例年3月下旬から4月上旬にかけて、沈むダイヤモンド富士が自宅・会社近辺を南下、西移動してくる。会社近辺の相模が沿いに沿って3月下旬に南下、そのあと相模湾沿いを西に徐々に移動して4/10頃まで楽しめる。
が、今年はぐずついた天気が続いて成果なしか!?と思われたけれど、なんとか最後の方で天候回復して写真に収めることが出来たのであります。
ただ、ソースによって微妙に日にちのずれがあり、どれが正解なのか?がイマイチはっきりしないところがある。自分が頼りにしているのはもっぱらカシミール3D。ただこれ、アプリ上の緯度経度情報とGoogleマップ上のそれと2分ほどのずれがあって、それも他と日にちが一致しない理由なのかなとも思っていた。まぁ外れてもそれもヨシ、程度に思って、一日早いかもと予想された4/8(金)に照が埼海岸に出撃。うん、やっぱり一日早かったようで。

ちなみに照が埼海岸のプールの奥、普段は施錠されていてそこから先へは行けないが、「ダイヤモンド富士の季節には18:30まで開放します(4/9,10))と看板が取り付けられていた。厳密に狙いを定めたいならば、この波頭(南北に100m以上あり)を移動すれば、好みのドンピシャの位置で収められるのでは?
昨日は海岸には二人だけ同好の士がカメラを構えていた。ダイヤモンド富士でなくても澄み渡った夕陽に染まった西空と富士山のシルエットはそれだけで被写体になる格好の材料だけに、カメラを構えた人が居てもおかしくない。ちょうど干潮時だったので、海面から出た岩場に三脚を構えていた人もいたくらい。
そしてこの日、前日とはうってかわって大賑わい^^;
これは15分前に撮ったものだけれど、直前にはこの倍くらいの人が海岸に集まっていた。

というわけで、l天候にも恵まれて今年の春もとりあえず一枚撮ることが出来ました。

12秒後

太陽の縁が山頂にかかった頃を狙うか、半分の所を狙うか? で位置的には100~200m位のずれがあるのがこのあたり。そこまで厳密に計算してるわけじゃないし、ましてやその地点から富士山が拝めるかどうか、も微妙な土地柄。3月中であれば田んぼが広がっている区域で撮影できるので、そういう細かい計算をしてみるのも面白そうですけどね。
沈むダイヤモンドの場合だと、ある程度太陽が山に隠れてくれないと眩しすぎて富士山のシルエットがわからないので、今年の照が埼は丁度いい頃合いだったのかな、と思う。
ちなみに下は、二枚上の32秒前。なんとか富士山の稜線は視認可能。

これが46秒前。太陽の下部1/4位がかかってるが、これだと山頂の視認はかなり難しいかと。

ちなみに撮影はあえてフィルターなし、のD300sを使用。
200mmズームを目いっぱい使うかもしれなかったのでD750はこの日はお休み。
実際に使ったのは135mmと100mくらいでしたけど^^;
ファインダーを覗いていると太陽が確実に移動して山頂に隠れていく様を肉眼で見ることが出来る。その間、2分あるかないか、の短い時間だけれど、あぁこれも太陽系内の惑星の動きが作り出しているんだなぁ、と、そんなことをちょっとだけ感じることが出来る一瞬でした。
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- 2022/04/11(月) 20:23:22|
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