満月上等!
と強がってみたものの、やっぱり手強いですなぁ・・・・^^;
未明の夏銀河の到来を映すことは叶わなかったけど、月明かりに照らされた白く染まった西穂稜線や笠ヶ岳、西の白山、南の乗鞍、と独特の輝きを放っている光景を映すことが出来のは何より。日中の太陽の光に照らされたのとは一味違う風景をどうぞ。
月明かりに照らされる雪を纏った西穂稜線の峰々。19:38

これ、他SNSでは「おおくまさん、西穂稜線に鎮座」と題して公開。ちょうどしっぽの付け根が西穂から上がってきています。
西穂高岳2023-その1はこちら西穂高岳2023-その2(山頂往復とかまくら祭りはこちら西穂高岳2023-その3(星空編)はこれ
山荘から10分ほど、独標が望めるところまで上がって、10~20枚ほどインターバル撮影で4方向写してみました。
風はまぁいたって穏やか。
19:41
笠ヶ岳方面。

19:45
遠く白山を望んで。

19:49
焼岳と乗鞍

19:56
霞沢岳。この時はまだカノープスは目視出来ず。多分霞沢岳の稜線の向こう側に隠れていたんじゃないかと。

一応、干支でもある「うさぎ座」主役ということで^^
20:00
やっぱり冬ダイヤ周辺がにぎやかで目に留まりますね。縦構図でオリオンと冬の大三角形。
満月によるゴーストに少々悩まされる。

20:07
やっぱり西穂方面が画になる。構図あれこれ悩みながらまたこっちに戻ってきました^^;

20:10
少し望遠を効かせて50mm相当で。

20:11
同じく50mm相当で、ソフトフィルター外したバージョン。

20:28
再び冬の大三角形へ。

乗鞍の稜線の左に見える明るいのは人工衛星で、その左に見えるのがカノープス。
20:31
山荘も入れて撮っておきたくなったので。ゴーストやーい・・・・

20:37
目の前の雪の斜面も入れてみたくて。この撮影をしているときにカノープスに気が付いた!

気が付けば山荘の消灯時間過ぎてました^^
20:43
この時刻あたり、かなり明瞭にカノープスが写りこんでくれました。もちろん肉眼でもばっちり視認。やっぱり湘南海岸でみるのとは別モノですな。

比較明合成しようと、このあたりは60枚インターバル撮影してます。
これが20:40からの5秒インターバル40枚(3分20秒ほど)の比較明合成。

よぉくみたら、少しピント甘かった・・・、1枚撮りだと気にならないけどこうやって明合成するとバレますな^^;
第一部の撮影はこれにて終了。
くっきりカノープスが撮れて大満足。
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第二部は4時起床で夏銀河狙い!
ってね、山荘の向こう側からは強烈なライトでも灯しているかの如く、まだまだほぼ満月が鎮座。外に出ると自分の影がやたらと濃いのだ。目印となるサソリも十分な高さに上がってきており、月灯りが無ければ間違いなく肉眼でも夏銀河の中心部から伸びる影が見えるはず・・・、
だけど、やはり月明かりは強かった^^;
いくら目を凝らしてみてもそれらしきものは見えず。まだ少し時間が早いんか・・・?
04:34

05:03
アンタレスの位置からして、もう見えていてもおかしくないはず。

いくら現像で頑張ってみても、それらしきものを浮かび上がらせることは出来ませんでした。
比較明合成用に60枚のインターバル撮影も撮ったので、Sequatorあたりでスタックさせたらまた変わるかもしれないけど。
これがその比較明合成。04:43~0t:02までのおよぼ20分間分/30秒インターバル。

げきちーん、の挨拶代わり、イタチの最後っ屁ともいうべきやけくその1枚。星に照らされた雪だるまくんならぬ、満月眩しい雪だるまくん、でした。

覚悟の上での満月下の撮影、それなりに楽しめました。
が、もうちょっと工夫できるんじゃね、と思うこと多々。
今シーズンのうちにリベンジしたいと思うけど。
ニシホの借りはニシホで返せ、っていうしね^^
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- 2023/02/14(火) 21:38:44|
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