人女性ハイカーにあっさりと追い抜かれた。みるととても足が長い。脇によけて道を譲って挨拶したあと、何気に相棒と目が合う。「あれだけ足が長いとそりゃ速いわな」、とお互いの目が訴えていたようだった(笑)。
20100901-07.jpg

ここを過ぎてもまだいくつかの小湿原を目にした。と思うと岩だらけの光景が広がっていたり、と思っていた以上の景色の変化には嬉しい悲鳴だ。となると、撮影のために足を止めることしばしば。距離はあるけれど、高低差はさほどないので、4時間程度を見積もっていたけれど、この分だと4時間は難しいかも?? とこのときは思っていた。

左上:通称「岩石庭園」(勝手に名付けました)、向こうに見えるのはサンライズマウンテン
右上:名もない池。結構大きかったけど、ハイキングガイドにも名前はナシ。
左下:途中の小さな小川。水はとっても冷たくて気持ちよかった!
右下:直径1cmほどの小さな花がいっぱい。
20100901-08.jpg

少しずつ高度を上げて、どうやら湿原ももうおしまいかな、と感じ始めたら、マーセドレイクジャンクション(4.7マイル地点)に到着。ここまで約三時間。距離的には残り2.5マイルだけれど、足元がどんな塩梅か全くわからないので、この時点では目安の4時間を切れるかどうか、は全くわからなかった。20100901-09.jpg
ここでは5分程度のほんの小休止で再び歩き始める。地図を見る限り、もう少し歩けば、再びクラウズレストが目に入ってくる場所に到達する頃だ。それを励みになだらかな登りを一歩一歩登っていく。

はい、ようやく見えてきました、クラウズレストの頂が。この先稜線沿いにトレイルが続いていることをひたすら祈る。やっとピークが見えてきたのに、またいったん下って・・・なんていうのはご免こうむりたい(苦笑)。
20100901-10.jpg

とまぁ、そんな心配も杞憂に終わって、稜線沿いに最短距離でトレイルは伸びている。パインが林立する林の中を歩いて行くのだが、このあたりにあるパインの木も見ていて飽きない。いったいどうやってあんなにねじれたの?と思うような木があったり。
20100901-11.jpg

徐々に高度をあげていくと、木の密集度もだんだんとちいさくなっていく。森林限界はもうすぐ。そこを超えればあとヒト登りだ。そして見事なバレーの眺めが迎えてくれるはず~。
20100901-12.jpg

はい、ようやくここまで到達。遠目ではわからなかったけど、この先は板状の花崗岩がいくつも積み重なったような格好をしている。この写真に写っている先端がピークのように見えるけど、実はあれは偽ピーク。あそこに到達すると、本当のピークがすぐその先で待ち構えてくれている。
20100901-13.jpg

で、ちょっと右にそれて覗きこむと、待ちに待ったバレーの眺めが広がっている。さらにハーフドームの先端もちょっとだけ化をを覗かせてくれていた。
20100901-14.jpg

この途中にも高山植物が。白い花崗岩に黄色の花がびっしり。岩のわずかな隙間の土を栄養としているようだけど、傍目には岩に直接はえているかのよう。こんな花がそこかしこに群生しているのです。
20100901-15.jpg

ピークまであと数歩。ちなみにここは「ナイフリッジ」と称されているように、両岸が鋭く切り立った崖になっている。狭いところでは幅2mあまり。歩くのに足が震えるほどではないけれど、もちろん両脇には柵なんてないので、十分気をつけるべし。もっとも、頂上周辺は聞いていたよりもずっと広いなぁ、という印象。どこかの物置ではないけれど、100人位なら十分立っていられるスペースはある。
20100901-16.jpg

距離的にはドームに匹敵する片道7,2マイルだけれど、標高差が少ないことと、サブドーム・ケーブルセクションといった難所と呼ぶほどの所はほとんどないので、以外にお手軽に到着出来た感じだ。あちこち立ち止まって写真撮影したけれど、それでも目安としていたほぼ4時間で到着出来たので満足感も高し。そしてなによりもドーム自身が見えるというのもポイントが高い。それが入っているバレーの眺めは、ハーフドームからのそれを遥かに上回るといっても過言ではないかもしれない。

山頂でのコーヒーを忘れるほど、しばし写真撮影に熱中・・・。

頂上のほぼ中央付近から。右にみえる足の長いおねーさんが、途中抜かれたヒトです。
20100901-17.jpg

東南方面です。シェラの山並みがまた一段とくっきりと見えてました。
20100901-18.jpg

こちらは北東方面。
20100901-19.jpg

こちらは北西方面。湖がみえますよね、あのすぐ脇から歩いてきました。
20100901-20.jpg

さっき登ってきた方を振り返るとこんな感じ。くどいようですが、足が震えるほど、じゃありませんよ。
20100901-21.jpg

この眺めのよさに好天もあいまって、まったりすること一時間半ちかく。さっき追い抜かれた足の長い(くどい・・)おねーさんともいろいろ談笑。

ここ、頂上そのものがあまり広くないので、文字通りの360度のパノラマが楽しめるんですね。高さ50cm程度の岩の上にのって、ぐるっと一回りすると、本当に360度の展望が広がっているんです。ふと気がついたけれど、「ここならサンライズとサンセットの両方が楽しめる!」(笑)。まぁ日の出から三セットまでどうやって過ごすか?が一番の問題だけれど、のんびりハーフドームを往復するのもいいかもしれない(往復12マイル)。

で、こんないい場所で星空を眺められたらさぞかし気分がいいだろうなぁ、なんてアホなことも考えてみた。冷静になって考えれば、パーミットの問題とか、いろいろ障害があるけれど、いつかやってみたいなぁと帰国した今でも密かに心のうちにしまいこんでいることを自覚していたりして・・・。

あまり長居もできないので、どこかで思い切って腰をあげねばならぬ、と重い腰を上げたのは12時40分頃。最後の名残にともう一度頂上からの眺めを堪能して帰路についた。

途中の湿原で見かけた花です。
20100901-22.jpg

通称「岩石庭園」(前出)とサンライズマウンテン。ちょうど順光になって山肌もくっきりと見えるようになったので再登場。
20100901-23.jpg

往路に下りがあれば、帰路は登りになるのは当然のこと。サンライズレイクジャンクション先の登りは、思ったほどきつくはなかったのでほっと一安心。その替わりといっては何だけれど、往路に難儀した登りの区間、下っていても結構きつい下りでした。油断すると足を痛めてしまいそうなので、結構慎重に降りていく。そう、一番怪我が多いのは下りなんですね。

この区間を下っている時に、ばかデカイザックを担いだグループ三つとすれ違う。こんな時間に?と思ったけれど、彼らの目的地がその先にあるキャンプ場だとわかると納得。そう、この時にトレイルヘッドの駐車場に止まっていた大半の車がキャンプ目当てのものだった、とわかったのだ。

こんな眺めのいい、空気のきれいな所(高所でもある、駐車場の標高ですっら7000ft以上あり)でキャンプしたら、そりゃさぞかし気分もいいだろうなぁ・・・・。

そして今夜の晩御飯。
炊き込みご飯+シダーロッジのバーガーショップで売っているチキンとポテト+サラダ。
昨年ここのチキンを食べて「うまい!」とえらく感動したんだけれど、それとは随分違う味。もしかしたらオーダーを間違えたかもしれない・・・。
20100901-24.jpg


・・・間違えてた・・・
これはバーベキューソース味。ちょっと酸味が効いてるやつ。
去年オーダーしたのは「オリジナル」と呼ばれているやつだった・・・・。
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  1. 2010/09/27(月) 23:22:54|
  2. ヨセミテ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

先週の木曜に日帰りで
谷川岳 西尾尾根を登ってきました。
(下りは天神尾根)

森林限界を超えた上は、岩ばかりなのですが
歩いてるすぐ脇が断崖絶壁になっている所や
ロッククライミングみたいな所もあって
足は震えませんでしたが、心は震えました(^^;
「高い所が好きな私なのに、何でこんなに恐いの?」
崖と反対側に身体を傾けて歩いてました・・・(^^;;

今回の日記の石の写真をを見て同感!同感!だったけど
景色がいいし広々した感じだから、爽快感もありそうですね~

その日は途中で雨が降ってきたので、ほとんど休憩も取らずに
(1回も座らなかった)7時間15分歩き続けました(^^;
足はまだ筋肉痛です・・(^^;
  1. 2010/10/05(火) 13:39:33 |
  2. URL |
  3. white bird #-
  4. [ 編集]

white birdさん:
あれま、谷川岳ですか、なんとまぁアクティブな!
さすが、ですね^^

断崖絶壁は誰でも怖いでしょう・・・
地に足がついた状態での高所って、やっぱり恐怖感違いますもん。飛行機から飛び出すのとはわけが違う・・・・。

あのあたりも天気が良ければ絶景が楽しめるんでしょうね。谷川岳は大学時代にスキーで行ったっきり、ですけど、ほとんど記憶に残ってないな(苦笑)。

また天気のいい時にリベンジ!(笑)
  1. 2010/10/05(火) 21:47:30 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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