では星空編を。
せっかくの新月期にも関わらず、予報からして期待度ゼロ。交換用レンズも持参しないというぐーたらな一晩でしたが、やはり空模様は気になるもの。夕食後にサンダルひっかけて外に出てみると、薄くもやがかかっているものの数多くの星が輝いていたのでした。
18:20頃。
ヒュッテの灯りが木々を照らしてます。この時はオリオン周辺はかなりクリアに見えてましたね。

たっぷり雪を被った樹々がほんのりとした月明かりに照らされて、というくらいが一番好きな光景なんですが、それはまた次回のお楽しみに・・・・。
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少し足を延ばして定番ポイントから。右側の枝が雪をかぶっている姿をいれて毎回日の出写真を撮っている、お気に入りの場所(枝)。

これと次の1枚、ホワイトバランスをオートで撮ったら3600Kあたりの設定になって青みが強すぎ。現像で見た目に近い感じに修正したものですが、ほんとこんな感じの色合いの空で、なにやら不思議な空間に迷い込んだかのような錯覚に陥ってました。いやぁ、ホワイトバランスの調整って難しい!
ふたご座もいれてみよう、と思ってカメラを振ってみたけれど、入ってなかった^^;

ヒュッテ前に戻ってきて1枚。星が少ない方角だけれど、くっきりと見えるのは木星だけって・・・!?金星は既に山の向こう側に沈んでました。

カシオペアと北極星。

これが18:44で、第一幕の撮影は終了。北横岳での星空とは思えないほど寂しい空模様ですが、まぁ何も見えないよりはヨシとせねば。
そして第2幕。時刻は0:28。
ヒュッテの上に鎮座するオリオン、という定番の光景、のはずなんですが、まぁなんともさみしいオリオン!

これもまぁ霞に包まれた深夜のヒュッテ、なんてタイトル次第では画になりそうな予感。
夕食後にも行った定番の場所へ。北斗七星とアルクトゥールス。

少し北に振って北極星と共に。ZTF彗星もこの画角の中に居るんだけど、さすがに拡大してもわからず、でした。追尾も何にもしてないし、なによりこの”もや”ではね。

三岳方面の大岩がうっすらと目に出来たので、アルクトゥールスと合わせて。

もうちょっと明るめに現像したらよかったかな、と思ったけど、露出を上げてもそもそも星自体が写っている数が少ないのでほとんど効果無しだった、ってことを思い出した。ここまで中半端な星空に遭遇したのは初かも・・・。
01:10、本日の最終カット。ヒュッテ上に居たはずにオリオン達は薄雲の向こうに姿を消していましたとさ。

一応ね、第3幕として未明時(5時頃)も計画し、ちゃんと起きだして外に様子も見に出たんですが、小雪ちらちら舞う空模様で、速攻とって返したのでした。
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- 2023/01/31(火) 21:14:07|
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