では星空編。
月齢11の明るいお月さんとうまくお付き合いできるかどうか^^;
日曜夜は予報はあまり良くない上に日の入り時もかなり雲が出ていたのでさほど期待せずに外に出てみたら、あらなんとまぁ。
冬ダイヤが全て綺麗に見えているじゃありませんか! 夕食後のまったりタイムも切り上げて撮影開始!
特に断りのない限り、D750+Nikkor24-120、プロソフトンクリアでの撮影。
プロソフトンAに比べると星のにじみは思った以上に抑えられている感じ。白銀の世界での星撮影にはプロソフトンAの方が合うかも。
唐松岳はあの丘を越えないと見えないのです。金星の明るさったら!
19:38
残雪期の唐松岳ーその1はこちら残雪期の唐松岳ーその2(のんびり八方池)はこちら
残雪期の唐松岳ーその3(星空編)はこれ
白馬の稜線と北の星座たち。白馬鑓の上にはペルセウス座。
19:43

東に向けて。画面下に見えるのが山荘とリフト終点の建物。写っている星座の同定がここだけ出来なくて・・・^^;
19:48

ひとしきりぐるっと一周したあと、オリオンと冬の大三角形に焦点をあててみる。
19:53

この構図で撮影しているときに、視界右にゆっくりと動いているような輝点の存在に気が付いた。
ん? おっ、あれはもしかしてISS?
ここのところ、撮影時にISSと遭遇することが随分多いような気がする。カメラを向けている方向と違ったらまず100%気が付かないで終わるだろうけど、偶然にしては随分と遭遇率高いのだ。
煌々と輝く月明かりを見てふと思い出した。そうだ、光芒だ!
対角魚眼は持参していないがSP15-30なら絞り込んで写せるはず。
で撮ったのがこれ。f11の絞りでこれだけきれいに出てくれるのは新発見(遅い・・・・)
20:17

少し右に振れば、ちび三脚で頑張って撮影している相方の姿が。月光芒と一緒に写してみた。
20:25

今夜はこれにて撮影終了。
では7時間後にまた!
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空模様は昨晩からあまり変わらず好天をキープ。ちょうど月没時刻あたりだが、まだ西の空は月明かりの影響があるのか稜線沿いは随分と明るく見える。が南側は目印のさそり座が尻尾迄くっきりと見て取れる。天の川もうっすらとだが目視出来ていた。
3:41

西側はこんな感じ。白馬の稜線に頭だけ隠した大熊さん。
3:47

もう少しカメラを振って北極星とカシオペア。北天の天の川もうっすらと見えている。
3:50

夏の大三角形。随分高く上がっていたため、リフト終点の建物が中途半端にしか入らない・・・・・
3:53

35mm相当にズームして、さそり座ロックオン!
3:59

ここでレンズをSP15-30へ。やっぱりf2.8の威力は違いますね。現像での強調処理もほとんどかけてませんが(露出をやや上げた程度)、かなり天の川も濃淡クリアに写ってくれました。
4:05

露出をちょっと変えてみました。
上が10秒/ISO4000,こちらは8秒/ISO3200
4:08

これ、肉眼で見た感じをそのままに写せないかなぁ、と試行錯誤した中の1枚。ほら、天の川って肉眼じゃあんなにくっきりと見えないでしょ。だから実際に見えるのはこんな感じ、というのを出してみたかったのです。とはいえ、難しい・・・・・。
4:19

北天の天の川のサラサラ感を写したくてカメラを向けてみると、東の空はもううっすらとオレンジがかってきてます。自身が好きな時間帯です。
4:25

その続きにある天の川中心部。肉眼でもうっすらと薄明が始まりつつあるのがわかります。日の出およそ一時間前。
4:29

天の川も薄明の中に徐々に溶け込んでいきます。
4:34

晩と未明と両方とも撮影機会に恵まれるなんて、今年の運を使い果たしてしまわないか心配^^;
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- 2023/04/11(火) 21:17:42|
- 天体
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