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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

また来シーズンに(大天井岳)-その1

11月アタマ(今年は10月末)の大天井(大天荘)行きが叶わなかったので11/14,15で燕山荘一泊で行ってきました。
名残を惜しむかのように大下りの頭まで出かけて、今シーズンのお別れをしてきたというわけ。

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蛙岩先から眺める大天井岳・槍ヶ岳方面

と書いたけど、蛙岩から先はトレースもなく、燕山荘到着も11時を過ぎていたためそこで断念。
「蛙岩コーヒー」を頂いて引き返してきました。
上の写真で見る通り登山道ははっきりと分かるけれど、ハイマツの脇は意外に雪が深い所も多く、ラッセルすると予想以上に時間がかかるので熟慮(もしなかったけど)の末、風をよけながらこの眺めを楽しんできました。

いつもの通り中房温泉のPで車中泊。出発も6時過ぎと遅かったけど、それ以上に歩くペース遅くって・・・。
燕山荘まで5時間以上かかったのはいつ以来だろ?^^;

登山口 6:15
第一ベンチ 6:57
第二ベンチ 7:32
第三ベンチ 8:06
富士見ベンチ 8:53
合戦小屋 9:36 9:58
燕山荘 11:34 12:08 
蛙岩 13:00 13:35
燕山荘 14:23

また来シーズンに(大天井岳)-その1はコレ
また来シーズンに(大天井岳)-その2(真っ赤な夜明け)はこちら
また来シーズンに(大天井岳)-その3(星空編)はこちら

余談ですが、燕山荘が今年100周年を迎えた。そのお祝いでグループの山荘の宿泊者には、100周年記念のバンダナがプレゼントされている。色は赤、青、茶の三種類あるけれど宿泊者はそれは選べないことになっている。100周年だから、というわけではないけど、今年3回目の宿泊で見事3種類全色ゲット、かぶることなく成就。
想像も出来ないくらいの多くの苦労があろうかと思うけれど、登山者の安全をいつも気にかけてくれる山小屋という存在に感謝。

事前の情報で三日前には登山口付近でも雪が舞ったとのこと。とはいえ、登りであれば山荘までアイゼンなどの滑り止めは無くても普通に歩けるだろうと思っていたけれど、第二ベンチ到着前から登山道が雪で埋もれているところが出てくるとは・・・。
見た目凍っているように見えるけど、はい、凍ってます^^。
20211114-001_8992.jpg

標高があがるにつれ気温の上昇&積雪が増えてくるので逆に歩きやすくなることは想像できたけど、今回はまさにその通りだった。とはいえ、「これ、下りは難儀するだろうなぁ」という中途半端な積雪量であることも確か。

所々はすっかり雪で覆われた登山道をツボ足で快調に登っていく。

・・・とはならなかった^^; 今回は大天荘ではなく燕山荘泊りであることも相まってなかなか歩くペースは上がらず。
まぁたまにはこんなのんびりペースで上るのも悪くない(負け惜しみ・・・)。富士見ベンチを超えると下の写真のような大天井岳の稜線が見えてくると、余計に気分はおおらかになってきて、そんなゆっくりペースにさらに拍車がかかってくる(苦笑)。
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合戦小屋の周囲はご覧の通りの積雪量。でも適度な圧雪路になってくるので歩きやすさという点では大歓迎。
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ここでばったりと大天荘のご主人の榊さんに遭遇。
小屋締めの予約を直前でキャンセルする羽目になった顛末を話してお互いニガ笑い^^;
三年連続での小屋締め泊&挨拶が出来なくて残念だったけど、この遭遇でそんな心残りも一気に晴れた感じ。

合戦小屋の先の急登の途中で、雪煙に覆われた槍ヶ岳が目に入る。さすがにあそこは猛烈な風に見舞われている様子。おそらく風速30m近いのでは?
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合戦沢の頭で上に羽織っていたジャケットを脱ぐために小休止。稜線に出てもこのあたりは思った以上に風がなく、また快晴の中の太陽光で体はポカポカ。手袋も上着も着込みすぎた感じ。

道標の脇で遠くに見える槍・大天井方面を見つめる相方。烈風吹きすさぶであろう稜線を見て何を思う!?^^
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今まであまり気にならなかったのが山荘右に見えるこの巨大な切り立った断崖絶壁。
喩えるなら「燕のエルキャピタン」!?
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たっぷり時間をかけて(!?)燕山荘に到着。ここ数日の好天で燕岳の雪(エビの尻尾)もすっかり落ちてしまったようだ。
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とりあえず受付を済ませ、相方は荷物を置いてサブザックに変えて、いざ大下りの頭へ向けて出発!
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蛙岩手前に到着。この先、蛙岩直前のあたりは吹き溜まりに溜まった雪が深く、深い所では1mくらい、胸まで埋まるほど。
そんな積雪量なのでトレースもいい加減なところについていて危なっかしいたらありゃしない・・・・。
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蛙岩の手前で3人連れとすれ違う。少し話を聞くと、この先トレースもないので引き返してきたという。様子をみつつラッセルも辞さない覚悟だったけど、ここまでの所要時間も少し多めにかかっていたこともあって、同じように引き返しかな、という思いが頭をよぎる。

そして蛙岩を過ぎたところでその先を映したのが冒頭の一枚。
もう何度もこのコースは通っているので、このくらいの積雪なら「正しい登山道(=むりやりハイマツの上にトレースをつけたりしない)」がどこにあるか、はだいたいわかるつもり。

とはいえ、ハイマツに囲まれた登山道が見分けがつかないくらいの積雪量の場合、場所によっては腿までのラッセルになることもある。そんな状況が数か所出てくるだけで所要時間も大幅に変わってきてしまう。大下りの頭まで行く目的は、出来るだけ近くで大天井・槍を見ながらコーヒーを飲む(!?)、ということなので、何も無理してそこまでいくこともないな、ということで相方と意見の一致をみたのである。

槍ヶ岳方面拡大。ここまでの稜線歩きもおそらく風速20ノットは越えていたかと(約10m、まだジャンプ出来る風だな、と思うと妙な安心感を抱いてしまう・・・)。が、こちらはうーん、ちょっと予想がつかない。
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遠くにうっすらとだけど富士山も見える。
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大天井、槍にかんぱーい!
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さて帰路のこの一枚。蛙岩のすぐ手前(北側=燕山荘側)の吹きだまり地点。写真右側にトレースがあるが、よく見れば木が岩の間から生えてきていて登山道でもなんでもない所。でっかい踏み抜きの底が見えないくらい。
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で、本来の登山道は?というと、相方のストックの向こうに見えている岩を右手に巻きながら、が正解。だれもここが正規の登山道だとは気が付かなかったみたいで、たっぷりと雪で覆われていたけど、右手で岩を掴みながら胸までうもってラッセルしていくと、手ごたえばっちり、無事、ラッセル貫通。変な所をラッセルしていくと、何よりも危険が多い、というのを痛感した次第(そう、行きはここ間違ったトレースをたどって通過しちゃったわけで^^;)

ここもそんな場所。雪に埋もれるのが嫌だから、とついハイマツに近い所を歩いてしまいがちになるけれど、正解はうさぎの足跡のあるあたり(ハイマツ帯から少し右に離れた所)。
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なので、膝上まで埋まりながらトレース付け直してきた^^;
(上の写真から振り返って撮影)
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ここもそうで、トレースは右側に出来ていたけど(これだとハイマツ踏みまくり)、正解は左側。きちんと登山道のある上を踏んでいけば、ハイマツ帯の上を歩くこともないし、なによりしっかりトレースがとれるため絶対に安全、なのだ。
20211114-017_9044.jpg

これがもっと積雪が増えて、人が歩いてもハイマツに届かないようなくらいであれば、まさにそれは「どこを歩いてもOKな一面銀世界」の醍醐味ともいえるけどね。その手前の状況ではやっぱり正規の登山道を意識してトレースをつけないと・・・。それが出来ないならば、素直に引き返すべし、と強く思った今回の散歩でした。

山荘に戻って、振り返って一枚。
少し雲はあれど、それが適度なアクセントになってくれるのが山上での写真撮影の楽しい所でもある。
20211114-018_9053.jpg

こんな日中の空模様であれば、星空撮影に否がおうにでも期待が高まってくるというもの。
が、夕食時刻(17:30)が迫るにしたがって上空が雲に覆われて、最初は槍が隠れてしまうかのように標高2800mあたりに天井が降りて来たかのように雲が立ち込めてきたとおもったら、30分もしないうちにガスが立ち込めてきて「なんも見えん」状態に。

夕食を終えて一段落した8時過ぎてもその状況は変わらず。
予報では未明あたりは晴れてきそうなので、月が沈む一時間ほど前(01:00)を目途に目覚ましセット。
まさに果報は寝て待て・・・・・・。

また来シーズンに(大天井岳)-その2(真っ赤な夜明け)につづく。
(この晩の星空編はその3までお待ちを)
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  1. 2021/11/17(水) 22:32:06|
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