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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

夫婦岩で星撮りー第3弾

大東埼はパスした第3弾。狙いはオリオンの出と冬ダイヤ!
撮影日:2023/8/26

現地到着してカメラを構えて撮影を開始したのは0:25過ぎ。
漁火が強烈で沖合を通っているはずだけど、波打ち際を通っているんじゃね?と思うほどの光も。あれ、何狙いなんだろ?
なんてことを思いながら撮影。

実はこの日に撮った写真の中に多数写りこんでいたものがあった。それは夜光虫。
その存在は他の方の写真を見て知っていたけど、予想するのも難しいし、綺麗だなぁとは思うものの自分にはなかなかチャンスはないと思っていて、その存在すら忘れかけていた。たまたまSNSの所属する写真部に投稿したところ、「流れ星もいいけど、夜光虫も素敵じゃないですか」とのコメントを頂き、えええっ!?とびっくり。

これがその1枚。露出を変えての試撮りをしている最中で、空はほとんど見ておらず、画像確認でモニターを覗いたらまぁ見事な流れ星。画像でこれだけ残っているからかなり大きなヤツだったと思う。すっかりこれに見とれて、2つの岩を結ぶかのように青く光っているものの存在には全く気が付かなかったのである。 今回載せた写真にも多数写りこんでいるので見てみてください。

02:25 AF-S Nikkor 24-120 f/4 ISO5000 15s
20230826-011_1831-4.jpg
肉眼でどれほど見えていたのか、がとっても気になるんですよね。

今の所、これが2023年一番の思い出になる1枚。

現地に到着すると、やっぱり目を引くのは木星とプレアデスとカペラの競演。
0:27
20230826-001_1591-4.jpg

高い位置にカシオペア。となると気になるのはアンドロメダ星雲。これを入れたくて構図としてはイマイチだけどまぁよろし。
0:39
20230826-002_1615-3.jpg

カペラにぐぐーっと焦点あててみた。30mm相当で。
0:57
20230826-003_1660-3.jpg

すっかり西に傾いた天の川。夏の大三角形が稜線(といっても”やま”というより丘、ですけど)の上に鎮座。
1:06
20230826-004_1681-3.jpg

岩陰からリゲルも上がった来たので、オリオンに焦点を当て始めた。
01:25
20230826-005_1717-4.jpg

三ツ星したの三ツ星も登場。
沖合には漁火がひっきりなしに。今晩は好漁日なのかな、と思うほど。
01:39
20230826-006_1757-4.jpg

オリオンが上がるまではやっぱりこのカペラの存在感が際立っていますね。同じようなのが何枚も^^;
左端に水平に流れているのは流れ星で、それとクロスしている縦のは人工衛星。
01:53
20230826-007_1785-3.jpg

全体を現したオリオン。引き潮だったので浜辺に降りて撮ってみた。漁火の強烈な事!
01:57
20230826-008_1795-3.jpg
この1枚にも写っているけれど、左の島の波打ち際、青白くくっきりと光っているのが夜光虫。

これも浜辺に降りて撮った1枚。
02:06
20230826-009_1818-4.jpg

少し移動すると、大岩(夫婦岩の左側の大きなほう、こう呼ぶことにする)の向こうにはカストル・ボルックスが上がっていた。
ふたご座って縦のイメージがあるので、横たわっている双子ってこの時期しか見られないんですよね。
02:23
20230826-010_1829-4.jpg

ふたご座も上がってきたことだし、冬ダイヤ/全部じゃないけど欲張ってみよう、と思うものの24mmだとちと苦しい。
02:42
20230826-012_1849-3.jpg

こいぬのプロキオンが水平線上から登場。
02:59
20230826-013_1866-4.jpg

おおいぬのシリウスも登場で役者揃い踏み。もっと早い時刻に出ていたんだけれど、低空の雲に遮られたりして、くっきりと視認できはめたのはこの頃。
3:30
20230826-014_1897-4.jpg

冬ダイヤの主役勢ぞろいしたところで全貌を収めてみようと24mmであがいてみる。
が、ベテルギウスが欠けた・・・・
03:32
20230826-015_1900-3.jpg
何気に「シリウスロード」がかなり明瞭に海面上に現れてました。

冬ダイヤの全貌は大きな円というイメージがあるけれど、意外にも長方形だったりする。そのことに思い至って、そうか、カメラ傾ければ入るかも!
20230826-016_1903-3.jpg
カペラが欠けた^^;
でもこれなら入りそう。
夜光虫とシリウスロードの青と白の競演が素晴らしい。

成就!
24mmでも冬ダイヤを写しこむことが出来る、ということがわかったのも大きな収穫^^
20230826-017_1905-4.jpg

ここで24-120(ソフトフィルター付き)の出番は終了。
明るいレンズ(SP15-30、f2.8)で未明のXの撮影に再トライ。

おぉ、いるいる、今夜もX氏、登場してくれました。でも露出条件が難しい・・・。
ISO3200、15sec
03:48
20230826-018_1907-3.jpg

ぐっと露出を落としてみた(現像で持ち上げてます)。
ISO2000、8sec
03:52
20230826-019_1911-3.jpg

この時刻、目視でも空の明るさが刻一刻と変わっていく様子が感じとれるので、もう条件は変えないでひたすら撮影するのみ。
旨くいくかいかないか、はもう経験積むしかないんだろうなぁ。最初の条件決めが難しくもあり楽しくもあるんだけど。
03:54
20230826-020_1921-3.jpg
左の真ん中あたりに水平に短く写っているのは、まぎれもなく流れ星、でした。

X氏も徐々に空に溶け込んでいくようで。
8秒の露出の1枚撮りに、流星群の時の合成した1枚のように派手にスジが登場してますが、左下のやや明るいやつは飛行機、他はみな人工衛星です。カペラの中を水平に横切っているやつは流れ星か!と思ったけど、前後のカットにもうっすらと写っていたので。イリジウム衛星のようでした。
03:56
20230826-021_1929-3.jpg

この時刻になるともうX氏は去って行ってしまったようです。
雲なければ金星が上がってきている頃なんだけど、水平線上の雲の向こうかな?
04:01
20230826-022_1955-3.jpg

金星狙いに切り替えるため、再び24-120に付け替えて。
おっ、雲の合間に強烈な輝きを伴って登場。肉眼だと周りの薄明をものともしない輝きで目を楽しませてくれますが、写真だとなかなか難しい。
04:05
20230826-023_1959-4.jpg

だいぶ上がってきました。雲に隠れたりしてなかなかいい1枚を撮る機会が訪れず・・・。
04:18
20230826-024_1986-4.jpg

本日の最後の1枚。写真だと分かりづらいですが金星の明るさはこの時刻になってもまだまだ目立っていました。
冬ダイヤの面々は目を凝らすとかろうじて見えるくらい。
04:37
20230826-025_2002-4.jpg

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  1. 2023/09/16(土) 11:37:56|
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