2月初旬、夏銀河が水平線から立ち昇ってくる季節、で新月期と祝日、おまけに好天と条件が揃えば出かけない手はない。今年初の三ツ石での撮影と相成りました。細い月がアクセントになれば、と1,2日前の出撃を目論んでいたけれど、諸般の都合でこの日2/11未明の出撃となったけれど、結果的にはこの日が天候にも恵まれていたようで。
撮影開始は03:17。この日はD750+24-120とD300s+SP15-30という、ペルセウス流星群以来の2台体制。
ソフトフィルターを利かしてサソリを強調しつつ夏銀河到来を楽しむのと、タムロンSP15-30の画角の広さでAPCサイズをカバーしつつ、後半はD750との組み合わせて繊細な天の川を映し撮ろうという魂胆。が、さっそくやっちまった、フィルターを取り出してみたら随分黒いし、??と確認したらなんとNDフィルター・・・。いきなりおおきなため息とともに本日の撮影は始まったのである。
三ツ石の沖に立ち昇る夏銀河

この一枚、あと2秒シャッターが下りるのが早かったら、かなり明るい流星、いや火球クラスのヤツを捉えてたのでは?と。中央やや下にうっすらとしたスジが写っているけれど、それがその痕跡。目視していてかなり明るかったので、思わずアッと声を上げたのとほぼ同時にシャッターが落ちる音がしたような感じだったけど、タッチの差で逃したかぁ・・・・。
そんな条件の良い日だったので、同好の士がいるだろうな、と思ってはいたけれど、予想以上の人出(とはいえメジャーな撮影地のような混雑は皆無だけどね)。海岸に降りる途中の踊り場を過ぎたところで最初の撮影者に遭遇。挨拶を交わして通り過ぎたらン間の脇に2台のカメラが設置してあるのが目に入り、思わず「あ、すいません、撮影中でしたか?」と声をかけると、「いえ、大丈夫ですから」と気を使って頂いた返事が返ってきた。後でわかったことだが、この方、某SNSでもコメントの交流をしたことのある方だったのでびっくり! まぁこんなこともあるもんです。
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- 2021/02/12(金) 20:33:50|
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