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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

南八ヶ岳(権現岳・西岳・編笠山)-その2

『南八ヶ岳(権現岳・西岳・編笠山)-その1』はこちら

標高2715mの権現岳直下にある権現小屋。さすがに夜もふけると冷え込みが厳しくなってくる。夜中に何度か目が覚めたものの、就寝時の濃いガスが脳裏に焼きついていて、「星は見えるかなぁ」なんてことはこれっぽっちも考えつかなかった。何度目かの目覚めで窓の外が明るくなっているのに気がついて時計を見ると5時過ぎ。どうやら霧はすっかり晴れているようで、麓の北杜市の街並みがぼんやりと見てとれた。

外に出てみると、どうやら雲もとれていて、小屋番のにーさんの予報は外れた様子。やや薄暗い室内で、ランプの光で朝食をとったけれど、お皿の上に載った品物が何だったのか、実のところよくわからない(苦笑)。一応、これは漬物、これは梅干、といったものはわかったけれど、はっきりいって、「闇鍋」ならぬ「闇朝食」でした(苦笑)。

朝食もそこそこに済ませ、カメラを担いで小屋のすぐ上の稜線に向かって歩いていく。どうやら日の出はもうすぐのようで、地平線に近いところがオレンジ色に染まってりる様子がみてとれる。赤岳方面への分岐がある視界が開けたところまで歩いていくと思わず声を出さずにはいられない光景が目に飛び込んで来たのだ!

20091019-01.jpg間もなく日の出。右に頭を出している山並の一部は金峰山で、五丈岩のでっぱりがはっきりと肉眼でわかったほど。

20091019-02.jpg権現岳山頂の岩峰とその向こうに浮かぶ富士山

20091019-011.jpg三ツ頭とそれにつづく尾根

下手な文章は不要ですよね、これ。

20091019-03.jpg北東方面に目を転じれば、主峰赤岳も太陽の光を浴びて輝いているのが見て取れる。もう少し正面だとその名の如くもっと赤く染まった山肌が見えたに違いない。太陽がその高度を上げるに従って、山頂からその影が徐々に麓に向かって下がっていく様を見ていると、周囲は時間が止まったかのような錯覚を覚える。このままこの景色の中に溶け込んでいけたらなぁ、などと、普段は絶対に思いつかないようなことを感じるから不思議なものだ。山での一日の始まりの光が織り成す幻想的な雰囲気にまたしても虜になってしまったのだ。

20091019-04.jpg小屋を出発したのは7時過ぎ。小屋番のにーさんは今夜の宿泊者の為のボッカに早々と山を降りていったようだ。入り口に掛けた「ボッカ中です」の看板を見ると、なんだかうちらおいていかれたような気分でした(笑)。

←小屋の前から見た東ギボシ
小屋を出発してすぐ目の前に現れるのが東ギボシ。ガレた登山道を登り、山頂を巻くようにして目印に従って進んで行く。そこを越えると今度は西ギボシだ。
ところで、この東西両ギボシ。立派な山容をしていると思うし、下から仰ぎ見ても他の山々に決して澪撮ることはないと思うのだけれど、何故か八ヶ岳連峰をなす"山”には含まれていないのが不思議と言えば不思議。七不思議ならぬ、八ツ不思議といったところか・・・・(苦笑)。


20091019-05.jpg続いて西ギボシを越えて、さらに鎖をたどって岩場を下って行くと、今度はノロシと呼ばれる場所に出る。ここも小さなピークで、ほんの少しだけ廻り道をするような形で、小ピークへ道が続いている。このあたりにくるまで、何度来た道を振り返ったことか。というのも、少し進む度に、ギボシや権現岳の見える角度が変わり、そのたびに魅力的な姿を見せてくれるのだ。おかげでしょっちゅう立ち止まるハメになってしまったのはいうまでもない。また、ギボシの裏側(西側)の切り立った崖の迫力もなかなかのモンです。
ちなみに、ここまですれ違った登山者は4名。静かでいいですなぁ・・・・。

20091019-06.jpg 20091019-07.jpg
左:ノロシで定番の記念撮影。
右:ノロシのピークにある三角点。その向こうに見えるのは蓼科山

20091019-08.jpgノロシまで来れば青年小屋まではもうすぐそこ。樹林帯の中の登山道をさっさと降りて行くと、青年小屋の裏手に出た。
天気もヨシ、風も少々、絶好のコンディションなので、予定通り西岳へ進路を取る。小屋の裏手のテント場の奥に、西岳への道が続いている。この道に入って5分ほど歩くと乙女の水と呼ばれる水場に出る。冷たくて(あたりまえか・・)、キリっとした美味しい水だ。ここで持参のボトルとザックに入れてある水袋にたっぷりと補給したけれど、冷静になって考えれば、どうせまた戻ってくるのだから、コーヒーに必要な分だけ汲んで、少しでも身軽にして歩いたほうがよかったのに、と引き返した時に気がついても遅いよね(苦笑)。

20091019-09.jpg西岳までのコースタイムはおよそ一時間。途中水場で休んだり、写真を撮ったりしたけれど、ほぼその位の時間で西岳に到着。周囲の木々の背丈が低くなってきて、ちいさなトンネルのようなところを抜けたら、岩場が広がり一気に展望が広がる。この展開が感動をより大きくしてくれるような気がする。ここからみる編笠山は、岩のゴツゴツした荒々しい表面を感じさせない、とても穏やかな雰囲気を見せているのがちょっと不思議な感じだ。先ほどの乙女の水でモーニングコーヒーとしゃれこんだ。
さすにが月曜日の早朝から西岳にくるようなモノ好きは少ないのか、30分ほどいたけれど、他の登山者はゼロ。いやぁ、やっぱり山頂独り占め(二人占め)は気分がいいです、ハイ。

20091019-091.jpg

20091019-10.jpg9時50分、西岳山頂を出発、帰路は特に写真を撮ることもなく、ダッシュで青年小屋まで戻る。編笠山麓の岩場を前にして、靴ひもを再度締め直して出発する。
それにしても、この岩、いったいどこから来たんだか?と、考えると夜も眠れなくなりそうだ。もともとは土で覆われていたのが浸食か風雨で表面が流されてしまったか、とつい考えてしまう。どなたかご存知でしたら正解を教えてください・・・。

20091019-11.jpg岩場を過ぎると今度はシャクナゲとハイマツが主の、下は岩場のトンネルのような道が続いている。ほぼ直登コースだ。ただ、この道が気分がいいのは、上るのに飽きたら後ろを振り返ってみることだ。ほとんど常に、ギボシ・権現岳といった山並が目に入って、疲れを癒してくれる。勾配が緩くなってきて、道が左方向にカーブして、その先が開けているように見えてきたらもうゴールはすぐそこ。南八ヶ岳・三峰目に無事到着です。

20091019-122.jpgやっぱりココも岩ゴロゴロの山頂でした。

20091019-12.jpg山頂から南東方面。やっぱり富士山が見えるってのはいいなぁ。

20091019-13.jpg標高2524mの編笠山山頂。道標もかなりくたびれてますけど、何気に趣があったりして。


20091019-15.jpg昨日、上ってきた小泉口登山道の尾根筋。何べん見ても「よく登ってきたなぁ・・・・」すにがここ編笠山は、二人占めというわけにはいかないようで。青年小屋から登ってくる途中で15人ほどのグループとすれ違ったのをはじめとして、山頂に着いた時にも3グループ8人ほどの登山者が休んでいたし、休憩している最中にも数人具グループが上がってきたり、とさすがに南端のアクセスの良い山だけあって、賑やかでした。
 
20091019-16.jpg昼食も兼ねた休憩をここで過ごし、12時に下山開始。これから一気に標高差1000mを下らなければいけない。幸いにもふくらはぎの状態は良好。多少、ハリを感じるもののまだ攣る気配はない。万歩計はすでに13000歩あまりを示していたが、攣りまくった翌日は割と調子がいい、というジンクスを信じて歩き続けるしかない(そんなジンクスあるんかいな??)。
地図を見てもわかるように、等高線の間隔が非常に狭いこの道、ここを登ってくるのは大変だよなぁ、と思いつつ、手もとの高度計とにらめっこしながら、ぐんぐん下る。途中写真のような梯子もあったけれど、迂回路の踏み跡もしっかりしていて、そっちを通ってもあまり支障がないかな、と思うくらい。

で、ここで二名の登山者とすれ違ったのだけれど、なんと一人は我が家がよくお世話になっている山道具屋さんの店員さん! 当然向こうはこちらのことまでは知らなかったけれど、一応お客さんだということで、愛想良く挨拶返してくれました、○○さん、改めて店で御挨拶しますんで。

シャクナゲもけっこうたくさん目につきましたね。編笠山から富士見高原へと通じる登山道沿いにシャクナゲ公園なんていうものがあるくらいですから、このあたりでも多いのはうなづける話です。
高度が下がってくると、紅葉も目にはいるようになってきました。
20091019-17.jpg 20091019-18.jpg

ハイマツの紅葉も再び姿を現します。
20091019-19.jpg 20091019-20.jpg

雲海から見た富士山。今回の山行での最後の富士山です。
20091019-22.jpg

勾配が緩やかになってきて道幅が広がってきたらもうゴールはすぐそこ。右にカーブして2,3分歩くと、その先には車の影が目に入ってきました。
20091019-21.jpg
午後二時過ぎに、観音平の駐車場に到着、今回も無事ゴールを迎えることが出来て感謝。

南八ヶ岳(権現岳・西岳・編笠山)-おまけ』に続く・・・
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  1. 2009/10/28(水) 22:17:47|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

今まで、やはりこのブログのページ開くのに
1~2分かかっていたんですが・・・

Windows7をお試しで使っていて
それだと早い早い!3秒くらいで開くので
驚きました!

岩、石、岩がすごいですね~
  1. 2009/10/29(木) 22:55:40 |
  2. URL |
  3. white bird #-
  4. [ 編集]

white birdさん:
やっぱり写真を多用すると重たくなるみたいですね。
Windows7でだいぶ改良されたみたいですね。多分、画像のロードは後回しにしているんでしょうけど、ありがたいお知らせですね。

岩場が多いとやっぱり緊張しますし、疲れもたまりますね。面白いことは面白いんですけど、体の軽快感とでもいうのかな、アマタと体の不一致が大きいと、一発でコケそうで・・・・(苦笑)
  1. 2009/10/30(金) 12:07:46 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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