平成最後(って巷にあふれてましたが)のエントリーに間に合わせようと^^;
4/28(日)、長野県安曇野市(なのかな? 簡単に言うと「燕岳」そば)にて非常に珍しい現象を目にすることが出来ました。
一つ一つをみれば年に数回は見られる現象だとか。それが一度に目にするのは非常に珍しいことらしい。
まずはこれ。日暈(ひがさ、にちうん、ハロ)。
これ自体はよく見られる光景。

それでも周囲がわりとくっきりと写っていて、しかも色も良く出ているのはちょっと珍しいかな・・・、くらいに思ってたんだけど、よぉくじっくりみると、うっすらとだけど、太陽を貫くように白い輪が出来ているのが見えます?太陽が指輪の宝石部分のように。
時間帯によってはもっとはっきり見えていた時もあったようなんですが、写真を撮っていた時には見落としていたんですよね。
画像は全てクリックで拡大表示します。
見落としていた理由はこれ。環水平アークが見事な大きさとクリアさで出ていたんですから!!

三者(日暈、幻日環、環水平アーク)そろい踏み。

いるかも口空けてびっくり^^
ここまでクリアに見えたのは初めて。しかも左端の方は枝分かれしているし(うっすらとですが)。

そして日没時。それまでは雲が立ち込めていて期待薄だったのが、日没20分前くらいから急に雲がはれてきたようで。
太陽の真横、左右両方に虹模様が出ているのが見えます?

おそらく外暈の一部かと思うけれど、さて・・・。
そして、水晶岳の北側に陽が沈み始めると、今度は光柱が立ち上がってきた。

これは太陽柱というもので、いわば太陽の虚像が空気中の水蒸気内部に映し出されているものだとか。
これがどんどん濃くなっていくからびっくり!

気温はマイナス7℃。その寒さを忘れるほど見とれてしまう光景でした。
翌日の長野版の新聞紙面には、県内各地で見られたこの珍しい現象が載っていました。
一つの時代の区切りにこういう自然現象に巡り合えたのも偶然とはいえ、なにか運命的なものを感じたくなるのは、やっぱり日本人だからなのかな。
この山行きについては、また別記事で。
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- 2019/04/30(火) 19:44:52|
- 山
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