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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

尾瀬-その2 初日

今回の尾瀬行きは、東武トラベルが主催する「尾瀬夜行23:55」を利用。これは、浅草を23:55に出発し、会津高原尾瀬口駅に03:30、そこから、御池もしくは沼山峠に午前6時頃に到着するバスがセットになったもの。早朝に尾瀬の入り口を出発できるのが最大のメリットだ。とはいうものの、やはり慣れない夜行の電車とバスの旅、案の定ほとんど寝ることも出来ずに、半ば徹夜状態のちょっとけだるい雰囲気の中、御池に降り立った。

浅草で買ったおにぎりで簡単な朝食を済ませて6:30過ぎに出発、雲の流れは速いものの、概ね晴れ間が広がっており、これなら燧ケ岳登頂も問題ないだろう、ということでやる気も出てきて頭もだんだんすっきりとしてくる。ただ、案内所のおじさん「まぁ午前中だけだろうな」というつぶやき・・・・。後でやっぱり地元のおっさんの意見には耳を傾けねば・・・と反省することになろうとは、このときはこれっぽっちも思っていなかったのである。

20080728-02.jpg駐車場の奥まで行くと、燧裏林道とよばれる木道が見えてくる。入山者の調査の為機械が設置されており、「一人ずつお通り下さい」とある。木道を歩いているとなんとなく「尾瀬に来たんだなぁ」というカンジがするから不思議なものだ。燧裏林道と燧ケ岳との分岐を過ぎると木道ともお別れで、道は岩の混ざった急踏にがらりと姿を変える。「これ、下ること考えたら嫌だよなぁ」と何度も思うくらいの急峻な上り。まだこの頃は余裕だったので、片手にカメラを持ったまま登り続ける。

 20080728-03.jpg
小一時間ほどこの急峻な上りと格闘をつづけると、ようやく道はなだらかになり、最初の目安である広沢田代に到着。鬱蒼とした林の中の岩交じりの急踏のあとに現れた広々とした湿原の光景には、本当に心が洗われるようだ。ここから正面にやや幅広の小高い丘が見えるが、次なる目的はその丘を越えること。そこを越えれば熊沢田代だ。

20080728-04.jpgやはり同じように森の中の急峻な登りを上がって行くと、今度は45分ほどで熊沢田代に到着。ここは広沢田代よりも面積はずっと広い。そしてその先に見えるは燧ケ岳の俎(まないたぐら)。湿原の中を通る木道も尾瀬を象徴するような、それでいてぐっと控えめながらも存在感を見せてくれる。
 
この写真をクリックして拡大してみるとお分かりだろうが、燧ケ岳の山腹に白い筋が二本ほど見える。「あれ、残雪かねぇ・・・」などといっていたが、果たして残雪でした。7月下旬頃まで雪が残っていることがあるので・・・とガイドブックにも乗っていたが、この目でそれをみることになるとは思ってもいなかった。しかもこの雪渓を登っていくのが燧ケ岳登山コースなのだ。

熊沢田代から山頂までの上りも、御池からのそれにさらに拍車を掛けるような凄さ。というよりも、これ沢登りちゃうんか?という所もあった位。昨晩の雨の影響もあったのだろうが、雪解けの水が登山道を流れ落ちていて、そこにじゃぶじゃぶと足を踏み入れながらずんずんと登っていくのである。上部の雪渓を登るときにはさすがにちょっと緊張したが、アイゼンが必要なほどではない。だが、油断は禁物、足を滑らせたらそれこそ100m位はあっというまに滑落してしまうだろうから。

山頂からこちらに降りてくる登山者が多いのにもびっくりだ。加えて、中高年(というよりも”高年”の方がほとんど!)の割合の多さにもびっくり。たどたどしい足取りで雪渓を下っていく姿を見ていると、「おばちゃん、この先の下りも厳しいけどだいじょうぶ?」と心配してしまうほど。登山(ハイキング?)が中高年の間でもブームだとはいえ、大丈夫かな、とヒトゴトながら心配してしまう。

20080728-05.jpg熊沢田代から広沢田代を振り返る。左側にぽつんと小さく見えている駐車場が出発地点である御池の休憩所。


20080728-041.jpg
急峻なのぼりが続く中、こんなゼンマイの群生にもお目にかかることが出来た。


こまめに小休止をとりながら登り続けること1時間40分あまり、ようやく岩で覆われた俎の山頂に到着、時刻は10:33、所要時間はほぼ4時間でした。山頂はむき出しの岩がゴロゴロしており、さほど広くはないが、眺望は抜群。相変わらず動きの早い雲が、太陽を隠しては顔を出したりと繰り返しており、それだけがやや気になるところ。適当な場所を見つけて荷物を降ろして、まずは何よりもコーヒーを沸かして一息。

左が俎からみた燧ケ岳最高峰の柴安。左手奥に見えるのが尾瀬ヶ原と至仏山。右が柴安からみた俎。柴安までは20分あまりで行ける。この時刻(12時前)になると、頻繁に流れてきた雲が山頂を覆い隠していた。西のほうから天気は崩れてきているのがはっきりとわかり、時折ゴロゴロと雷の音も聞こえてくるようになってきた。そんなわけで、山頂でのカップラーメンのご馳走は取りやめにして、とっとと尾瀬沼へ降りることにしたのである。
20080728-06.jpg 20080728-07.jpg

下山路は、ちょっと迷ったが、ミノブチ岳を経由して長英新道を下ることにした。こちらは4.2km。尾瀬沼まで直行するような形のナデっ窪登山道は2.6kmと距離は短いが、かなりの急峻な下りだとか。燧ケ岳までの登りのようなところを下るのは勘弁だな、ということで長英新道を選んだのが、これがまた長いこと! 登山道自体もかなり荒れており、土砂の流出が激しく、深く掘られているところが数え切れないほど。普通に下っていけるところの方がむしろ少ないのではないか、と思えるほど。加えて、雷ゴロゴロからとうとう雨が落ちてきた。とりあえずカッパの上だけは羽織って、ザックカバーを装着する。あれ、下(ズボン)は?とお思いだろうが、何ゆえかこのときは一分でも早く下山したい思いに駆られて、下を履く手間すら疎ましくなってしまったのである。まぁ、もう少し本降りになってからでもいいか、と安易なことを考えたのが運のツキ・・・・・それから本格的な土砂降りになってしまったのである。

おまけに下っていくに従って、登山道のぬかるみの激しいこと! こうなると立ち止まって下を履くどころではない。小ぶりの時にとっとと準備すべきなのはいうまでもないことなのだ。まぁ、夏場で気温も十分なので、ズボンがびしょぬれになっても冷たいとか、寒いとか、そういったことを心配する必要はないものの、やっぱり「あぁ、濡れてきた、びしょびしょだ・・・」というアノ感触はなんともいえないものがある。

そしてとうとう登山道は、ほとんど田んぼの様相を呈してきた。もともとぬかるみが多かったようだが、昨晩そして今日と続いた土砂降りでもうひどい状態だ。丸太や倒木を敷いてしのいでいるようだが、ほとんど焼け石に水。それでもゴアテックスのトレッキングシューズはかなり頑張ってくれたようだ。だが、それも限界、とうとう小学生並みのピチャピチャ音を立てて歩くハメになってしまったのである。

コースタイムでは二時間少々なのだが、荒れた登山道とぬかるみのおかげで二時間半ほどかかったろうか、ようやく湿原が見えて木道にたどり着いたときには救われた思いがしたものだ。ここまでくればあとは1kmもない。濡れて滑りやすくなっているものの、ぬかるみの登山道に比べたら木道なんてもう天国に等しい。下半身だけびしょぬれになりながら今宵の宿である長蔵小屋にたどり着いたのは15:45でした。

コースタイム
御池発 6:36
広沢田代着 7:47 発 8:02
熊沢田代着 8:53 発 8:04
俎着   10:33 発 11:20(柴安にむけて)
柴安着  11:50(渋滞のため少々時間オーバー) 発 12:20
俎発   12:34
ミノブチ岳着 13:03 発 13:10
長蔵小屋着 15:45

やはり登り、特に急登区間は万歩計が正しく働いてくれなかったようです。
御池ー燧ケ岳山頂(4.8km)が6665歩しかないんですから。
一方、だらだらとした下りのミノブチ岳ー長蔵小屋(4.2km)が10500歩。
距離換算すると、だいたい23000歩、といったところでしょうか。総歩行距離10.2kmでした。




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  1. 2008/07/29(火) 22:55:08|
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