残雪の尾瀬・星空編。
定番とも言える、月灯りに照らされた燧ヶ岳と雪原。

時刻は20時半頃。写真右上方から、かなり明るくなった半月の光が煌々と尾瀬ヶ原を照らしています。
お月さんとは反対方向なので、これだけの星が写ってくれたのかと。
露出がちょっと長めなので、やっぱり星が線になっちゃいますね。
次回は赤道儀で^^;
拠水林を照らす月。

これだけ明るく照らされているなら、そいつを撮ってみようか、と。
月はシャープに写したいけど、枝の合間にも星を写し込みたい・・・・、相反する欲求に悶々とするだけ^^;
これ、露出時間は結構短いんですが、肉眼で見える明るさとほぼ同じくらいに仕上げてみました。
ライトがなくてもちゃんと歩けるくらい、でしたね。

枝と星とを両方共シャープに写すのはやはり無理なのかなぁ。

こちらは至仏山側。この位の位置にお月さんが鎮座してました。

一眠りして、月がすっかり沈んだ頃合を見計らって、午前2時半頃。
上の写真とほぼ同じアングル。月灯りのない尾瀬の雪原もまた幻想的な雰囲気に包まれていました。

翌日になって、「あ、同じ露出時間で撮っておけば良かったな」と後悔するも、既に遅し。
龍宮小屋の屋根を一部いれて東の空。

天の川も肉眼でうっすらと視認できるほど。

縦構図で天の川。

やっぱりD300だとここいらが限界なのかな。
もっと露出時間を短くしてできるだけ軌跡にならないようにしてみたいけど。
3時半過ぎ。気がつくとうっすらと薄明が訪れているような感じがしたので、試しにとってみると、その違いは一目瞭然。
日の出1時間前だけれど、この時期は明るくなるのがとても早い。
こちらは北側(燧ヶ岳方面)

こちらは南側(至仏山側)

あと小一時間も粘れば日の出の時刻だけれど、尾瀬でこれだけ星空が見えたことにすっかり満足してしまい、これにて撤収。ま、いつもの通り、翌日に撮った写真をしげしげと眺めるとはぁ、とため息つくばかり。
山ノ鼻(もしくは鳩待峠)を未明に出発して、至仏山山頂で星空撮影して、そのまま日の出を迎えて、尾瀬の雪原と燧ケ岳と日の出を入れてみたら素敵な一枚になりそうだな、などと考えてみたりするも、この日のような絶好のコンディションなんて、そうそう機会はないだろうな。でも、頭に描いた一枚を手に入れるには、相応の忍耐と根性が必要なのも確か。今から一年後が楽しみだ。
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- 2017/05/24(水) 20:23:36|
- 山
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