FC2ブログ

セリノビル 竹の子菜の花 コーヒー豆・・・

季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

北横岳ーその1

のっけから、こんな眺めが目の前に広がっているんですから、運転中からもうウハウハ状態でした、ハイ。
権現、ギボシ、編笠山はむろん、小泉口~前三ツに至る尾根までもくっきり。
20100314-000.jpg
photo by A.

3/14,15と一泊で北八ヶ岳に行ってきました。

3/14(日)
自宅6:40 - 9:50 山麓駅到着 10:40 -ロープウェイ- 山頂駅10:50 - 11:40 縞枯山山頂 10:58 - 12:18 坪庭 -  12:40 北横分岐 - 13:20 北横岳ヒュッテ 13:57 - 14:15 北横岳・南峰/北峰 14:48 - 14:53 北横岳ヒュッテ

毎度の事ながら、数日前から地上と上空の天気予報を睨めっこしながら迎えたこの日、自宅を出発した朝6時半過ぎには、雲ひとつない青空が広がっていた。もちろん目的地の天候は知る由もないけれど、やっぱり青空の下のドライブは気分がいいものだ。東名を降りて東富士周遊道路に向かうと、左前方にはやたらとでっかい富士山が視界に入ってくる(写真撮りそこないました・・・)。そして中央道に入って甲府を過ぎると、その先も青空が続いていて、韮崎を過ぎる頃には八ヶ岳の雄姿がどどーんと前方に。目指す北八ヶ岳はこの向こう側にあるけれど、まさか山の向こう側はどんより曇り、なんてことはないよね・・・。

「北横岳-その2」はコチラ
「北横岳-その3(星空編)」はコチラ


** 以降、写真が多いので重たいかもしれません・・・
 
20100314-00.jpgさしたるトラブル(道間違え)もなく、途中の道路の雪の心配も全くナシでピラタス蓼科ロープウェイの山麓駅に10時前に到着した。ロープウェイも混雑しているかとおもいきやさにあらず、ほとんど待ち時間ナシで山頂へ直行することが出来た。ふむふむ、なかなか幸先のよいスタートだ。

麓からみると雪もだいぶ少なくなっている印象で、事実ゲレンデの一部は地肌が露出していて滑走禁止になっているところもあるくらいだったが、山頂駅に降り立つとそこはもう白銀の世界。周辺の木々が真っ白に雪化粧して・・・とまではいかなかったけれど、一面雪に覆われた風景を目の前にすると表情もニヤついてきてしまう。おまけにこんな青空が広がっているとなればなおのこと。スキー客に混じって登山客の姿もちらほら見受けられたけれど、そのほとんどがアイゼンもしくはスノーシューを足にとりつけていた。それに引き換え我が家はというと、アイゼン(6本爪)をザックに忍ばせているのみ。山麓駅でスノーシューを借りることも考えたけれど、今回は「いらない!」と決断。ストックのみザックから引っ張り出して、いざ出発!(よい子はちゃんと登山届けを出しましょう。山頂駅にポストがありましたが、危うく出し忘れるところでした(苦笑))

20100314-001.jpg当初の予定では、この日はのんびり北横岳に向かうだけだったが、翌日の予報は曇り。この曇りというのが、ガスって視界が利かないのか、単に青空でない曇りだけなのか、が予想がつかない。遅めの出発とはいえ、まだ11時前。北横岳にいくだけではかなり退屈してしまうかもしれないので、急遽予定を変更し、天気の良いうちに縞枯山くらいは登って、眺めを堪能しておこう、ということになった。というわけで、山頂駅を出てそのまま直進、森の中を縞枯山荘方面へツボ足で進む我ら。と、まぁ歩き始めはちょいと心配したけれど、よく踏み固められてなんの問題もなし。踏みしめた時のキュッという音もキモチがいい。これはアイゼンやスノーシューを履いていたら味わえない感覚。
坪庭への分岐を過ぎ、森を抜けるとその先に青いとんがった屋根の特徴ある建物が見えてきた。ふむふむ、これが縞枯山荘ね・・・。また今度来た時に泊まってあげるからね、とつぶやきながら通過するとほどなく雨池峠の分岐点に到着。ここからいよいよ縞枯山への急登が始まる。

山荘前から縞枯山を仰ぎ見る。青空に太陽が眩しく輝いてます。
20100314-01.jpg

20100314-02.jpgトレースはばっちり、しかも適度に踏み固められていてアイゼンなしでも十分登れる。おまけに周囲の木々は雪をたっぷりとかぶっている。うかつに枝を振り払うとたっぷりと雪爆弾の洗礼を食らってしまうけれど、それもまた楽し。なんて余裕をぶっこいていたのは最初のなだらかな斜面だけ。この登山道、徐々に
傾斜がきつくなっていくのだ。最初のころはハの字のフラットフッティングでも登れたけれど、そのうちストックの助けを借りるようになって、ついにはキックステップでないと進めないくらいになってきた。相方が先頭を歩いていたけれど、とうとうギブアップ。なにせキックをかましても斜面に食い込んでくれないらしい。キックがお上品かどうか、は定かではないけれど(苦笑)、仕方がないので先頭を交代。幸いなことに凍結した斜面が露出するほどではなく、力任せにキックをかませるとぐぃっと食い込んでくれる。こんなにケリをかましたのは生まれて初めてだろうな、なんて思いながら少しずつ高度を稼いでいった。いやぁ、さすが冬用のブーツ、これだけガンガンとキックをかましても、つま先へのダメージはまるでゼロ。感謝感謝です。

20100314-03.jpg登っている間にもすでに上から降りてくる人がチラホラ。ほぼ例外なくアイゼンをつけているか、スノーシューを装着していた。スノーシュー、やっぱり見ていると楽チンそうです。次回は是非試してみようかと思う。
汗びっしょりになりながらも、高度を稼ぐこと150mあまり、ようやくその終点が見えてきたようだ。枯れ木が目立つようになりその合間から青空が覗く割合が多くなってくる。この頂上直前の斜面もまたキツいこと!最後の力を振り絞ってケリをかませながらようやく山頂に到着。樹林帯の中の穏やかな様子とは一転して冷たい風が吹き荒れている。汗をかいた体を一気に冷やしてしまうほどの冷気だったけれど、そこには「すご~い!」と声を出してしまうくらいの絶景が目に飛び込んできたのである。

正面に御嶽山
20100314-04.jpg

左には南八ヶ岳の雄姿が。
20100314-05.jpg

右を見れば北横岳とその向こうには北アルプスの山々。
20100314-06.jpg

20100314-07.jpgそして周囲には立ち枯れした木々が目立つが、そこにはたくさんの「冬のえび」が(笑)。気温のせいで先端が溶けかかったものが冷気で再び凍結して残ったもののようだ。あっちにもこっちにもあるえび(のしっぽ)の大群に大喜び。


20100314-08.jpg時刻はそろそろ12時。もっとこの眺めを堪能したかったけれど、風が強く冷たいのと、天気のいいうちに北横岳にも行っておきたいのであまり長居はせずに、来た道を戻ることにする。登りでキックをかまし続けたあの道を今度は下るわけだけれど、滑り止めにアイゼンなどつけてはもったいないというもの。こんなに条件のいい雪道だからやることは一つでしょ。というわけで、斜度が急なところはテレマークの姿勢で後ろ足でバランスを取り靴底を滑らせながら、緩やかになってくれば今度はお尻で。いやぁ、これは面白いです。久々に童心に返ったようでした。200m弱の高度差のある斜面を一気に滑り降りてあっというまに雨山峠の分岐に到着。あんまり面白かったので、もう一回登って遊んじゃおうか、と思ったくらい。

再び縞枯山荘の前を通り山頂駅方面へ戻る。山頂駅まではいかずに途中で坪庭周遊路への分岐があるのでそこを曲がって、坪庭を通っていくことにした。がもちろんそこは一面雪景色。所々岩が露出しているだけであとは真っ白な世界。高原植物が群生しているところらしく、今歩いているところは雪の下に木道が整備されているようだ。そこを外れないようにとのことで赤い旗のついたポールが目印にたっていた。
(この周遊路、どうやら一方通行のようです。うちらが歩いた方向は逆だったようですが、この時期はさすがにヒトも少ないので大丈夫だったようで・・・)

20100314-09.jpg10分弱で坪庭を抜けて北横岳方面への分岐に到着。正面には100mほどの壁のような山が見えるがこれを越えればヒュッテもすぐ近く。縞枯山の直登りとは違って、こちらは九十九折が続く道だ。ここも雪はたっぷりついているものの凍結箇所はまったくないし、適度に締まった雪面のためアイゼンナシでも全く問題なし。真っ白な雪と両側の木々の緑と、それらを覆うかのような漆黒の青い空のコントラストに囲まれて気分は上々。もういうことないです。
途中、20人近くとすれ違ったけれど、ツボ足で歩いている人はゼロ。スノーシューとアイゼンの割合は3対2位だったかな。アイゼンつけて尻セードで滑り降りてくるカップルもいたけれど、その滑り降りる様子をヘアピンのコーナーの脇に退避して見物していたら、女性の方が勢いがつきすぎて停まれずに哀れコースアウト、幸い森の中ですぐに立ち木にぶつかって滑落するような心配はない場所だったので、こちらも笑って見送ることが出来たけれど、いくら脇に退避しているからといって、アイゼンの12本爪をこっちに向けて滑り降りてくるのはちょっと勘弁です・・・。

20100314-10.jpgこの九十九折りの斜面を数回折り返すと、やがて南面が開けた眺めのいい登りがつづく。たったいま歩いてきたばかりの坪庭と縞枯山が眼前に広がっている。この道が終わるころ、登山道は左方面に曲がり、再び樹林帯の中を登っていく。ものの数分も登れば三ツ岳方面との分岐にさしかかる。右に行けば三ツ石岳、左に行けば北横岳だ。ここを左にまがって樹林に囲まれたなだらかな道を進むと、その先には建物の屋根らしきものが見えてきた。森の中にたたずむ北横岳ヒュッテに到着~。軽い昼食をとってエネルギー補給して、チェックインを済ませて荷物を部屋におき、飲み物とアイゼンだけザックに放り込んで北横岳に向かうことにした。


20100314-11.jpgヒュッテの脇を通る登山道は、すぐに樹林帯の中に入っていく。そしてすぐに登りが始まるが、ここも圧雪されておりとても歩きやすい。斜度も縞枯山頂へ向かうほどではなく、ムキになってキックを叩き込む必要もない程度(笑)。雪がなかったらどんな感じなんだろうね、などと話しながら進むとやがて木々がまばらになってきて山頂が近い事をしらせてくれる。葉を落とした木が目立ち始め、その枝に雪がついて見事なオブジェを作り出している。そんな光景を写真に撮りながら山頂に到着。そこには360°とはいかないまでも、見事なパノラマが広がっていた。


20100314-12.jpg北横岳(南峰)山頂。道標の向こうには蓼科山


なんど見ても飽きない南八ヶ岳連峰。みとれちゃいます。
20100314-13.jpg

間近にみえる蓼科山。岩だらけのゴツゴツした山頂も雪に覆われて真っ白。去年あそこに行ったんだよなぁ。
20100314-14.jpg

南峰の山頂手前で見ることが出来た霧氷。
20100314-15.jpg

そして、山のえび(の尻尾)三連発!
20100314-16.jpg 20100314-17.jpg 20100314-18.jpg

こんなところにバームクーヘンもありました。
20100314-181.jpg

20100314-19.jpg北横岳は実は双耳峰だということは何かの本で読んでしっていたけれど、今たっているのは南峰。道標の指し示す方向にはちょっとした小山が見えている。いったん下ってからいくのかな?とおもいきや、鞍部と呼ぶほどのものはなく、ほぼまっすぐの道が続いているだけだ(実際には北峰の方が9mほど高いそうです)。たいした距離もなく北峰に到着。これにて北横岳二人占め完成!(笑)。


それにしても風が強い。写真で風の強さが伝わらないのが残念だけれど、このあたりほぼ南方向からの風が多いのだろうか、木々の南面には枝があまり伸びていなかった。ここで本日一つ目の記念の雪だるまを相方が作成。記念写真を撮るも手で押さえていないと風で頭が飛んでしまいそうになる。きのせいか、雪だるまも風の強さに目を細めているようでして・・・。
20100314-20.jpg

20100314-21.jpg日もそろそろ傾き始めた15時頃、気温も下がってきたのでぼちぼち降りることにする。下りはもちろん「雪滑り」。相方は写真のような格好で、尻はつかずに靴底を旨く滑らせる方法、自分は今日マスターしたばかりのテレマーク姿勢で(笑)。うまく行かずに前のめりにコケそうになったこともあったけれど、それもまた楽し。いやぁ、雪遊びって面白いです、ホント。道具がなくてもこれだけ楽しめたのなんていつ以来でしょ?。そんな遊びをしながら下るとあっというま。山頂から5分ほどでヒュッテについてしまった。あれ、こんなに近かったんですね。

20100314-22.jpg荷物を置いたあとは夕食までのんびりタイム。まだ陽の照っている中庭にでてようやく本日のコーヒータイムとする。あまりおつまみを食べ過ぎると夕食に影響するのでほどほどにしておくのがつらかった。ふとみると、そこには踏み後もなにもない雪面が。となるとやることは一つですね、はい、ヒト型です。ちょっと思いっきりが悪かったせいか、彫りの浅いものになってしまいましたが。



この日の泊り客は我が家の2名を含めて総勢9名。これでもか!という位の鍋料理でした。〆はうどんで。もうお腹一杯です。あれこれおしゃべりしながら(若干よっぱらい気味の方もいましたけれど・・・)7時半頃までのんびり夕食タイム。あぁ、これで9時消灯なんて無理ですって。

食事前の日暮れ時、うっすらと白い雲が霞みのように空を覆ってきた。こりゃ星空は望めないかなぁ・・・と諦めていたけれど、食事後に外に出てみるとびっくり。満点の星空が頭上に広がっていた。多少もやが残っているのかもしれないけれど、久々に見る山での星空。うーん、いいもの見れたなぁ。
(コレは別記事でまた)
スポンサーサイト



  1. 2010/03/17(水) 21:51:25|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:4
<<北横岳-その2 | ホーム | 風が冷たいけど>>

コメント

本文ないけどコメントしちゃお~っとi-278

ひゃぁ~こんなに積もっているところを登っていくんですねi-237
山スキーかと間違えちゃいそうですi-201

最後の人型はBKさん?奥様?i-179



  1. 2010/03/18(木) 12:18:24 |
  2. URL |
  3. わかぞー #SFo5/nok
  4. [ 編集]

わかぞーさん:
それなりに積雪もあるけれど、しっかり圧雪されているところだから、なんてことないです。でも、一歩外れて森の中に足を踏み入れるとズボズボ・・・と沈んでいっちゃいますヨ。

最後のやつ、ヒト型だってバレました?(笑)。これは私のモノです。

自分で見たけれど、やっぱり写真だけで文章がないのってマヌケだね。
  1. 2010/03/18(木) 20:42:38 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

ヒト型・・・ぐふふ。よくやりましたからi-278
(BKさん、顔もしっかり型取るまでうずめなくちゃ、ダメですよ~i-235

文章なくても色々想像して楽しめましたi-179
今日、本文付きで読んで、私は2倍楽しめました~i-234
  1. 2010/03/19(金) 12:27:58 |
  2. URL |
  3. わかぞー #SFo5/nok
  4. [ 編集]

わかぞうさん:
今度是非御手本を見せて下さいな。
参考にしたいので^^

二度楽しんでもらえるなんて光栄デスね。
次はどんな仕掛けをしようか、ついつい考えてしまうのは悲しい性でしょうか(笑)。
  1. 2010/03/19(金) 21:36:30 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://okbk2007.blog115.fc2.com/tb.php/543-09b0aa84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BK

Author:BK
セリ、ノビルが好物のBKでございます。
あれこれ雑多な話題について気ままに綴ってます。

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近の記事

最近のコメント

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

counter

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

BKへメール

メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

RSSフィード