FC2ブログ

セリノビル 竹の子菜の花 コーヒー豆・・・

季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

大天荘2020-その1

タイトルが「大天井岳・・」じゃないのは、そこに行ってないから(苦笑)。
あまりの強風で山頂は断念。小屋締めの最終日に訪問することが出来て何よりだったけど、予報はイマイチ、というより止めた方がいいのでは?と思えるような予報。登山者にとっては「なんでこんな予報なん!?」と恨み節の一言でもいいたくなるけれど、予報者だけは間違いなくガッツポーズしていたに違いない・・・。

11/3 お下りの頭から。
20201103-101.jpg

西(日本海側)からの風がとても強いのがこの写真からも見て取れると思う。
登山口のある中房温泉~燕山荘あたりまではガスに包まれて視界も余り利かず、まぁこれは予報通り。そして稜線に出るとガスも切れて、すっかり冬化粧した北アルプスが一望のもとに! こんな素晴らしい景色の中を稜線歩きできることに感謝しつつ、いや風強ぇぞこれ・・・・、と気を引き締め直すのであった。

もともと膝の具合に難があったので大天荘までの距離をどうやって持たせるか?ばかり気になっていたけれど、登りは思いのほか順調。それでもダブルストックをフルに使って出来るだけ足に負担掛けずに歩いたせいか、ペースはやはりゆっくりめ。もっともそれと予報の塩梅を勘案して5時前に登山口を出発する予定だったのが30分遅れになったのが無念。

中房登山口 5:23
第一ベンチ 6:01
第二ベンチ 6:38
第三ベンチ 7:15
富士見ベンチ 7:58
合戦小屋  8:34 
      8:51
燕山荘   10:07
      10:34

大下りの頭 11:39
切通分岐  13:39
大天荘   14:32

それと、この雪がつい最近降ったもので十分な圧雪になっていなかったこと。これがもう足を取られるのなんの・・・。これも予想以上に時間がかかった要因の一つ。もともとかなり余裕をもって、しかも1~2時間は遅れることは想定内だったけれど、想定内のMaxまで達するとはね・・・・。

最も難儀したのが切通分岐からの最後のトラバース道。
いやぁ、耐風姿勢をとったのはこれが初めてだったんじゃないかな? 吹き飛ばされるほどではなかったけれど、普通に歩くことが困難な状況で、わずか300m余りを突破するのに40分近くを要していた。冬山、なめちゃいけません。

「大天荘2020-その2」はこちら

いつものことながらベンチごとにパチリ。それを行き(11/3)と帰り(11/4)と並べてみた。
こちらが11/3.
20201103-001.jpg

こちらが翌11/4。
20201103-0022.jpg

11/3の晩はかなり麓まで雪が舞っていたことがわかる。

こちらが合戦小屋の両日の様子。もちろん右が11/4。たった一日でこれだけ景色がガラっと変わってしまうのがこの時期の山なのだ、ということがよくわかる。
20201103-002.jpg

合戦沢の頭に出ると、ようやく雲も薄くなってきて、時折青空がのぞいてくれるようになってきた。
20201103-003.jpg

でもまだすっきり晴れ間、というには至らず。ここはまだ夏道で、更に雪が降るとこの写真の左側にある稜線沿いを歩くようになる。
20201103-004.jpg
こういう雪をかぶった枝のトンネルの下を歩いていくのも気持ちがいい。

燕山荘直下まで上がってくるとようやくガスの屋根に到達したようで^^
20201103-005.jpg

燕岳。遠目にも爆風吹き荒れる、というのがありあり。
20201103-006.jpg

のんびりコーヒーを淹れている感じでもないので、小休止に留めて先を急ぐ。それにしてもこの壮大な眺めはこの時期ならでは。
20201103-008.jpg

蛙岩手前。西からの風は強いものの、立ち止まるほどではない。
20201103-009.jpg

この日は積雪量もさほど多くなく、快適とまではいかないけれど、まだまだ順調な稜線歩き。相変わらず右からの風は強いけど。
これを超えると冒頭の大下りの頭に到達。
20201103-010.jpg

冒頭の写真の大下りの頭からみた大天井岳方面。写真だとわかりづらいけれど、相変わらず稜線沿いは強風下にあることが見て取れた。この稜線突破が第二関門。
20201103-011.jpg

いったん稜線の東側を歩いて、その後再び西側に出るけれど、東側を歩いている時はジャケットを脱いで帽子やネックゲータを脱いでも大丈夫なほどのぽかぽか登山道。東側斜面は雪もなく、風もなく、初夏の山を歩いているような錯覚に陥るほど。でもひとたび西側に出ると一層の防寒が必須なほど。山のあっちとこっちでは季節がまるで違うのだ。
20201103-012.jpg

飛ばされずに残った雪、とおもいきや、もうカチカチに凍ってる。
20201103-013.jpg

喜作レリーフ象を過ぎて切通の分岐に到達。振り返ってみると稜線の東西での違いがくっきり!
20201103-014.jpg

さて、気を取り直して最後の難関のトラバース道。ここからの最初の200mは何度耐風姿勢で立ち止まったことか・・・。足元はさほど多くの雪に覆われているわけではないけれど、バランスを崩して吹き溜まりに足を突っ込むとあれれ、あっというまに4,50cmズボっ、なんてことも。
20201103-015.jpg
この残り300mのところでいったん折り返して少し上部に上る階段を通過するのだけれど、この時見た300m標識のアングルがなぜか記憶の中に残っていて、それが帰路の方向を間違わずに進めた一因になったとは。

ようやく到着。燕山荘から4時間・・・。これも冬山ならでは、かな、と。今回はほんとに勉強になった山行だった。
20201103-016.jpg

とりあえず槍穂の写真を、と、チェックインは相方に任せてまずは一望できる位置へ急ぐものの、既に日本海側からは予報通りの分厚い雲が押し寄せてきていた、がーん・・・。これ以降、槍穂の稜線は一度もその姿を見せてくれることはなかった。
20201103-017.jpg

一息ついて宿の美味しいコーヒーを頂きながら、徐々に視界が閉ざされていく外を漫然と眺めて過ごす・・・・。
20201103-018.jpg
写真だとわかりづらいけれど、常に雪煙が舞っている状態で、今夜の星撮影もほぼ絶望的かと。

小屋締め最後の晩は、夕食後にワインやケーキなどを振舞ってくれる、ささやかながらの小屋からのお礼の意味もあるのだそうだ。去年は宿泊者15名ほどが11時近くまで歓談していたけれど、この日の宿泊者は5名。コロナ対策もあって同宿者との会話も遠慮がちに。そんなこともあって、20時頃には皆寝床に引き上げていった。
20201103-019.jpg

おまけ。
切通分岐からの強風帯を抜ける一コマ。ここはまだ本当の強風通り道に入る前なので、相方もカメラを構える余裕があったみたいで^^
20201103-020.jpg

夜中の0時過ぎ、2時過ぎ、4時前と起きだして外の様子を見てみたけど、見えるのは白いガスのみ。
2時過ぎに見た時にわずかに雲間の向こうにぼぉっと輝く(ほぼ)満月を数秒間みたのが唯一の光。
早々に諦めて寝床にもどったのでした。

「大天荘2020-その2」へ続く


スポンサーサイト



  1. 2020/11/10(火) 21:43:37|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
<<大天荘2020-その2 | ホーム | 相模湾からカノープス>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://okbk2007.blog115.fc2.com/tb.php/1267-04f9de98
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BK

Author:BK
セリ、ノビルが好物のBKでございます。
あれこれ雑多な話題について気ままに綴ってます。

カレンダー

11 | 2020/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最近の記事

最近のコメント

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

counter

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

BKへメール

メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

RSSフィード