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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

檜洞丸(早朝シロヤシオツアー)

どうやら見頃は先週末あたり、という西丹沢のシロヤシオ。
なんとか持ってくれていたらなぁ、と期待を込めて行ってきました。
どのくらいの混雑具合かは想像できなかったけれど、絶対に人が多いに違いない、という確信(?)のようなものがあって、この週に行くと予定を決めていたときから早朝出発を決めていました。

「山頂で日の出を!」

そんな無茶な・・・。
この時期日の出の時刻ってもっとも早い頃なんですよね。
なので「日の出には出発を!」に切り替えてレッツゴー!

自宅発2:50 - 4:05西丹沢自然教室P - ツツジコース入り口4:45 - 5:21ゴーラ沢出合 - 6:13展望台6:22 - 山頂まであと0.8km近辺からあちこちで写真撮影 - 8:00檜洞丸山頂9:05 - 10:13展望台 - 10:55ゴーラ沢出合 - 11:35西丹沢自然教室

石棚山分岐の手前の階段付近にはまだまだ沢山のシロヤシオとトウゴクミツバツツジが迎えてくれました。
20100606-000.jpg


駐車場到着は4時過ぎでまだ薄暗かったけれど、準備をして出発する頃にはすっかり明るくなっていた。この様子だと、山頂はガスの上か真っ只中か、さていかに? 霧の中のシロヤシオも幻想的なんだけれど写真に撮るのは難しいんですよね・・・・・。
20100606-00-0440.jpg

ここを歩いたのは昨年の4月以来になる。その時にはまだツツジもつぼみ状態で、時期を選んだら"ツツジ新道”の名の通りになるのかな?なんて会話をしていたことを思い出す。ゴーラ沢出合を過ぎて急登にさしかかるも経験済みの道だとかなり余裕を持って歩けるものだ。そういえば昨年歩いた時は展望台を過ぎたあたりでいきなり足が攣ったっけな(苦笑)。

新緑がまぶしいのはこの時期の西丹沢の大きな魅力のひとつ。カラフルな花はまだまだ登場しないけれど、アセビの新芽が朝露に濡れているのも眩しく映る。
20100606-02.jpg

道端にはこんな小さな花も。
20100606-03.jpg

標高が低い所でみかけたオレンジ色に近い色のツツジ。とりあえずこれで凌いでおいて、って感じです。
20100606-01.jpg

途中、6:30頃に、ひと組の年配夫婦が上から降りてきたが、青ヶ岳山荘に泊ったのか、さらに早い時間に出発されていたのかはわからないが、とにかく上から人が降りてきてすれ違ったのは、この日はこの御夫婦ひと組だけでした。


途中展望台で一休み。雲かガスが邪魔して残念ながら展望はなし。稲荷寿司を方ばってエネルギー補給して再び出発。そして標高1300m付近で緑まぶしい葉の合間に紫色の花弁を発見!
「あれ、トウゴクミツバツツジじゃない?」
20100606-04.jpg

さらに足を進めると道端に落ちた白い花。見上げると緑の五枚葉をつけた木があちこちに。
ようやく出合えたシロヤシオ。こんなものでも見つけると元気が出てくるから不思議なもんです(笑)。
20100606-05.jpg

更に標高をあげ1350m付近からはあっちこっちに見られるようになってきた。さすがにこのあたりだと花や葉の
淵が赤くなりだしてきて、今にも落ちそうな感じになっているが、木道の階段が始まるとまだまだ元気いっぱいの花をつけたシロヤシオと遠目にも濃い紫色で存在感を放っているトウゴクミツバツツジが迎えてくれた。
20100606-06.jpg

背景の新緑の葉とのコントラストが素晴らしかったですね。
20100606-07.jpg

はい、シロヤシオもたくさん落ちてます。この落ち"花”に導かれて登山道を進んでいくと・・・・
20100606-08.jpg


じゃん!
満開でしょうか。
20100606-09.jpg


こちらはまだつぼみ状態のトウゴクミツバツツジ。
中指立てているように見えるのは自分だけ(?)
20100606-10.jpg

シロヤシオのトンネル。ここは石棚からの合流点の手前ですが、このあたりはまさにトンネルのようになっているんですね。
20100606-11.jpg

合流点から山頂へ向かう途中の左側に見えた立派なシロヤシオの木。これまで見た中では最も立派な一本か?
(斜面にけなげに生えているところに敬意を表して、そのまま斜めに撮ってみました)
20100606-12.jpg


この光景も楽しみにしていたんですよね、バイケイソウとマルバダケブキの「海」!
トリカブトも自生しているらしいですが、ワタクシには判別できませんでした・・・・・。
夏に咲く、というわれている花も見てみたいなぁ。
20100606-13.jpg

と、シロヤシオが多く目立つようになったのは、山頂まで残り0.8kmの標識が過ぎたあたりから。それからはもう撮影、撮影、また撮影! ちょっと歩いてはパシャ、の繰り返し。こんなコトが可能なのもまだ時間が早く、人もほとんどいないから。幸いなことに周囲にはやはりカメラを抱えたオジサンが一人いるだけ。今回の山行きのメインはまさにこのあたり数百メートルにあったので、たっぷりと撮影に集中することが出来ました。展望台から山頂まで1時間40分もかかっていたのはそのせい、でした。

そして山頂、展望は効きませんが代わりに緑のシャワーがたっぷりと。上からはブナ、下からはバイケソウの両面攻撃です。そんな中にひときわ目立ったツツジの木が2本ありました。
20100606-14.jpg

ほんのわずかの時間ですけど、富士山も顔を出してくれました、ありがとう~!
いや、実際にこの瞬間だけ、でした。下山時にツツジと富士山のコラボを狙ってみたのですがかないませんでした。
20100606-15.jpg

今回のメインはシロヤシオとツツジ見学&撮影だったんですが、見事なブナの木がたくさんあることを発見(今更かよ、と笑われそうですが)。そういえば鍋割・塔の岳周辺をあるくときは冬場がほとんどだったので、ブナの木を見ても幹と枝だけでさほど存在を感じなかったのですが、一杯に葉をつけたブナの見事さを再発見した山行きでもありました。クリックして拡大して見て下さい。
20100606-16.jpg

山歩きを始めるようになってあちこちのブログを覗いていますが、その中のある人がこの時期の新緑を「緑のパッチワーク」と表現していましたが、なんとうまい喩えなんだろう、とこの日改めて思ったものです。雪に覆われてシンとした静けさの森を歩くのも楽しいですけど、この時期ならではの深緑の中を歩くのも、季節を全身で感じられる喜びが得られるんだなぁと、その良さを再発見できました。自宅から一時間強で麓にたどり着けるなんて、結構贅沢かもしれませんね。

まぁ、春先~夏場はヒルがおっかないんですけど(爆笑)。


ちなみに恐れていた人出、やはり凄かったです。
山頂に到着したのが8時、それから小一時間ほどのんびりしていましたけど、その間パラパラと人がやってくるだけ、でした。ところが下山を開始した9時過ぎから、まぁどんどん登ってくる、登ってくる! 下りではもう1分と続けて歩いていられない位で、何べん道を譲るために立ち止まったか覚えてません。

標高1350mあたりで「これまですれ違った人の数を数えておけばヒマつぶしになったかもね」なんて言ったことをきっかけに、それから数えてみました。ゴーラ沢出合に降りるまでにすれ違ったその数はなんと345人!
上からずっと数えていたら450人強居たんじゃないでしょうか。

西丹沢自然教室周辺の車も凄かったですね。
駐車禁止の看板のすぐ前から路上駐車が始まって、上り車線脇に止めてあった車は44台も。もちろんその反対側の道路わきの駐車スペースも一杯、でした。

早起きして行った甲斐があったというもんです。
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  1. 2010/06/06(日) 20:47:08|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:4
<<霞んでました | ホーム | 檜洞丸>>

コメント

かわいらしいお花、たくさんですね。
写真見ながら手を伸ばしたら、実際の花に
触れそうな雰囲気がします。

私も土曜日にハイキングしまいした。
ミクシー日記にも書きましたが、山って空気
おいしいですね。

そういえば、ホトトギス鳴いてました~♪
  1. 2010/06/07(月) 00:42:26 |
  2. URL |
  3. ぱんだ #-
  4. [ 編集]

ぱんださん:
今回は花がメインだったので、文章は手抜きでしたけど(苦笑)。

山は空気だけじゃなくて、食べ物もおいしかったでしょ^^

鳥の鳴き声もたくさん聞こえるんですけど、その姿を見つけるのって難しいんですよね。ホトトギスの姿は見れました?
  1. 2010/06/07(月) 21:15:54 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

花の写真、綺麗!!

自宅をAM2:50に出たなんて・・すごすぎる!(^^;
  1. 2010/06/08(火) 13:29:49 |
  2. URL |
  3. white bird #-
  4. [ 編集]

white birdさん:
まだまだ修行が必要です・・・。

自宅発2:50ってのは初めてでしたね。
どこまで行ったの?って思われそうですけど(苦笑)。

おかげで誰にも気がねすることなく登山道で写真撮影にいそしむことが出来ましたよ~^^

来年、一緒にいきます?^^
  1. 2010/06/08(火) 21:53:37 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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