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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

奥秩父(甲武信岳ー金峰山)-その2

5/24(日)

自宅05:15 - 07:15 塩山駅着 - 08:00 西沢渓谷駐車場 08:50 - 11:29 徳ちゃん新道分岐 11:33 - 14:03 木賊山 14:06 - 14:29 甲武信小屋着

自宅を出て129号を北上、八王子バイパスを通過して中央自動車道で勝沼インター、というルートを選択した今回。中央自動車道に乗る頃に既に小雨模様。その度合いは、間欠ワイパーのインターバル3秒程度、という具合。笹子トンネルを抜けたら青空とまでは言わないけれど、高曇りで山並が多少なりとも見えたらなぁ・・・・という甘い期待は見事に打ち砕かれた。

トンネルを抜けると、そこは「大雨」だったのである。
こういう日は、いろんなことが良くない方に流れるもので、高速料金も日常的な休日割引のおかげで¥900。せっかく「乗り放題¥1,000」の恩恵を受けられる、と思ったのに・・・・などと、全然関係ないことにまであたりたくなるほど、気分はマイナス100%・・・・・。

それでも当初予定していた塩山駅前のTime24の駐車場に到着。ここ、24時間の最大料金がなんと¥400、丸二日と7時間駐車してもわずか\1,200という場所なのだ。ここに車を止めて、駅からタクシーで西沢渓谷へ向かう、というのが当初のプラン。

ところが、降る雨はさらに激しさを増してきている。駐車場から駅までは100m余り。この間、まぁ濡れるけれど傘をさすほどではないな、という程度の雨なら、当初の計画通りの行動をするつもりだったのだけれど、とんでもない、車から出るのもはばかられる程の大粒の雨。

さぁ、どーするよ!

「やめよう・・・」

これはオイラの第一声である。
何故山登りをするのか? と問われれば、迷うことなく「日常では得られない眺望を見たいから」と答える。それが期待できないばかりか、この雨では山をあることそのものに危険を感じてしまうし、第一雨の中の山歩きってのはそれだけで負担になるものだ。

相方は諦めきらない様子がありあり(そりゃそーだ)。
いったんは中止することを決めたものの、このままUターンするのは芸がないので、とりあえず西沢渓谷まではこのまま車を走らせてみることにした。

渓谷までは30分弱。その間、脳内では激しく今後のシミュレーションをしていた。
今日はこのままどこかで遊んで、明日出直して一泊二日で甲武信岳にいく・・・・
いや、一気に韮崎を通過して水牆山荘まで行き、一泊二日で金峰山へ行こうか・・・・・

そんなことを考えているうちに、やがて渓谷手前の「みとみの道の駅」に到着。ここはシーズンになると、ハイカーの車でごったがえす所らしい。とりあえず駐車場に止めてみると、脇の方で登山の準備をしているグループがいた。雨も小止みになっており、ちょっと明るくなってきた感じ。相方はまるで初心者ジャンパーのように「なんかちょっと明るくなってきてない?」などと、しきりに誘ってくる(苦笑)。

トイレに行っている間に、その準備をしている3人組に声をかけたらしい。彼らも今日、甲武信小屋に一泊するつもりらしい。同行者がいる、ということで余計に勢いづいてきた相方。空を見上げると確かに少し明るくなってきている。さぁ、どーするよ!!


・・・・・


・・・・・


「行くか・・・・」

正直、迷った。本当に迷った。
判断をするのは自分自身であるが、同行者がいる、ということにこれだけ揺り動かされるとは思ってもいなかった。天候は明日以降回復傾向にある、という予報は変わっていない。いろんなことが頭をよぎっていったが、雨の中の山歩きも経験しておくのもいいかもしれない、と半ば強引ともいえるこじつけで、GO!

そんなわけで、車をもう少し奥の、渓谷入口にある駐車場にすすめて、そこで準備を整えて出発したのが、8時50分。所要時間を考えると、まぁぎりぎりの時間でもあったわけだ。

駐車場からはしばらくの間、笛吹川沿いの舗装された散策路を歩く。今は休業中の西沢山荘の手前に、手書きの看板で「徳ちゃん新道入口」の看板の所を右折して、いよいよ山歩きの開始である。

20090524-02.jpgこの新道、尾根伝いにあがっていくのだが、地図でみるよりもずっとなだらかで歩きやすい道だ。時折展望が効くようなところが数か所あったが、あつく霧に覆われて何も見えない。それでも新道の分岐あたりに近づいてくると、シャクナゲの花が目立つようになってきた。うっそうとした森の中を歩いている時には、こういう花が咲いている光景は元気を与えてくれるものだ。

10時前位だろうか、ひと組の年配夫婦とすれ違った。なんともう甲武信岳にいってきて、天気が良くないから今日はもう引き揚げてきた、というのだ。でも、これ以上悪くはならないみたいだから、足元気をつけて、と言われ、少し気が楽になる。この御夫婦と二日後に別の場所でまた会うことになろうとは、この時は予想もしていなかった。

20090524-03.jpg徳ちゃん新道を過ぎて戸渡尾根に入るころから、時折霧が晴れて向こう側の尾根が見渡せる時も出てきた。相変わらずうっそうとした森の中を歩き続けるが、霧に覆われた新緑もまた趣があるものだ。太陽に照らされて緑の葉がキラキラと輝いているさまも素敵だが、雨に濡れた新緑もまた捨てがたい魅力が感じられる。長い登りもようやく終わりに近づいてきた。ようやく戸渡尾根の分岐点に到着した。ここを東に進めば、雁坂峠を経て雲取まで続いている縦走路だ。
駐車場から徳ちゃん新道分岐まで二時間四十分、そこから戸渡尾根分岐まで二時間強、標高差約1400m。ってことは、檜洞丸までの道二回分?? さすが、2500mを超える山です、ハイ。

ここから木賊(とくさ)山まではもうわずか。しかし、右上の写真の通り、この分岐から登山道には雪がかなり残っていた。軽アイゼンも必要ないが、逆に踏み抜きが怖いのがこの時期の残雪。今回これにはほとほと参った。明日も、明後日もこの残雪に苦労するとは、この時は思ってもいなかったのである。

20090524-06.jpg木賊山の山頂は木に覆われてまったく眺望は効かないが、そこからさらに西に進むと、山肌が削れた場所に出るが、ここから見る甲武信岳が最もカッコイイ、といろんな本に書いてある。雨はあがっていたものの、そんな光景はとても望めない。これがその写真。天気が良ければ右上にその雄姿がばっちりとみられるはずなんだが・・・・・


20090524-04.jpgここからは斜面を下っていけばもう小屋はすぐそこ。昨年購入した日本百名山のNo.29で見た甲武信小屋が目に入った。小屋の周りは全く雪は見られないが、樹林に囲まれた周囲にはまだ結構残っている(右は、左の写真を撮った場所で180度まわれ右をした方向。日影なので特に雪が融けるのが遅い)。


20090524-05.jpg小屋に到着し、とりあえず荷物をおいて、着がえをしてリラックス。途中、機会のなかったコーヒーを入れてようやくほっとすることが出来た。まぁ、この天候の中、よくぞここまで上がってきたものだ、と改めて思う。小屋の主人の徳さんも、明日以降は回復傾向だし、この位の雨だったら、かえって雰囲気もいいもんだよ、とねぎらって(?)くれたのが嬉しい。星空と日の出は期待できないが、あぁ、あがってきたよかったな、と思えたことは、それはそれで幸せなことなのかもしれないね。

今宵の宿泊者は、駐車場で会った三人組と、屈強なガイドさんに連れられたとても元気なオバちゃん達6人組。夕食のあとは、42インチのソニーの液晶TVでの、徳さん撮影・編集、北爪さん音楽の自作ビデオを見せてもらった。ギターの奏でる音色と甲武信の自然とがとてもよく調和したオリジナルビデオだ。その心地よさに、ついうつらうつらしてしまうのであった(苦笑)。

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  1. 2009/05/28(木) 22:49:47|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:3
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コメント

雨の日には、それならではの情景を楽しめますよね~。
とはいっても、我が家の場合、高尾山ぐらいしか雨の日には行けませんが。
初心者ジャンパーのような...笑えました ^^
jump&pullでもいいから上がってみようとか言いつつ、上がれたら12,500ftまで~なんて思ってる。
空も山も逃げないけれど、出来る時にしないと時は過ぎていく。。
  1. 2009/05/29(金) 07:59:06 |
  2. URL |
  3. Aki #-
  4. [ 編集]

上手くいった珍道中(?)ってところでしょうか??(^^;

山の事は全く知らないので、途中大丈夫かな?と思ってしまいましたが
良かったです(^^)
  1. 2009/05/29(金) 13:29:25 |
  2. URL |
  3. white bird #-
  4. [ 編集]

Akiさん:
「雨と新緑って、とってもよく似合う」と聞かされて、確かにうんうん!って同意するんだけど、なかなか一歩が踏み出せなくて(苦笑)。

>「空も山も逃げないけれど、出来る時にしないと時は過ぎていく。。」
うん、いいセリフです。
空も山も、相性と巡り合わせってあるんだな、って思います。

white birdさん:
状況だけを並べてみたら、決してほめられた行動ではなかったとおもいますけど、そこをカバーできたのは、年の功かな、と。状況判断という点では、空の世界で培ったものが大いに役立った、と思ってマス。
  1. 2009/05/29(金) 23:01:19 |
  2. URL |
  3. BK #-
  4. [ 編集]

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