さて、いよいよ今日から本格的に活動開始。
WestYellowstoneの宿を後にして、今日はOldFaithful近辺の間欠泉巡り~。

いきなりドカーンとぶちかましましたが、詳細は本文にて。
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イエローストーンといえば、最も有名なのが間欠泉。○×Geyser(**ガイザー)と名のついた間欠泉、温泉(湧泉)が至るところにあるけれど、最も多く集まっている区域がOldFaithful近辺だ。西ゲートから公園に入って14マイルでMadisonを経由して、まずはLowerGeyserBasinへ向かう。
Madisonのジャンクションを過ぎて道が左にカーブしたあたりを抜けると、一気に視界が開けて遠くに湯煙が上がっているのが目に入ってくる。一面に広がる草原のなかに白い煙が上がっている光景はなんとも不思議。

遠目にこんな景色を眺めながら車をすすめると、たまに脇に車を止めている光景にでくわす。こういう時はたいていどこかに野生動物がいて、それを見学していると思っていい。この時も二頭のバイソンがのんびりと食事を楽しんでいた。

車が多いと、これが一気に渋滞を引き起こす。イエローストーン名物の「バイソン・エルク渋滞」ってやつ。
まずはFountainPaintPotに立ち寄ってあたりをぐるっと一回り。地味ではあるけれど、結構間近で吹き出している様子を見ることができる。ここは有名な観光ポイントなので駐車場も大混雑。このあたりも記念撮影の人でいっぱい。

次に立ち寄ったのがMidwayGeyserBasin。ここには有名なグランドプリズマティックスプリングがある。エメラルドブルーの温泉と、バクテリアによる黄色、オレンジ、ブラウンのコントラストが見事なところ。

とはいうけど、見学路の木道からじゃその素晴らしさはよくわからない。これ、どこか高いところが見れたらいいのにね、なんて言っていたら、その正面の小高い丘に展望台らしきものが見えるではないか! さっそく車を移動させて、20分ほど川沿いに歩いて展望台に着くと、思ったとおり、彩色豊かな泉が目に飛び込んできた。

ドローンかなんか飛ばして撮影したらきれいだろうな、と思うのは昨今なら当然か。が、ここではUnmanned、つまりドローンのような飛行隊を用いての撮影は御法度になっている。万が一落下したら回収もままならないし、バクテリアへの影響もあって、この色合いはいっぺんに失われてしまうとのこと。
と、その展望台に行く途中にもこんなきれいな泉(温泉?)がある。(日本で売っている)ガイドブックに載っていない穴場もたくさんあるのだ。

続いてお隣にあるBiscuitBisinへ。ここは鮮やかなブルーで有名なサファイアプールというのがあるが、あいにくの空模様だったせいか、その鮮やかな色合いが今ひとつ。それより惹かれたのがこっち。今にも吹き出しそうな湯沸し状態にあるのが気になっていたけど、周回の木道を歩いている時に突如噴出が始ったのにはびっくり。脇を歩いていたら熱水をかぶっていたかも!?

このあと、最も有名なオールドフェイスフルへ向かい、OldFaithfulGeyserの見物。ここは規則的な噴出で、しかも1時間程度おきに発生するので、見学するにはとても見やすい、かつ規模が大きい。到着して20分後くらいに始まったのがこれ。

あらかじめ噴出予定時刻がホテルのロビーやビジターセンターに掲示されているおかげで、見物人もいっぱい。

この噴出を見たあとコーヒータイムでしばし休憩し、今度はその周囲に散財している間欠泉や温泉を見物。
小規模だけど、常に湯沸し状態。こんなのを見ていても飽きないのが不思議。周囲の茶色はバクテリアによるものだそうだ。

時折溢れ出したりもする。

EAR Springって、耳の形に似ているから?? とにかく数が多いから、名前を付けるのが大変だったと思うけど、だんだんいい加減になってきてるな、間違いない^^

遠目には噴出が始まったOldFaithfulGeyser。さっきより少し勢いがいいかな?ちょうど反対側から見ている感じになる。

そしてこれが今回最大の目玉、BeehiveGeyser。噴出の周期が10時間~14日と書かれている、気まぐれな間欠泉のひとつ。これが掲載されているガイドブックは少ないんじゃないかな。なんでも左にある小さな穴から吹き出しは、それが本命である右の間欠泉からの噴出の予告だとかなんとか。

全てではないけれど、このような説明の看板がある。これを見ながらいろいろ歩いてみるのも楽しい。

なんとなく、ほんとなんとなくその場で時間つぶしのように、ちょろちょろと吹き出る左の噴水を眺めつつ、たっていながらも眠気を覚えてきて、「もういっか、そろそろここから引きあげよう」とつぶやいたものの、相方はもう少し待ってみると。もうこちらはほとんど立ち寝状態でいたところ、なにやら周囲のざわめきをハッと目を覚ましてみると、
うわっ、キタ!

最初は1、2mくらいの規模のものが、どんどん勢いを増して、推定20m以上の大噴出が始まったのだ!
このMaxが冒頭の写真というわけ。
とにかくすごい迫力。なんたってすぐ目の前で、これだけの規模の噴出なのだ。前述のOldFaithfulGeyserは50m以上離れたところからの見物だったから。それと比べると、高さでも遜色ない噴出が目の前数メートルで起こっているわけだから。
今回の旅行で一番声を上げた瞬間だったかも。
噴出口の勢いも凄まじいもの。

ここはカメラはもちろんだけど、ビデオもあったほうがいいかな、と思っていたけど、このD300にも動画撮影機能があることを思い出し、練習していた甲斐あった。その様子をちょっと収めたので、
映像でもどうぞ。こんなふうにホテルのフロントには主だった間欠泉の噴出予定時刻が表示されている。

次回はこの間欠泉と星空撮影してみたいもんです。
今日回ったのはこの地図の右側のほんの一部に過ぎない。ただ歩くだけなら2時間もあればぐるりと一周できるけど、一つ一つのGeyserの説明書を読んでみたり、気長に噴出を待ってみたり、そばのベンチに腰を下ろしてのんびりと小さな噴出を眺めたりしてゆっくり過ごすのもいいかな、と思う。この日の時点では一日予備日を設けているので是非再訪してみたい。

ここから北上して、Norrisを経由してMammothへ向かう。Norris-Mommoth間は24マイス(34km)ほどだが、この道路、なんと今日のよる10時から全面通行止めとなって道路補修工事を行うんだそうな。再びここへ来るには、Canyonを経由したいわば四角形の三辺を通らないといけないけど、それは多分四日後までなさそうだな。
今日から宿はMommothの北ゲートを出た先のガーディナーという町のBestWesternだ。ここには4泊お世話になる。

そのすぐ隣にあるレストラン。ここでビュッフェ式の朝食を取ることができる。

宿代にここでの朝食込で一泊えーと税込で$289だったっけな^^; そうイエローストーン近辺の宿は高いんです。
まぁ仕方ないか。
この日の晩、とてもよく晴れ渡ってくれて、駐車場脇のちょっとした暗がりで星空撮影。
それでも結構街中の灯りが目立ってしまったけど、これならMommothあたりにいけばかなりの暗い夜空が期待できそう。
明日の晩はMommothでの星空撮影にチャレンジだ。
YellowStone & Grand Teton-その3へ続く
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- 2017/09/25(月) 22:12:35|
- 旅行(海外)
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