遡ること14年、2009年の誕生日(は偶然だったけど)に訪れたけど、車の中にカメラ忘れるという大きな忘れ物したなぁ・・・^^;
岐阜・多治見方面に出掛けたついで、というとおかしいけれど、せっかくなので(というのが最近我が家で流行り)帰路どこかに寄っていこうということになった。最初は恵那山を考えていたけれど、林道から雪たっぷりの様相でかなり時間がかかりそうだったのでこちらに予定変更となった。予定自体は割と早めに決まっていたけれど、1週間前から予報と睨めっこ状態で、どうにもよろしくなさそう。直前になって初日はなんとか持ちそうだけど、まで回復してきたので予定決行。夜の星撮影と2日目は絶望的な状態だったけど、初日にすべてをかけて中津川のルートインを出発~。
菅の台バスセンターから。見えてますね~、お天気もってちょーだい・・・・

10:45 ホテル千畳敷 - 11:32 乗越浄土 - 12:00 中岳 - 12:22 木曽駒ケ岳山頂 12:40 - 12:56 中岳 13:08 - 13:35 宝剣山荘前 - 13:58 宝剣岳 14:09 - 14:27 浄土乗越 - 14:58 ホテル千畳敷
泊りでの山行きということもあって朝一のバスに無理に乗ることはしないで10:15発の二番バスでロープウェイ乗口へ向かう。
一番バスでは人が乗り切れずに臨時便が増発されたようだけど、二番バスは乗客10数人、といったところ。ロープウェイから見る景色はもうすっかり春。残雪のGW期に来ているかのような錯覚に陥る。
ほぼ予定通り11時前にホテル前を出発! あそこを登っているのは一番バスで上ってきた人たちかな。ありんこの行列のようです(といっても、昨日(土曜日)はすさまじかったらしい)。

待っててな、たぶん時間あるとおもうから^^

直登で急登のぼるのぼる。ここ汗かかないで上り切るのはムリです・・・・。

ところどころ緩んでいるのか、クラックが入っているのが見える。

乗越到着。前回(2009年)はここに上がった瞬間から爆風にさらわれたけど、今日は穏やかなもんです。爆風地帯であることを示すかのようにこのあたり一帯は地肌が出てますね。

中岳から木曽駒山頂を望む。この時丁度12時。まぁどうにかお天気は持ってくれそう。

山頂到着。持参の三脚が活躍できるコンディションであることに感謝^^

西の方から雲がわいてキター・・、あと少し待ってて・・・・・。

といいつつ、中岳山頂でコーヒータイムね。
上に載っているのは、浜松SAで買った家康の焼き印いりまんじゅう。

日暈もうっすらと登場。

イグルーありました。後で知ったけど前日に作られてここで一泊していった登山者のものだったそうです。相方は中に入って「広ーい」と感動しておりました。

西から雲が迫ってきたけれど、大崩れする様子ではないので出撃!

時折ガスに巻かれますが、まぁ大したこと無し。

あの向こう側に回り込むらしい。

一番嫌だったのは鎖場などではなく、上の写真の中央あたりに見える岩の右を回り込んでいくところ。雪で登山道がかさ上げされているため、屈むとザックが岩と接触しそうな位置なのだ。下手すりゃ引っかかっておぉっとなって、右に転倒、というパターン。
はい、右は切れ落ちてます。一気に天国行けそうです。
2つ目の鎖場かな、これ。これ越えて右からまわりこむようにいくと・・・

ほい、頂です。山頂標識ないのが残念。雪の下かな?

相方は、雪があると簡単にてっぺんに登れる!と喜んでおります。これ雪がないと小柄な女性にとってはよじ登るのがちょっときつい高さになるようで。

こっちにも降りてみたかったけど・・。一応夏道あるんですよね、こっちがわにも。
普通に戻って乗越浄土から下って帰還。
ここ、雪崩を誘発する恐れがあるから滑って降りるのはおやめください、ってホテルからも放送されているところなんですけど・・。
もっとも今日のこのコンディションだったら雪崩の心配はゼロに近かったけれど、でもね・・・・。

宿に帰り着くころには青空はもうすっかりどこかに行ってしまったけれど、木曽駒・宝剣岳、それに山頂珈琲も頂き、一通りミッション完了出来たのでほっと一安心。あ、星空はもう完全なオマケ、で勘定に入ってませんので、今回は^^;
ホテルの部屋に入って大浴場で一息つくともう気分は天国^^
食事時はほとんど飲まないけど、珍しく地ビールなんぞで乾杯。

未練がましく部屋の窓越しに。眼下に夜景、頭上には冬の星座たちが輝いているのをイメージ^^

この時刻、まだマシなほうで、駒ケ根の夜景が見えるくらいはガスは下には降りてきてなかったのです。
諦め悪く、このあと0時、2時、4時と窓越しに外を覗いてみたけれど、なーんにも見えませんでした・・・。
(目覚ましで起きたわけはなく、勝手に目が覚めるんです)
翌朝、雪舞ってます。

玄関からの外出口。吹き溜まりになっているせいもあるけれど、外でるのを諦めたほど。
(このあと宿のおにーさんがスコップでステップ切ってくれてました)

カール方面覗いてみますが真っ白な世界・・・・

しらび平もご覧の通りの雪化粧。

久しぶりの雪が舞う銀世界も、バスが高度を下げるにつれ徐々に白さも少なくなっていき、菅の台に着くころにはすっかり雨。
やっぱり上で星撮影したいな、との思いが一層強くなって帰路に就いたのであります。
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- 2023/03/21(火) 21:45:58|
- 山
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