12/4(土)、キャラバンの修理で週末のジャンプが無くなったので・・・。
実家の手伝いの折、色づいた見事な銀杏の木があるのを発見。思いのほか撮影のチャンスが巡ってきたので20時過ぎに出撃。
案の定、強烈な外灯がすぐ傍に・・・・^^;
仕方がないので周囲を歩いて、少しでも外灯の影響が少なそうなところでオリオンや冬の大三角形を撮影。
この日は長時間露光がメインテーマ。とはいえ所詮街中星景なのでせいぜい10分がいいところかな、と。

22:24頃、600秒
AF-S Nikkor 24-120 F18, ISO200
実はこれ、現像ソフトで露光をプラスに補正したもの。
F18ってのはさすがにビビりすぎたようで^^;
この設定なら倍の20分でも大丈夫だったかも。
銀杏の木の手前にある外灯、22時頃にフッと消えた時にはびっくり。
私有地に近いところとはいえ一応は大きな道路沿いだから消えることはないかな、と諦めていた。
丁度帰り支度をしていたけれど、慌てて機材をもう一度引っ張り出して再撮影開始~
本日の一枚目。
実は東名沿いで富士山が大きく見えるところがあって、あそこなら高速を走る車の軌跡と合わせて撮れるかも、と思っていた場所に行ってみれば、そこはミカン畑なり・・・。さすがに無許可で入り込むのは拙いので、別の場所に移動。富士山と夏の大三角形を入れて撮ろうと思ったけど、この距離だとやっぱり富士山小さいのね・・・・・^^;
それと思った以上に空のかすみ具合が凄っ、さすが南関東の街中・・・。
なのでアングルをちょっと南に向けて木星メインで。

実はこの一枚、カスミの除去と明瞭度をおもいっきり上げてる。不自然にならないギリギリを見極めてようやくこれだけ。
原版なんてもう真っ白に近い。見た目星が沢山みえてるから「きれいな夜空だなぁ」なんて思ったけど、今更ながら。
その後お目当ての銀杏の木のたもとに行ってみれば、案の定、ナトリウム灯の強烈な洗礼。この周辺、散歩道も整備されているので、少しでも灯りの影響の少ない所を探してオリオン中心に撮影開始。
とりあえず24-120+ソフトフィルターで。

そしていよいよ長時間露光。こちらはf13の317秒。300秒で停めるつもりだったけど、レリーズのバルブ終了のスイッチの方向を間違えててなかなかシャッターが切れずに半端な時間になった^^;

そしてこちらは619秒。倍の露光時間なので絞りもf18まで絞ってみたけど、こんなに絞る必要なかったなぁ・・・。

実は一枚上の写真は現像ソフトで露出を上げてあり、オリジナルはこちら。
やっぱり暗すぎた。

レンズをTamronSP15-30に付け替えて、冬のダイヤモンド総取りで。

そしてこちらはf13の322秒。

続いてf18で606秒。あちゃー、暗すぎ。

Lightroomで露出あげてようやくこんなカンジ。
空のかすみ具合がかなり強いので、絞りを開けすぎると空が白くなりすぎてしまうので悩ましい所。
まぁ空がクリアな所で撮ればいいだけか?^^;

24-120でもSP15-30でもどちらも同じ条件で撮影して、星の色合いの出具合などを比較してみたかったけど、そもそもこれだけの空のかすみ具合だとレンズの違いなんてほとんど出ないんだな、というのが分かっただけでも収穫かな。
22時前、こんなとこで撤収しようかな、と思い、最後に外灯に照らされた銀杏の木を撮り片づけしていると、フッと周囲が暗くなった。アレっ、外灯消えた!
期待していなかった分、再びやる気モードを引き出して撮影再開。
まずは24-120+ソフトフィルター付けて。

f18で600秒(この頃にはレリーズ操作マスター!)
やっぱり暗すぎた。

なのでLightroomで露出補正したのがこちら。補正量を考えるとf13かそれ以下でもよかったみたい。

SP15-30に付け替えて。

そしてf18で604秒がこれ。

これ、実はテイク6。
テイク1:70秒後にVR切り忘れて
テイク2:133秒後、目の前車通過
テイク3::358秒、南から車、あまり影響なかった?
テイク4:196秒、道路北側から車、
テイク5:68秒後 目の前車通過
施設内とはいえ一応は公道脇なので車が通過することは織り込み済みだったけど、それまで10分に一回通るか通らないか、という頻度だったので、この時の”密ぶり”には参った^^;
これをLightroomでそれなりに明るくしてみたのがこちら。
撮って出しでコレよりも明るいくらいで、現像ソフトで少しマイナス補正するくらいがちょうどいいのかな、と思う。
もっともこの撮影データ、山行きの時にはそのままは使えないよな・・・・。

長時間露光といってもたかだか10分、まずはほんの入門編といったところかな。
諸先輩方の3600秒なんてまだまだ及びもしないけれど、そのくらいまでは目指してみたいと思う。
それと、ISOを上げて絞りを開けて撮影した一枚モノを比較明合成したのとは明らかに写り方が違うのはわかる。
これが空がクリアな所だともっと違いが出ただろうなぁ。特に比較明合成だと少し星が多すぎてうるさすぎる印象があるけれど、長時間露光だと微光星はそれなりに控えめに写ってくれるので、そのあたりも自分好み。
出は最後に、強烈な外灯に照らされた様子を。
後半の撮影は、左から銀杏の木の根元のあたりに延びて見える道(奥に続いている)の向こう側から撮影したものです。

さて、次の撮影はいつかな??
と思っていたら、キャラバンの修理が延びたようで、思いもよらぬ今週末??
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- 2021/12/05(日) 21:38:30|
- 天体
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