9/28、日が沈みあたりが徐々に闇に包まれる頃、
いやいや、ちっとも闇に包まれませんって。何せ頭上には月齢10.7の満月近いお月様が輝いているのですから^^
昼間、ロケハンしておいたボートの船着き場に向かったのは19時少し前。まだ薄明が残っていたけれど、ぐずぐずしていると木土コンビが稜線の陰にかくれてしまうかもしれないので。
18:47頃。なかなかの月明かりです。

全て1枚撮り。
「白駒池散策ーその1」はこちら
今回、もっともお気に入りの一枚。偶然の産物なんだけど、小舟が2艘とも入っていた方が構図的にいい感じみたいで。

じつはこれ、木土もいいし池面へのリフレクションも入れたかったり、24-120のレンズでなんとか両方収まってくれた、と思って安心したんだけど、実は小舟がすごくいいアクセントだった、って全然わからなくって・・^^;
池面へのリフレクションを主役にしてみた。

さすが標高2000mの八ヶ岳山中、満月の中でも天の川が目視できるってのは凄い。ちょっとだけ右に振ってみた。

さすがにこれ以上天の川をあぶりだすのは無理。でも、見た感じに近いのでこれで十分。
タムロンSP15-30に替えてみた。さすがに画角が広いと余裕。でもその分構図に工夫を凝らさないといけない、というのが身に沁みた一枚。

正面の白駒荘を入れて天の川めいっぱいいれてみた。目視だと気が付かなかったけど、飛行機やら人工衛星やらいろんなものが飛び交ってる。

煌々と輝きを放つ月と木土。

SNSの写真部でのお題の締め切りが今夜0時。何とか間に合ったぜ、とおもったものの、夏の大三角形を星景写真として納めるにはかなーりツライ状況・・・・。二枚上の縦構図の写真には、アルタイルだけが写っている状態。ここからさらに首がつらいくらいのけぞって見上げるとようやく三つそろい踏み、という状態。しかも縦構図だし^^;
ま、こんなんじゃしょうがないな、と諦めたんだけど、テントに戻ってからふと思いついて、すぐ脇の林の切れ目を覗いてみたら、ちょうど三角形が! 題して「森の中の大三角形」

課題の横構図ではあるけれど、これ、縦構図にしても成り立つからなぁ・・・・。
そんなこんなで20時半頃には第一部の撮影終了。このあとひと眠りして、月が沈んだあとの02時あたりから第二部へ。
・・・・
第二部、時刻は午前02:56。月は沈みあたりは真っ暗。周囲の灯りといえば対岸の白駒荘のそれだけ。
まずは「森の中のプレアデス星団」。先の写真と比べるとその暗さがわかるかと。

さかな(うお座)の口元? くじらの背中?で輝く火星。まもなく最接近。

オリオンと冬の大三角形。

この時刻だと金星も上がってきていたと思うけど、稜線との位置関係上、その姿は見えず。
SP15-30に切り替えて冬のダイヤモンド。後ろ玉フィルター装着は未。

アルデバランが欠けたか!?
黄道光とのXも撮りたかったけど、それにはもう少し池の右側に移動しないといけないんだけど、残念ながらそれは叶わず・・。
横構図で火星とオリオンを入れてみた。

再び24-120+ソフトフィルターでオリオンと冬の大三角形を。

テン場横で最後の一枚「森の中のカシオペア」。

撮影を終えたのは4:30。
久しぶりの山中での星撮影、堪能できました。
月明かりの中とはいえ、これだけの晴れ間に恵まれたのでヨシとしなくては。
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- 2020/10/05(月) 00:15:15|
- 天体
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