強風でジャンプが午前中でオシマイ。
となれば+プランB始動! といっても、夕暮れから。オリオンの出を狙って湘南平へ行ってきた。
18時半頃からリゲル/ベテルギウスが水平線から顔を出し始めて・・・、くらいだったので、18時過ぎに自宅出発、一枚目のシャッターを押したのは18:35でした。時間的にはばっちりだったけど、ここ湘南平からだとオリオンが出る方向は東南東=陸地の上なんですよね・・・。いつもの三ツ石海岸なら水平線上からのご登場なんだけど。
おまけに水平線(地平線)あたりは雲が出ていて、撮影中時折稲妻が光っているのが目に入ったくらい。
こりゃ、三ツ石でリベンジせよ、とのお達しなのかな??
というわけで、今回はSeriusCompやSequatorで比較明合成を中心に遊んでみた。
カシオペアを入れた15分間の様子。

テレビ塔の左側にはベガとデネブがそろい踏み。縦置き&24-120mmなのでぎりぎり収まっただけ。
横置きにして夏の大三角形入れて。こちらは5分弱なので地味な軌跡です^^;

時刻は19時。いかんいかん、金星が箱根連山に没するところを120mmで撮るんだった!
慌てて付け替えてなんとかギリギリ間に合った!

慌てたせいでピントもちょっとアマいですけど。
木星・土星。フォーマルハウトで。このあたりの眺めだと「秋の星座」感がまだ残ってますね。

時刻は19時半過ぎ。オリオンの姿が街灯りにまけずに視認出来る状態からインターバル撮影開始。4分余りの軌跡です。

実はこの一連の撮影前、5分間撮影でもう少し南側を撮っていた。
オリオン出てるのかなぁ、でも水平線上雲あるみたいだしなぁ・・・、
もう見えてもいい筈なんだけど、見えないってことは雲かなり出てるのかなぁ・・・・
などと考えながら無駄な60枚を量産してました、えぇ、カメラの方向がまずかっただけなんですけどね^^;
ちなみに、上の一枚はSeriusCompでの明合成。で、こちらがSequoatorでの明合成。
設定はほぼデフォルトのままだけど、Sequatorの方が街灯りの影響(光源の影響による処理)をそれなりにしてくれるのかな、と。

こちらは同じ元画像だけどSequatorでAutoBrightnessをONにして処理したもの。全体的に明るくなっているけれど、これを現像して露光を落としたら一枚上の画像よりもフラットに処理された感じになるのかも。

縦置きでも4分ほど。すばるを入れたくて。

50mm相当でオリオンをアップで。やっぱり4分間

焦点距離長くした分、インターバル短くしないといけないのに、それ忘れたから点々になってもうた^^;
4分=だいたい20枚ずつ。後での暇つぶし用に40枚ずつくらいは撮りたかったけど、見た目の澄んだ星空とは裏腹にやっぱり光害(もや)が強くて意気消沈したのと、この日の冷え込みが強く、寒さと格闘するほどの意思が薄かったせいもあいまって、妥協の産物でこの枚数になった次第。
20時過ぎに撤収、機材抱えて駐車場に戻る途中、レストハウスがクリスマス仕様になっているのが目に入った。既にクローズして展望台にも上がれないと思っていたが、イルミネーション期間(年内いっぱい)は21:30まで開いているらしい。
ふと思いついて展望台の西側に行ってみると、まだ夏の大三角形が低空で待ち構えてくれたので、速攻三脚出してとりあえず10枚。その明合成がこれ。うっすらと富士山も見えてます。

オマケの一枚。完全に観光客用のイルミネーションお飾り。手前にはベンチ、その1.5m手前にはスマホの置台、と至れり尽くせり。
ふと見るとイルミネーションの向こうにはオリオンがいるではないか!
無謀と思いつつ、何枚か設定変えて撮影してみた。
で、オリオンとすぐわかるのが唯一これ。

さすがにコイツと星とのコラボは無茶な所業でした^^;
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- 2021/12/01(水) 21:51:53|
- 天体
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