第二幕「赤土の大地編」のハイライトの一つ、月光下のアーチ群.
別名「夜のアーチズNP」^^;

いつの間にか撮られていた(苦笑)。photo by A.
まだ十分陽が明るい18時過ぎにデリケートアーチを辞していったんホテルに戻っ
た。そう、いったん戻って夜に再び出撃するために・・・。
2019アメリカ旅行-その1(TwinSisters)はこちら2019アメリカ旅行-その2(Mt.Ida)はこちら2019アメリカ旅行-その3(Mt.Evans)はこちら2019アメリカ旅行-その4(一路ユタへ)はこちら2019アメリカ旅行-その5(Arches NP)はこちら2019アメリカ旅行-その6(月光下のArches NP)はこれ
2019アメリカ旅行-その7(Arched NPからWendoverへ)はこちら2019アメリカ旅行-その8(BonnevillFlats)はこちら2019アメリカ旅行-その9(BayArea)はこちら2019アメリカ旅行-その10(おまけ)はこちら
★追記内にある写真は全てクリックで拡大表示できます★
ちなみに宿はここでもお馴染みのBestWesternPlus GreenWell。ここモアブには通りを挟んで2件のBWがある。よく間違えるお客が多いようで昨日のチェックイン時にも「あなたの予約は通りを挟んだキャニオンランズインよ」と言われている先客がいた。自分の番が来たときに「ここ、GreenWellですよね」といったら、ニヤっとした笑いを返してくれた。
この日の夕食はカレーとサラダでさっとすませ、先にシャワーも浴びてさっぱり。そうなると眠気が襲ってきて30分ほどベッドの上でゴロン、これが功を奏したようで、ちょっと予定より遅れたけど21時半ころに宿を出発。目指すはウインドウズセクションだ。
それにしても明るい!
満月の明るさはナイトジャンプで嫌というほど体験済だけれど、人工的な明かりのない荒野だと明るさが倍増しているかのような感覚だ。車を降りてトレイルを歩き始めたけど、懐中電灯は全く必要ないほど。さすがに岩陰に入ると足元を照らしたくなるけど。
ここウインドウセクションを選んだ理由は、ほぼ360度全方向にわたってアーチが眺められるから。満月が南から煌々と照らす中、東に二重橋、西にタレットアーチ、そして北にダブルアーチ、ということない配置なのだ。
まず向かったのがタレットアーチ。月夜にも関わらず眩しく輝いている木星を配置。いて座も入れたかったけど構図的に叶わず・・。

こちらはダブルアーチのある北東側。北斗七星がまもなくアーチに沈んでいきます。

ちょっと手抜きで20分ほど撮影したものを比較明合成。一枚撮りするには明るすぎるだろうなぁ。

少し北に振ってこちらも比較明合成。

時刻は23時半。このままここで夜更かししてもいいか、と思うくらい、この夜の撮影は楽しく感じる。こんなときキャンピングカーで来てたらな、と思う。駐車場には1台の大型のキャンピングカーが停まっていたが、ここアーチズNPでは駐車場でのオーバーナイトは禁止されていないようだ。これはちょっと意外だった。たいていのNP内では駐車場でのいわゆる車中泊は禁止されていると思ってたので。ヨセミテではレンジャーが見回りしているくらいだし(もっともヨセミテはクマも出没するし・・・)。
宿に戻って早々にベッドに入ってひと眠り。「3時に起きて夜明け前の星を撮影に行くけどどうする?」と相方に尋ねると、「起きたら行く」という返事。
・・・
3時間後、ほとんど期待しないで軽く起こしてみたらむくっと起きだしたがちょっと意外だった。あとで聞いたら、まぁこんな機会ほとんどないし、と珍しさも手伝っていたようだった。
再びゲートをくぐって園内に。これで3回目だ。今回のターゲットはバランスロック。見栄えのする方向から撮影したバランスロックの背後に冬のダイヤモンドが控えてくれる位置関係になるのだ。

フィルターあり。
レンズが28mmなのでダイヤモンドが入りきらないので、冬の大三角形にフォーカス。

「はい、動かないでじっとしてて」。僕らも一緒に撮影^^
縦構図でも撮ってみた。

レンズをタムロンSP15-30に変えて、冬のダイヤモンド全景入れてみる。フィルター無しだとやはりわかりづらくなるけど。

短いけど10分ほどのデータを比較明合成。

6:07、日の出ではなく月の入り。

月が傾いてきたころにはもう東の空がかなり明るくなってきた。
前日、いや前々日あたりだったら、満天の星空とご対面出来ていたかもね。
6:13、東の空がどんどん明るくなってきた。

さすがに日の出までは待てそうもないので、ここらで退散。
2019アメリカ旅行-その7(Arched NPからWendoverへ)へつづく。
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- 2019/10/03(木) 18:15:37|
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