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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

大天荘2020-その2

翌4日、雪が舞っている中、今シーズン最後の朝食を5人で摂る。
外を眺めるも風のせいで雪が舞っているのか、それとも降っているのか、は判別不能。時折薄日が差し込むタイミングがあったので、どうやらこの雪は風のせいかなと。 それでも昨晩からの降雪が多い所では50cm近く積もっている様子。

大下りの頭から。昨日は槍穂方面も綺麗に見えていたんだけどね。
20201104-102.jpg

新雪に脚を取られることの歩きにくさったらもう・・・・・。圧雪時の歩くリズムとは明らかに異なる歩行速度に、まぁこんなもんなんだろうなぁと思いつつ、燕山荘には*時かなぁ、と遅れがちな歩みに対して納得させるべく脳内フル回転って少し笑えた。

大天荘   7:46
切通分岐  8:23
大下りの頭 11:06
燕山荘   12:20
合戦小屋  13:06 13:25
富士見ベンチ 13:37  13:37
第三ベンチ 14:16   14:00
第二ベンチ      14:29
第一ベンチ 14:54  14:48
登山口   15:22   15:14

「大天荘2020-その1」はこちら。

朝食前。たまにこんな薄日が差すと、おぉって思うけれどそれも束の間。
20201104-001.jpg

朝食を終えて出発準備を整えていると、宿の猛者達が総出で切通まで踏みあとをつけてくれるという。彼らが戻ってきたら出発しよう、ということにしたけれど、この時一緒に出発していた方がよっぽど安全で楽しくなっただろうな、とちょっと後悔。

同宿の2名の男性は既に出発し、最後に宿を出発。従業員の方たちが玄関に総出で見送りにきてくれたのに感動。
小屋締めだけでなくせめてもう一回くらいは訪れたいと、心に誓ったのは去年もそう(苦笑)。

すぐ前を歩いているのは、相方が去年にここ大天荘で同宿になって少し話をした、という関西からのソロ登山者。聞くと一昨年も上高地で会っているのだという。全く不思議な縁です。この風雪状態でソロの彼女も少し不安になったらしく、同行を申し出られたので快く承諾、計3人での下山となった。
20201104-002.jpg

支配人の榊さん、こんな時でも食堂の窓を開けて手を振って見送ってくれたのです。
20201104-003.jpg

小屋を出て東側斜面に出ると強風と新雪の洗礼を浴びる。ホワイトアウトほどではないけれど、突風がくると踏みあとすらも見極めが難しくなってくる。小屋の人達が言っていたけど、30分もしないうちに踏みあときえちゃうだろうなぁ、と。
20201104-004.jpg

岩肌にはエビの尻尾も小ぶりながら成長。小ぶりなのはあまりの風の強さの故か・・・。
20201104-005.jpg

ちょっと迷ったのが300m標識を越えたあと。階段があってそこを下り左に折れてさらにトラバースをすることになるんだけど、相方の進路がやや迷った様子。少し待って風が収まった時に先が見通せるタイミングがあって、「ここだ!」と見えた先を進む。
本来の道の上と下を行ったり来たりして15分ほど道迷い^^;。この時思い出したのが、行きに300m標識を眺めた角度。その感覚からだいたいこちらの方角かな、と見極めることが出来たというわけ。もっとも最初に書いた、宿の方たちの踏みあと作りについていけば何事もなかったんだけど・・・。

おそらくこの300m標識あたりが一番雪が深い所だったようで、ここを超えると積雪量も少なくなり露出した岩肌が目立つようになってきた。その分風が強い、ということなんだけど。
20201104-006.jpg

切通の分岐を越えて第一関門突破。
喜作レリーフ像の手前の鎖のあるトラバース部に、6本爪アイゼンがかかっていたのを発見。一同「?」。
誰か落としていったのかなぁ。

この後は大下りにつながる稜線歩き。ここも西側をあることが多いけれど、一部東側に夏道が出来ていたりするので、降雪のせいで間違わないようにしないといけない。
20201104-007.jpg
昨日とはうってかわった稜線上の様子。東側斜面も雪がたっぷりこんもり。

大下りの頭に向けて稜線上を進んでいくと、前方に同宿だった単独の若い男性が立っていた。なんでも「ハイマツが倒れていて道がふさがっている」と(相方から聞いた話)。途中右下(つまり稜線の東側)にもう少し手前で降りていくのでは?と言われたそうな。
20201104-008.jpg
こちらも頭の中にどこかで東側を歩くことになるからそうなんだろうな、と深く考えもせず同調してしまったが、これがとんでもない誤りだった。むりやり斜面を下って道らしき道を探すも、もともとそこは低木帯なのでそんなものあるはずがない。多分30分くらいあちこち探してみたけど、見当たらない。いっぺん戻って仕切り直しした方がいいな、と思い始めた時に、同行の大阪女性の冷静な一言「戻ってみた方がいいんじゃないですか?」と。

再度登り返して、歩いてきた道をみている。
確かに前方にハイマツがあってその上を50cmくらいの積雪があって道を塞いでいるんだけど、そこまでの道は間違いないわけで、急にこんなに道がなくなるわけがない!

ははーん、そうか、と思い当たった。
これ、腰高のハイマツが両脇に茂っていてそれが登山道上に張り出しているんだな、と。
下を覗いてみると少し空洞が見える。手にしたストックで雪を叩き落として、さらに腿で雪の塊を崩して2mほど前進すると、あらま、その先に踏みあとのない雪に覆われた登山道らしきものが見えるじゃありませんか・・・・。

まぁね、こんなこともあるんだな、と。
迷い言に惑わされた自分が悪いわけでして・・・・^^;

このあとは順調に稜線上の西側をしばらく歩いて、そのあと東側に回り込んで夏道をあるき、急階段で相方が丸太に脚を滑らせて5mほど斜面を落っこちるアクシデントがあったけど(笑って済ませられる程度ね)、大下りの頭の鞍部に向けて歩き続ける。
20201104-009.jpg

丁度風もしのげるところで小休止。
ここで同行の女性には「ここからはもう大丈夫だろうから、先を急ぐのであればどうぞ」と。
またどこかで会えるであろうことを楽しみにいったんバイバイとなった。

結局、燕山荘まで4時間半・・・。途中30分ほどのロスがあったとはいえ、自身の脚も100%ではないとはいえ、いやぁ、想定のほぼMAX(ちょっとオーバー)ってのはなかなか強烈な体験でした。去年もかなり雪があったけど、降雪があったのがもう少し前で、しかもかなりの登山者により適度に圧雪されていたこともあって、歩きやすさはもう格段の差。これも冬山の一つといい勉強になった山行だった。

さて、最後の関門、合戦尾根の下り・・・・。
さすがにこいつは難儀しました。途中からはもう相方には「先に行ってて構わないから」と宣言。合戦小屋までは相当の積雪で岩による凹凸もかなり隠れていたのでまだ良かったけれど、そこから先は、岩や階段が出てくるたびに「よっこいしょ・・・」と。後続に下山者がいなかったのが救いとはねぇ・・・・・。

第二ベンチあたりまで降りてくると、麓の天気の良さが感じられるようになってきた。わずか一日ぶりの青空だけど、ずいぶんと眩しく見えたのを覚えている。
20201104-011.jpg

予定通りなら有明荘でひとっぷろ浴びるはずだったけれど、日帰り入浴は14:30までに入場しないといけない。燕山荘に着くころ(着く前からだけど)こりゃ無理だな、と思っていたけれど、下山後の風呂無しになったのがとても残念・・・。他に立ち寄るのもおっくうになってきて、結局そのまま高速を走って帰還。自宅の見附温泉(!?)でゆっくり体をいたわることになったとさ。

「大天荘2020-その1」に戻る。
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  1. 2020/11/14(土) 13:00:46|
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