緊急事態宣言の解除が見えてきた今日この頃、あともう少し!
DZ再開に向けて気持ちを盛り上げていくために少しずつSkydivingからみのリハビリを・・・。
ということで、キャノピーのつくりについて勉強してみた。”つくり”といっても空力学的なことではなく、文字通りその作りをね。
どうやって??
分解、ってやつ。古くなったリザーブキャノピーをバラしてみた。
いわゆる「リバースエンジニアリング」ってやつですな(オオゲサ)。

以前にこの生地で作成したウインドブレーカーけれど、その残り生地の分解記(の一つ)です。
一番下がスタビ、その上がリブ(端)、Ravenのロゴがはげちゃってますけどね。
その上に内部のリブ、穴が開いているのがわかるかと。
下に敷いているのがボトムセル。
剥げかけたRavenのロゴをみて相棒が「アタシのはもっときれい」と言ってわざわざ取り出してきたのがこれ。

うん、確かに綺麗だ、新品みたい。
どちらも「開いて」=お世話になったことはないけれど、この差は何??^^;
ボトムセル。トップセルと全く形が同じかどうか、は不明。トップは既にウインドブレーカーに変身してます。

中央に縫い目が見えるけど、これはリブの縫い合わせ部分。折り目を付けて生地の端が露出しないように二列で縫い合わせている。
一つ上の写真の中央下の拡大部分がこれ。ぶった切ってるけど、そう、ここにラインが繋がっている。
ラインは直接生地に縫い付けられているのではなく、この白い(なんていうんだろ?)を連結部として繋がっている。

この縫い目がまぁ頑丈なコト!
赤いのが糸なんだけれど、コイツをはがすのには一苦労した。
幅2mmほどのギザギザの縫い目を裂くと、その下から直角方向の縫い目(写真では横方向)が現れてくる。マトリョーシカ風重ね縫い、てところか。
7セルのリザーブでABCDラインに加えてコントロールライン3分割、計40か所近い連結部があるけれど、ウインドブレーカー作成時に半分は縫い目をほどくことをせず、はさみでぶった切ってやったので実際には20か所ほど。それでも5か所もやると第一関節下の脇が痛くてもう大変・・・・。これだけで都合三日ほど費やした。
ここは、隣接するセルとリブの3か所が縫い合わされているところ。ここも相当しつこい縫い目で一苦労した。生地がもうこれだけ穴だらけなのをみれば、どんだけしつこく縫製されていたかわかろうか、というもの。

縫い目をほどいていると、その縫い方で力が加わる個所がわかるから面白い。
当然だけれど、ラインと生地の接合部や、リブとセルの接合点はものすごいテンションがかかるというのは想像に難くない。それが縫い目に現れている、というわけだ。
これは、セルとリブの接合部。

文章にするのは難しいかも・・・
セルにリブの縁から5mm位のところにまず一列縫って、その縫い目を隠すようにリブを折る(写真でいうと向こう側に折る)。次にリブのふちが隠れるように、最初の縫い目から10mm弱のところにもう一列。こうすることで片側には縫い目は1列しか見えなくなる。
さて、まだ完全に分解出来てないので、夜な夜な少しずつ取り掛かるとしますか。
実はこれ以外にも、役目を終えたメインキャノピー(24年モノ)と、最初に買ったコンテナ一式に入れていたリザーブの計2セットがあるのだ。県外お出かけ自粛によりまだ手元にはないけれど、当分これで遊べそうだ。
てかさ、DZ再開したらこれやってるヒマないんだろうけどね。
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- 2020/05/22(金) 21:30:04|
- スカイダイビング
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| トラックバック:0
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| コメント:3
私も自分のリザーブは使った事がないです(笑)
あっ!bkさんのを1回使いましたね💦どれだろう?(^-^;
- 2020/05/23(土) 11:26:28 |
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- whitebird #-
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whitebirdさん:
うーん、たぶんこれじゃなくて、クラブの事務所にある方かも^^
自分のは1回だけ使ったことあるなぁ、でもカットはゼロだけど^^;
- 2020/05/23(土) 14:42:54 |
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- BK #-
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