前回エントリーの記事、キリ番の1400個目でした。
初冬の北アルプス西空に広がるビーナスベルト,06:06。
これが見たくて日の出に背を向けてひたすらシャッターを切り続けるのさ。

今日も下山はゆっくりと。
大天荘 7:30 - 9:20 大下りの頭 - 10:17 燕山荘 10:38 - 11:16 合戦小屋 - 13:11中房温泉
初冬の大天井岳2023ーその1はこちら初冬の大天井岳2023ー星空編はこちら
そう、この朝日の反対側、西側に広がるビーナスベルトの紅く染まる様子が撮りたくて、日の出はこの一瞬だけ。

これは06:09、冒頭の一枚の3分後。ちょっとした雲・空のかすみ具合でガラッと様子が変わってくる日の出時刻の空の変化。
この様子を見たものそのまま再現できるウデがないのがもどかしい。だから肉眼で観に行くしかないのだけどね。

ここ数年、このパターンの写真を撮るのにハマっている^^

出発前に小屋主の榊さんとしばし歓談。そこに従業員の方も加わってなにやら撮影大会の様相に。
昨日ばったりでくわしたのづざんは、今朝も元気いっぱい! こんな風に姿が見えなくなるまで見送ってくれました。

朝のトラバース道は心配された凍結もなく、雪を踏みしめるキュッキュという音が心地よく耳に響いてくれるし、適度に圧雪なのでブレーキもよく効いてくれる、快適な雪道でした。

にしても、この暑さというか暖かさ、何??
出発時の気温は2℃。日の出の頃はマイナスだったけど、出発時(7:30)にはもうプラス。しかも太陽の光がたっぷりと注ぐ今朝は数字以上の暖かさ。いったんは出した冬用ジャケットは出番無しとばかりにザックの奥にしまい込まれたのであります。
大下りの頭でもう一度振り返って「またな~」

蛙岩を過ぎて燕山荘までの最後の稜線。さすがに今日は雷鳥はいないよなぁ。

合戦小屋を過ぎた先の見晴らしのいいところから、こんどこそ最後の「またな~」(何度目だよ・・・)

出発時はまだ暗かったからよくわからなかったけど、麓のカラマツはもう黄葉の盛りは少し過ぎていたようでした。

登山口を過ぎてからみる斜面に広がる黄葉は今が真っ盛り。

有明荘で源泉を堪能した後に立ち寄ったのが、有明山神社のわきにあるそば処「くるまや」。

これ一人前のざる。ざるの表面が湾曲してて実際にはそんなに沢山盛られてないんじゃね?と思うけど、ざるはまっ平。
思わず「これ一人前ですか?」って聞いたほど。メニューには「ざる二人前」ってのもあったから。
季節柄新そばだと思うけど、そばの味はよくわからないうちらでも、なかなか美味しいと思えたのが収穫。
ちなみに私は温かいそばを注文。
これ、かき揚げの出来上がるタイミングとずれてたのか、少々のび気味になっちゃってたのが残念。
でもそれがなければきっと「旨っ!」ってうなっていただろうな、と思える味でした。
星空編へ続く、はず。
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- 2023/11/08(水) 19:48:52|
- 山
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