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季節の変化を感じられるっていいですね。あれやこれやの雑記帳デス。

ヨセミテ国立公園周辺 旅行

2019America-その5(ArchesNP)

いつか来てみたい・・、と焦がれていたNPの一つ、アーチズNP。ようやく念願かなって訪れることが出来ました。
やっぱりトップはデリケートアーチかな、と思うものの、誰が撮っても同じような格好のいい一枚が撮れるのもまた特徴でもある。
なのでちょっとヒネってこんな一枚を採用。
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本日も快晴、今日はアーチズNPを一日たっぷり堪能する予定だ。

ユタ州には大地の芸術ともいうべきさまざまな風化作用による浸食で出来あがった特徴的な地形が沢山みられるところだけれど、ここアーチズもその一つ。名前の通り、浸食により薄くなってきた断崖に穴があいて広がっていったアーチ状の地形が沢山みられるところだ。とはいえ園内にはアーチだけでなく穴の開いていない断崖や奇岩もたくさん見ることが出来る。もっとも十年後にはアーチも崩れてしまうかもしれないし、また新たなアーチが形成されているかもしれない。人のレベルで測れる年月の間に変化が起こるかもしれない稀有なところであるともいえる。

こちらがエントランスのモニュメント。
背後の断崖と同色に彩られているのでうっかりすると見過ごしてしまうかも。公園自体は背後の崖の向こう側に広がっている。
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ビジターセンターの建物も景観を壊さないように配慮されたつくりになっている。既に8時を過ぎていたけれど、ゲートはまだ開いておらず、ビジターセンターで入園料$30を支払った。
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まず車を停めたのはここ、エントランスからもっとも近い見どころの一つであるパークアベニュー。まだ陽が低いため日向と日陰のコントラストが鮮やかだ。断崖に囲まれた中央にトレイルがつけられている。ここを降りてひとしきり中を歩いてみることにした。
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何度見てもこういったモニュメントには青空が似合う!突端に乗っている岩も来年来たらもうないかも!?
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見上げるだけでなく足元にも注意しているといろいろと面白いものが目に入ってくる。これなんかは水が流れた痕跡だろうけれど、かなり激しく長い間続かないとこんな紋様は残らない。アンテロープキャニオンのそれを思い出させてくれる。
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このあたり、薄赤茶色に染まった世界、ともいうべき光景で、普通に視線を前に向けていると色彩感覚がおかしくなったんじゃないか、と思うほどだ。たまに空を見上げてその感覚を修正してみたり、なんてことを繰り返していた。

まだ太陽が低いのでこんな一枚もクリアに撮れる。
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一時間ほどの散歩ののちに向かったのはバランスロック。絶妙なバランスで巨岩が載っているかのように見える、有名なポイントの一つ。午前の早い時間だと逆光になるので、あえてシルエットで狙ってみた。
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じつはこのバランスロック、見る位置を変えるとまるで別物になってしまうのだ。たいていの人は順光で記念写真を撮りたい、と思うわけで、じゃあ向こう側に回ろう、となるけれど、いざ回り込んでみるとそこには全然違う岩が鎮座しているじゃん、となる。反対側に回って撮ったのが下の一枚。
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ほとんどこけしといってもいいくらいの形状です。つまりは横に平べったい形をしているから、なんだけどね。
また、”バランス”と名前がついているけれど、よく見ればわかるように決して「載っている」わけではない。これも絶妙な浸食作用のおかげである。

ちなみにこの岩、思った以上に大きい。近くでみるとかなり巨大で高さは100mを越えているのでは、と思う。どのくらい大きいか、というと、指では測れず両腕が必要なほど・・・^^;
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近くにいた観光客のグループが、これを真似して写真を撮っている・・・
そんなに大きな声出さなくてもいいって・・・・

このあと向かったのがバランスロックからは車で5分ほどの至近距離にあるウインドウセクションと呼ばれるエリア。
ようやく「アーチ」とのご対面だ。こちらはタレットアーチ。人がマメ粒のような大きさでしか映っていない。アーチの大きさがよくわかると思う。
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ここアーチズNPでの記念撮影の定番ポーズとして、二人で両手でアーチ状に手をつないで、というのがあるらしい。せっかくなので相方とあれこれポーズを取って遊んでいたら、南米系の家族連れがいたくお気に召したようで、撮影した写真を見せて!とせがまれてしまった。普通なら誰かにシャッターを押してもらうんだろうけど、三脚・インターバル撮影という珍しいスタイルで撮影していたのも気になったらしい。写された複数の写真を見て随分と嬌声を上げていたのが印象的だった。私もやってみたい、なんて言ってたのかもしれないけど。

ここに限らないが、園内のポイントの駐車場は、規模に応じてそれなりの台数分が確保されているが、それでも十分とはいえないようだ。ここウインドウセクションは特にそれが顕著で、僕らはぐるっと回って二周目で運よくスペースが見つかって停められたの
はラッキーだった。聞けばやはり慢性的な駐車場不足は否めないらしいが、なかなか有効な手立てがないようだ。シャトルバスの導入も一つの手段だけど、今のところそういった計画は無いようだ。

このアーチの反対側には御覧の通りの二重橋さながらのアーチズが展開されている。
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少し角度を変えるとメガネのようにも見える、ということで「めがねSpectacles」とも呼ばれているらしい。
めがねアーチでもいいじゃん、って思ったけど、それじゃ日本語だよね。
やっぱり「二重橋」がいいな。
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二重橋の裏側に廻ってみた。裏側を通って駐車場に戻るトレイルが整備されているのだ。
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トレイルの途中で目にしたウチワサボテン。まだまだ小さいけれど珍しく群生していた。
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アーチはそうでもないけれど、こういった尖塔状の岩はシルエットもいい。
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駐車場を挟んで先ほどの二重橋と反対側にあるのがこれ、ダブルアーチ。
20190912-016.jpg
元が一か所で二方向に分かれているアーチ、という意味合いらしい。

見上げると迫力ある。もっともこの瞬間に崩れ落ちてこない保証はどこにもないとのこと。とはいえ、園内には真下に行けないようなアーチ(それこそ崩れるかもしれないから)もあるから、それに比べたらまだずっと安全。
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ダブルアーチ側から二重橋方面を望む(西方面)。星撮影したら楽しめそうな景観だ。
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駐車場に戻って昼食代わりにおにぎりを頬張ってしばし思案。時刻は12時過ぎ。とりあえず園内奥のデビルスガーデンエリアに寄ってみることした。

途中の道すがらも飽きることのない眺めが続いている。珍しい岩々が続くのでスピードを出しすぎる心配はないけど、余所見には十分気をつけねば・・・。

これはその途中にあるスカイラインアーチ。途中といってももうすぐ手前といっていいところ。ここのアーチは一晩で一気に崩落が進んで穴の大きさが数倍になったらしい。アーチは穴が開くまでは気が遠くなるような時間が必要だが、いったん開いてしまうと広がるのは早い、というのを端的に示すアーチだとか。
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デビルスガーデンも園内では最も有名なポイントに一つに挙げられるため、かなり広い駐車場にも関わらず空きはたまたま1台分見つけただけだった。もっともここは明日寄る予定なので、今日はスルー。

そして本日のメインであるデリケートアーチ、午前中は逆光になるので夕方~日没がねらい目、との宣伝文句、それを狙って午後3時過ぎに向かえばいいかな、と思ったが、一方では駐車場の空き状況も気になるところ。まだ1時半過ぎで時間的には早かったが向かうことにした。

デリケートアーチのポイントは二つある。一つはあまり歩かずに見られるポイント、だが当然ながら「小さく」しか見えない。もう一方は歩いてアーチの麓までいくポイント。もちろん後者のポイントへ行くべく駐車場へ向かった。
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意外にも駐車場には結構空きがある。どうやら朝と夕方のピークに挟まれた時間帯だったようで、今日初めて「どこ停めようか?」とちょっと迷ったほど(苦笑)。

出来るだけ陽が西に傾いてきてからお目にかかりたいな、という気持ちもあったけれど、それ以上に眠気が襲ってきた。相方もそんな感じで両者の思惑は一致。しばしの休憩タイム、ということになった。陽は眩しく雲もない天気だったけど、ちょっとした風が気持ち良い感じに吹いていて、車の窓を開けておけば車内にいても蒸し風呂状態になることはなかったのが幸いした。

駐車場からは、途中のトレイルやデリケートアーチのある場所まで見渡すことが出来る。なんとなくあのあたりにあるのかな? と目を凝らしてみると、どうやらそれらしきものが見て取れる。もちろん方角が違うのでお馴染みのあの姿ではないけれど、さて、どれだかわかります?(クリックすると拡大します)
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正解は、右から6番目のちょっと薄べったいヤツです。

この時期(9月)のユタ州はまだ夏時間のため、日没が遅い。だいたい19時過ぎなのだが、日没あたりまで粘っていると以降の行動にちょっと支障が出てしまう(その理由はのちほど)。現在の太陽の位置と駐車場から見えるデリケートアーチの面から考えて、日没までいたとしてもかなりの斜光にとどまるのでは、との感じが強いため、まだ3時前だったが出発することにした。

トレイルを歩きだすとすぐに現れるのが原住民の住居跡だった。舗装されたトレイルを進み、一枚岩の緩やかな斜面を進んでいく。
巷のガイドブックには、「目印のケルンを頼りに・・」とあるが、下の写真のような案内板がそこかしこに立っており、逆にケルンは一つも見当たらない。あとで見てしったのだが、「余計なケルンは置かないように」との注意書きがビジターセンターにも記されていた。ここは特に方角を間違えるととんでもないところにでてしまうため、全部撤去して代わりにこのような案内板を置いたのだと
か。
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左側が切り立った崖になったところが最終コーナー。ここを廻りこむと待望のデリケートアートとご対面、となる。
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ようこそ!
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アーチと反対側を望む。
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見ればみるほど不思議な所に不思議なモノが置かれているなぁ、という印象を受ける。他のアーチはなんとなくだがその生成の過程がイメージできるものが歩とんどだけど、ここまでぽつんとあるのはもう不思議とか奇妙を通り越してなにか神聖な感じすらしてくる。周囲はすっかりと削られて緩やかな斜面になっていてそれがあたかも観覧席であるかのように見えるのもまた面白い。

右手の谷を挟んだ反対側が、もう一つのビューポイントになるようだ。
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ではもう少しアップにしてお馴染みの姿を一枚。
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この角度から見ていて、アーチの麓に向かいながら仰ぎ見ていると、目の錯覚で、アーチがねじれている様に見えたから不思議だ。明らかに左が奥にある斜め配置なんだけど、それが上の方は左の方が手前に見えたりしたのだ。
(このアーチ、実はエッシャーの作品でした、とか・・)

真横から見たのがこれ。
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アーチの足元あたりから観覧席(^^)を仰ぎ見る。まさに自然が刻んだ観覧席。
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国内だと持参することも少なくなってしまったお絵かき帳。約1年ぶりに書いてみた(陰がお絵かき帳の上にかぶってしまい、少し黒い感じに見えてますが)。15分くらいで書き上げた作品(というほどのもんじゃない・・・^^;)。
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現在時刻と太陽の位置、方角を確認してみるが、夕方になればアーチを正面から太陽が照らしてくれる、というのは絶対にないことが判明。このデリケートアーチ、南北というよりは北東ー南西面に沿っているようで、このアーチを夕日が正面から照らすとすれば夏至の頃しかないんじゃないか?って気もする。もともとそんなに粘る気はなかったけれど、日没でも正面からは照らすことはないと判明したので後ろ髪を引かれることもなく戻ることが出来る。

これはアーチすぐ手前の最終コーナーに続いた壁にあいた穴。今は穴だけどこれが大きくなると「アーチ」と呼ばれるのかもしれない。この穴から覗いた一枚が本エントリー冒頭の写真。これと星空と絡めてみたいなぁ。
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帰路、RockArtPanelに寄り道してみた。文字通り岩絵。だけどトレイル上の案内板には「PETROGLYPHS」とある。意味は全然わからない・・・。こういうのに寄り道するのは帰り、と相場は決まっている。
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なんだろう?と思っていると、これか・・・。
20190912-033.jpg

原住民が描いたと思われる”岩絵”でした。それにしても、こんなところによく風化しないで残ってるもんだなぁ、と思う。
画かれてからさてどのくらいの年月が経過しているんだろ?

駐車場に戻ってきたのが18時。まだまだこれからトレイルに向かう人は多い。駐車場もいつの間にか満車になっていた。やはり日没狙いで訪れる人が多いのかな? 逆に日の出の様子も見てみたいと思うようになってきた(あぁ厄介^^;)。

このあとのプランを相方に示してとりあえずはこれで公園を後にして宿に戻ることにした。日没のパーク内も美しい所が沢山あるように思える。やっぱり二泊じゃ足りないって!

太陽の光に照らされた岩の表面はその表面の粗さとは異なり、輝くばかりの光沢を見せてくれることがある。では同じ光ではあるけれどまったく異なる月の光に浮かび上がったアーチ群も見てみたい・・・。ほぼ満月のため星撮影には向かないが、月明かりに浮かび上がったアーチ群というのも捨てがたい光景だ。これを狙いに、まずはいったん引き揚げ。

2019アメリカ旅行-その6(月光下のArches NP)へつづく。




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  1. 2019/10/01(火) 19:45:58|
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