豪華三部作(?)その2。
未明に目覚ましセットして階下に降り立ち、窓から外を覗いてみた。
全く期待せずにいたんだけど、なんとまばゆいばかりに輝いている金星が目に飛び込んで来たのだ!!!
大急ぎで二階に戻って道具を取って外に出てみると、そこには満天の星空と月明かりに照らされた白い衣装をまとった樹々が輝きを放っていた。

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年末も北横岳ーその1はこちら年末も北横岳ーその2はコレ
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ひしゃくから零れ落ちたのは無数の霧氷?

こんな構図で何枚撮ったかな?

これはヒュッテ手前の小路で、一番のお気に入りかな。向こうに見えているのは東の空。

振り返って反対側(西側)もいい眺め。

もう一回東側を振り返って・・・・、星座がわからんけど、不思議な曲線を形作っているなぁと。

この眺めをプレゼントしてくれたのが下弦の半月で、満月だと実はちょっと明るすぎなんだけど、その点でも丁度いい灯りをともしてくれていた。まさに思い描いていた光景で、もっと早く目覚まし掛けておけばよかった、と後悔することしきり。
とはいえ、マイナス17℃の中ではこれが限界だったかも。
ちょっと防寒対策が甘くて、一番ダメだったのがバッテリー。一時間半あまりの撮影で二つ目も半分を切ってしまったほど。
バッテリーを格納するところにカイロを貼り付けるなどして対策をいくつか考えていたんだけど、未明の撮影なら時間もさほど長くないので大丈夫だろうとタカをくくっていたのだ。やっぱりマイナス15を下回ると世界が違ってくる、というのはジャンプでも一緒だね。
日の出までまだ一時間以上ある5時半過ぎ。
東の空の地平線近くは徐々にオレンジ色に染まり始めてきたが、まだまだ星はたっぷりと見えている。その中でもひと際明るく輝いているのが金星。その斜め左下に明るく見えるのは木星?

この後も何枚か撮影をしたのだけれど、モニタを見ると星がうっすらとしか映っていなかったりしてあれれ?とおもいきや、ガスが出始めてきたようだった。見えたり隠れたりを繰り返していたけど、6時近くになるとこんな感じで見えているのは地平線近くのオレンジに光っている地平線間際だけ。これみたら日の出はもう無理だなぁ、と誰しも思うだろうなぁ・・・・。

ところがどっこい、ツキはまだ残っていたようで。
半月というツキだったのかな・・・・^^;
年末も北横岳ーその3に続く
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- 2018/12/31(月) 23:12:27|
- 山
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