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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

富士山(3776m)-霞

あぁ、やっぱり天気ダメか・・・
と思って半ば諦めていた三日前の17(木)。ところが直前になって日曜日は午後に晴れ間も出るという予報に、急遽決行を決意。自宅を出て東名に乗り、御殿場に近くなった頃にはあたり一面ガス・ガス、ガスで100m先も見えないくらい。標高1500mを越えればこいつの上に出るサ、と軽い気持ちで(ヤセ我慢)いたら、あーらそのとおり。雲の上は快晴の青空、ってわけには行かなかったけれど、五合目からは果てしなく広がる雲海を眺めることが出来たのでありました。
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自宅発3:40 - 5:15 富士宮口五合目P 6:20 - 8:35 八合目 -8:55 -11:00 山頂 12:08 -13:05 八合目 - (ドシャ降り・・) -14:20 P着

なんとかシーズンが始まる前に登っておきたいなぁ、という思いは日に日に強くなり、この20日のワンチャンスに賭けていました。天候の見極めには反省点があったものの、なんとか今回は山頂まで行くことが出来ました。もっとも、山頂到着時にはすっかりガスに覆われてしまい、眺めはまるっきりナシ。こうなると、「じゃあ次は抜群の眺めを・・・」ってなるんだけど、ヒトの多い山は苦手なので、おそらく9月以降になるだろうなぁ・・・。


20100620-02.jpg五合目の駐車場でたっぷりすぎるほど休憩して高度順応させていざ出発。さすがに4月下旬に来た時とは違い、もう雪はすっかり消えています。あぁ、こんなふうな道になってんだね、なんて話しながらとりあえずは6合目の宝永山荘へ。この脇を抜けてからが本格的な登りとなりますが、そこにはこんな看板があったんだね。前回はすっかり雪に埋もれてましたから。


その6合目を過ぎてからの眺め。まだこの頃は山頂まで見えています。すぐそこに見えるんだけどこれがまた遠いんだよね。前回4月の時は、このあたりも一面の雪。わずかに登山道のロープが所々露出しているだけでした。稜線の中腹に見える小屋が八合目の山小屋で、12年前の夏に一泊したところ。とりあえずはここ目指してあせらずじっくりと登っていきます。

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20100620-04.jpg名前はわからないけれど、こんな草も岩の陰から顔を出していました。この緑が寂寥とした溶岩地帯にひときわ輝いているようでした。これ、なんとなく春菊に似ているようなかんじだったけれど(また食べ物か・・・苦笑)
前回敗退した7合目の小屋手前も難なく通過。なんとなく最初のうちはなだらかな登りだったかなぁ、というおぼろげな記憶がありましたが、なんのなんの、八合目下でもかなり急な岩場もあったりで、まったく自分の記憶の頼りなさったらありゃしない(苦笑)。これが一面雪に覆われていたなんて、と思うと不思議な感じがするけれど、斜面自体がかなり凹凸が激しく、なだらかなところもあれば急峻な崖もあり、いくら雪に覆われていたとしても、ルート取りを間違えると8合目までさえも登るのは難しくなるなぁ、なんてことを考える。やはり雪の無い時期にしっかりと地形を把握することが大事と今更ながら思います。


五合目からほぼ二時間ちょっとで八合目の山小屋に到着。登山道が続いている小屋の東側に回ってみると、そこからは大量の残雪が。歩きやすい所に道が付けられているので、それは必然的に雪もたまりやすい、ってことなんだろう。凍結しているわけではないのでアイゼンの登場は未だなし。

左に見える鳥居は八合目山小屋のすぐ裏手にあるもの。ここから上は富士宮神社の境内なんですね。右手に雪渓がありそれが山頂付近まで続いているが、これをうまく使えば下りは楽チン・楽しい遊びが出来るのです。
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そして九合目の山小屋手前(すぐ上に見えるのが九合目の山小屋)。ここまで一般の登山道を通ってきたが、所々雪だまりを越えなければならないところがある程度。まだこの時には山頂までクリアな視界があったけれど、下を振り返ると時折ガスが流れてきて、下が見えなくなることもしばしば。なんとかあと二時間ほど持ってくれたらな、って祈るばかり。

山頂へは一番上に伸びている雪渓上を歩いていくことになります。ここを登っていくと左から右についている正規の登山道に出くわします。ロープが出ているのでここは比較的わかりやすいけれど、もうちょっと雪があってロープが全く見えない状態でガスってしまったら、ちょっと上に行くのは難しいかもしれません。まぁ、登りよりも下りの方が危ないと思いますが。
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そして九合五勺手前。いよいよここから雪渓歩き。あぁ、なんだかガスってきました。この数分後には視界10m程度にまで落ちてしまい、ほぼ先行者のトレースを頼りに歩くことになりました。
20100620-07.jpg
一応アイゼン(とはいっても六本爪のヤツ)はザックにいれてあるけれど、凍結箇所はなさそうなので、登山靴のまま登っていくことにする。六本爪とはいえ履いたほうが楽なのはわかっているけれど、雪と見ればなんでもかんでもアイゼン履いて、という風潮にはどうも馴染めないんですよね。常に自分の足の裏で危険か否かを感じていたいと思うんです。

20100620-08.jpg一歩一歩踏みしめながら着実に高度を稼いでようやく3600m地点に。富士宮口山頂まではもうあと標高で100mあまり。この頃になるともうあたり一面ガス。もっとも、ここまで来ていればあとは上に上っていくだけ。じきに右手に岩場が見えてきて正規の登山道を示すロープも視界にはいり、そこからは登山道を登っていきます。


岩場を登ること数分。前方に大きな壁のようなものが見えてきて、さらによぉく目をこらしてみるとなにやら鳥居のようなものがぼやっと浮かんでいました。はい、12年ぶりの山頂にようやく到達です。
20100620-09.jpg

正面の神社もご覧のとおり。おまけに残雪もハンパじゃありません。頂上に上がった所は土が露出していますが、神社のあたりはこのとおり。まだ1m近い積雪量です。
20100620-10.jpg

もっと残雪がすごいのが神社の左手、剣が峰に向かうほうでした。先の写真の左手方向に歩いていくと、剣が峰方面へいけるのですが、一気に残雪量が増えてました。神社裏手の池も雪で覆われていてその上を歩けるほど(でもあるくとなんだかベシャっとしてて、いかにも「水の上」といった感じであまり気分いいもんじゃありません)。

そしてこれが、頂上山荘裏手。右手に見える屋根が頂上山荘の屋根で、その左にポツンと見える小さな屋根。これなんでしょう?
20100620-11.jpg
確信はないけれど、多分「簡易トイレ」の屋根、だと思います。
これでもだいぶ融けたそうで、山荘も神社も完全に雪に埋もれていたそうです。

というわけで、視界も効かず道もわからず、だったので、剣が峰には行きませんでした。
正確には3776mに到達していないんですけどね。

こんなあいにくの天候でしたが、それでも頂上手前ですれ違ったのが二組4人。途中ですごい勢いで追い抜かれて、さらに我々が降りるときになんと2登目の登りとすれ違った方。頂上に着いたらスキーを担いだ兄さん達3人(その中の一人は、日本の3000m峰全山スキー滑走したそうです)、さらに富士山ベテランらしき方2,3人。そしてTVでもおなじみのあの佐々木さん(19(土)が700回目で、この日は701回目だそうです)、となんだかそうそうたる富士山マスター達が勢揃いしていたようです。

そして、九合五勺あたりの雪渓を下っているときに、「ここ、ずっと続いているからアイゼン効かしながら尻セードで滑っていったら楽チンだよ~」と声をかけてくださった方。この方、私が季節外の富士山に登ってみよう、と思うきっかけをくれた「やまちゃん」さんでした。もしや、と思ったのですが、トレードマークの鯉のぼりがザックについてなかったので、違ったのかなぁ、と思い、声をかけませんでしたが、あとでやまちゃんのブログにコメントしたら、やはりその方でした。

尻セードでの下りはちょっとしか楽しめませでした。というのも、ガスで視界がきかないので、あっちの方向にいってしまったら危ないな、と思ったのもすぐにやめた大きな理由。雪渓自体はそんなに幅の広いものではなく、ほぼ富士宮方面にしか続いていないことは登りの時にわかっていたのですが、それでも不安を感じる時にはやめておいたほうが無難というもの。それにしても、雪の下りは楽です、ホント。さすがに下りは用心してアイゼンをつけましたが、北横岳での行動を考えるとこの日もアイゼン無しでも充分に下れる位でした。九合目あたりで一回登山道に復帰しましたけど、途中からまた雪渓を下り、結局八合目の鳥居まで3/4くらいを雪の上を歩いて下ってきました。6月上旬くらいだったらもっと下までいけたと思います。これ、やみつきになりそうです。こんな楽な下りを味わっちゃうと、雪の無い時期には富士山に登れない(下れない・・)かもしれません。

今回はあいにくの天気で、山頂からの眺めを堪能することは出来ませんでしたが、ムシがうずくとでも言いましょうか、リベンジしないとやはりいけませんね(苦笑)。大菩薩の時のように一ヵ月後に、というのはありませんけど、登山シーズンが終わった9月か、または来年か、いずれにしても、日本一高いところから最高の眺めを味わう機会を作ることは間違いないでしょう。もちろん周到な準備の上です。

あ、「日本一高い所」って、「地に足をつけて」という意味です(笑)。
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  1. 2010/06/26(土) 20:55:48|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

いっちゃいましたね~♪
我が事のようにブログ読みながら想像してます。

生やまちゃんさんとすれ違ったんですね。
やまちゃんのブログも読んでますよ~。
すごい人ですよね。

それにしても、雪もまだまだ残ってて寒そうですね。
すいてるときに登れるのが、うらやましいです。v-10草木たちもがんばってますね。v-22
  1. 2010/06/27(日) 18:26:32 |
  2. URL |
  3. ぱんだ #-
  4. [ 編集]

ぱんださん:
ほい、行ってきました。
土曜日の天気予報、結果的にはハズレだったんですけど、あれがなかったら行ってませんでした。まぁ勢いの部分も多少あったかな?(苦笑)

ぱんださんもやまちゃんのBlog読んでましたか。
来年はあの「おおエビ」を見に行きますよ~。

雪は富士宮側よりも吉田口側の方が多いですね。やっぱり南斜面だからかな。この日は山頂で2℃、霧雨程度だったのでまだ大丈夫でしたが、大粒の雨にやられたら要警戒。この気温での雨はこたえますからね。

大雨にやられたのが7合目近辺でよかったです。このあたりまで降りてくると冷たさは全く感じませんでしたし。あ、でも下から襲ってくる雨は強烈でしたヨ。

ぱんださんが行かれる頃までに全線開通していることを祈ってますよ。
  1. 2010/06/27(日) 22:08:08 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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