本日はMommothにてテラスマウンテン鑑賞。

この最初の画像をどれにするか?
結構毎回悩んでるんだけど、まぁそれもブログ書きの楽しみの一つ。
決してガイドブックに載っているような一枚にはしたくないんでね。
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イエローストーン国立公園の北エントランスにある看板。奥に見えるのが石積みのアーチはここにしかない代物。

実はこの向きは、エントランスを出てガーディナーの街へ向かう方向。だから「Leave」とあるんです。朝一で太陽が背中にあることも一因だけれど、後ろのアーチと一緒に撮りたかったのでね。
ガーディナーの宿からエントランスまでは車で5分、そこからMommothのエリアまでは5マイルほど。道路からすぐ視界に入るあたありから名物のテラスマウンテンが広がっている。まずはLowerTerraceと呼ばれるエリアを散策。ここは木道が整備されていて歩いて周ることができる。

茶色っぽいところは湧き出した温泉が流れているところで、白いところは流れていなくて乾燥したところ。
流れが途切れるとそこから風化がすぐに進んでいくため、色合いや形がすぐに変わってしまうんだそう。
ここは湧き出た温泉が溜まっているところ。奥の白い部分はすっかり乾いてます。

ここが一番活動が活発なあたり。ちょっと触ってみたけれど、熱いです。

水に溶け込んだ石灰の成分が地上に湧き出て、そこから析出して固まって不思議な形を作り出すのだけれど、目を凝らしてみると表面はまぁ不思議な、というかかなりグロテスクな模様を映し出してます。
一応、ひととおり名前がつけられていて、なかには「CREOPATORA TERRACE」なんていうのもあったりする。
二時間ほど散策後、今度は車でUpperTerraceエリアへ。
一方通行の周遊路が整備されているけれど、のんびりと歩いて廻ってもいいかもしれない。
OrangeSpringMoundと呼ばれる、いうなれば石灰塚ってやつですか。

左隅に人が写ってますが、その巨大さがわかるでしょ。
左の隅からわずかに湯が湧いて流れていました。
こちらもアッパーテラスにあったMound。鍾乳洞にあるような上から垂れ下がった形で固まってます。ここはかなりの量が湧き出してましたね。

上の写真、道路から10mも離れていないところ。なので、こういったところには至るところに「Danger」の札が。

札は立てるけど、ロープ張ったりしないところがアメリカらしくて好きです。
Mommoth一帯をさっと見終えたあとは野生動物見学~。
Tower-RoosebeltからLammerValley方面へ足を延ばしてみることに。
Mommothを出てしばらく走ると草原地帯を抜けていくが、何やら遠目にもぞもぞとうごめく黒い塊を発見。
おぉ、バイソンの群れ! 近くの駐車場に車を止めて、人が集まっているあたりまで行ってみると・・・。
↓クリックして拡大して見て下さい。

やっぱり初見ってのは興奮するもんです。距離は100mくらいは離れていたと思うけど、数が多かったのでそれだけで迫力を感じましたね。
さらに車を走らせて、森の中のワインディング路を進んでいくと、突然前の車がスピードを緩めて停車。
??と思っていると、なんと、前方の道路にバイソンの群れ!!

ガイドブックで、「道路上にでてくることもあり、それが原因の渋滞も・・・」なんて記述を読んだけれど、こんな光景には滅多にあえるものじゃないかも!
バイソン超接近遭遇の興奮冷めやらぬ中、TowerFallを見学。
このあたりの渓谷はユニークな地形が広がっていて、これもその一つ。こんなふうに尖塔状に残った岩峰が、川沿いの崖にいくつも見られる。

いったんもどってTower-Roosebeltから北東エントランス方面へ向かうと、広大なエリアがLammer川に沿って広がっているあたりに出くわす。

このあたりはバイソン、エルクの群れが多いのだそう。よぉくみると、黒い塊がいくつか。そんな群れがいくつも見ることができる。

このあたりになるともうバイソンの群れを見ただけでは声を上げなくなってきた。だんだん当たり前の光景になってきた感あり(苦笑)。たまに見るから珍しく思えるんで、10分おきに目に入ったらそりゃ飽きてきますって。
さて、このあたりで引き返して、Mommothのもうひとつの名物、川の脇の温泉(?)へ出かけてみることに。
正式にはBoiledRiverというらしく、駐車場にはこんな立派な看板が立っている。
ただ、道路脇から駐車場は見えるけど、その入口には何の看板も立っていないので、知らない人が通ったら「ここなんだろね、釣り人のための駐車場かな?」くらいにしか思わないかもしれない。

場所は、北口ゲートとMommothの中間あたり。
で、その正体は、というと、脇を流れるGardiner川に、Mommothから湧き出た温泉が流れ込んできている、というもの。下の写真、右側がGardiner川で、左がアッツアツの熱水の川。Mommothからだけでなく、途中からも湧き出ているようで、ほんと熱い。じかにはいることは不可能。

ようは、湧き出た熱水と冷たい川の水が交わるあたりに適当に石を組んで囲いを作って、いいあんばいにして浸かってみましょ、というもの。結構な人出があってびっくり。ほとんど皆、ちゃんと水着を用意してきている。
靴を脱いで裸足になって入ってみたけれど、ちょうどいいあたりを見つければこれが結構きもちいい。足湯みたいなもんだといったら分かりやすいだろう。でも、下は川底で医師がゴツゴツしてるから、サンダルがないとちとつらいかも。
この日は予定していた行動はMommoth見学くらいで、あとはなんとなく思いつきで行動したってパターン。それも途中で動物見学のために車を止めたりして、その場その場で楽しみながら一日を過ごした感があった。こんな過ごし方はヨセミテではちょっとなかったなぁ、と。所変われば過ごし方も変わる、予定に追い立てられない過ごし方が出来るのもアメリカ国立公園の醍醐味の一つかもしれない。
そんな寄り道楽しの今日、腹減ったなぁ、といいつつ宿へ車を向ける。途中、こんな崖の脇を通るけど、崩れたりしないよなぁ、と結構ヒヤヒヤもん。

と、何やら脇に車が多く停まっていて、多くの人が崖の上を眺めている。今度は何とおもいきや・・・・。

ビッグホーンシープです。
総勢6頭の群れが現れてくれました。
クリックして拡大して探して見て下さい。簡単です。

では、本日のハイライト
、「バイソン、脇を闊歩する」の動画をどーぞ。*ここYSでは、クマは100ヤード、そのほかの動物は30ヤード以上離れて観察を、というルールがあります。みずから近づくような真似は決してしないこと。またこのように車に乗っていても、やたらにカメラのシャッターを響かせたりすると興奮して襲いかかってくることもあるそうです。いやほんと、おとなしく歩いてくれてヨカッタです(汗)。
Yellowstone&GrandTeton-その4へつづく。
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- 2017/09/27(水) 20:07:00|
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